不登校児童生徒支援事業

更新日:2024年02月08日

ページID: 2347

つくば市の不登校に関する情報をお知らせします。

つくば市の不登校に関する児童生徒支援の在り方

つくば市は、子どもたちに、一人ひとりの個性が受容され幸せな人生を送りながら、持続可能な社会の実現に向けて行動できる力を獲得してほしいと願い、つくば市教育大綱を令和2年(2020年)3月に策定しました。

この教育大綱を基に、目指す学校の在り方や不登校に関する児童生徒への支援策などをまとめた「つくば市の不登校に関する児童生徒支援の在り方」を令和5年(2023年)3月に策定しました。不登校は問題行動ではないという認識の下、学校に登校することのみを目標にするのではなく、社会的自立に向けた力を育み、一人ひとりが幸せな人生を送ることができるように、児童生徒の視点に立って様々な支援をしていきます。

不登校に関する相談

不登校に関する悩みや支援について、一人で抱えず気軽に相談してください。

不登校に関する相談一覧
相談窓口 内容 電話番号 受付日 受付時間
教育相談センター
  • 不登校や学校に行きたがらないなど、教育上生じるさまざまなことについて専門の教育相談員が対応します。
  • 面談での相談を希望される方は、まずはお電話で相談日時を予約してください。
029-866-2211 月曜日から金曜日(注釈1) 9時から
16時30分まで
各学校
  • お子様が学校に行きたがらないときや、スクールカウンセラーに相談したいときなどは、学校にお声がけください。
  • 担任の先生、学年主任の先生、生徒指導の先生、教頭先生など、学校には相談できる先生がたくさんいます。
  月曜日から金曜日(注釈2) 8時15分から
16時30分まで
学び推進課 公設不登校児童生徒支援施設(ここにこ広場)の利用申込みをしたい場合はご連絡ください。 029-883-1111 月曜日から金曜日(注釈1) 8時30分から
17時15分まで
  1. 注釈:祝日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)を除く。
  2. 注釈:祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで)及び学校閉庁日を除く。

公設施設での支援

公設施設とは、つくば市が設置した施設で、市内に居住し、在籍する小中学校に登校できていない児童生徒に対し、多様な学びの機会や心穏やかに過ごせる居場所、自己肯定感や社会性を育む体験活動等を提供するために運営しています。  

不登校に関する児童生徒を支援するつくば市の公設施設

ここにこ広場

つくば市が設置し、運営を民間事業者に委託している施設です。

  • 所在地:つくば市研究学園5-12-10 研究学園スクウェアビル1階
  • 運営事業者:株式会社トライグループ
  • 利用可能時間:月曜日、火曜日、木曜日、金曜日の午前9時30分から午後3時まで
入所までの流れ
  1. 体験利用申込書をつくば市学び推進課またはここにこ広場に提出する。
  2. ここにこ広場からの連絡により、面談、見学の日程調整を行う。
  3. 入所する(入所可能である)場合、入所申込書をつくば市学び推進課またはここにこ広場に提出する。

(注意)施設の定員が埋まっている場合は、入所をお待ちいただくことがあります。

問合せ先

申込みに関する内容は、つくば市学び推進課(電話:029-883-1111)にお問い合わせください。

つくしの広場

つくば市が設置、運営を行う施設です。

  • 所在地:つくば市沼田40-2(教育相談センター内)
  • 運営事業者:つくば市
  • 利用可能時間:月曜日、木曜日、金曜日の午前9時30分から午後2時30分まで
    火曜日の午前10時30分から午後2時30分まで
問合せ先

面談予約や、施設の様子や活動内容などについては、つくば市教育相談センター(電話:029-866-2211)にお問い合わせください。

民間の不登校児童生徒支援施設の利用者及び運営者への補助事業

 

運営者への補助事業
概要

つくば市内に設置された不登校児童生徒を支援するフリースクール等の民間施設が行う、不登校児童生徒への学習支援や居場所の提供を支援するため、民間支援施設運営者に対して、児童生徒の支援体制整備及び運営に係る経費を支援します。
 

以下の①から③の額を比較して、最も少ない額を補助します。なお、利用者が5人未満の月については、事業に要する経費は補助対象経費としません。
詳しくはつくば市民間不登校児童生徒支援施設事業費補助金交付要綱をご確認ください。
①補助対象経費の2分の1の額
②補助対象経費から利用料等を控除した額
③要綱の別表により算出した額

 

補助条件対象施設の条件(例)

ア 月曜日から金曜日までのうち、週3日以上開所すること。
イ 学校の課業時間内であるおおむね午前8時から午後5時までの間で4時間以上施設を開所し、学習支援又は居場所の提供を行うこと。
ウ 不登校児童生徒に対する相談及び指導に関し、深い理解、知識又は経験を有し、それを活動の主たる目的としていること。
など
詳細は、つくば市民間不登校児童生徒支援施設事業費補助金交付要綱第3条(4)をご確認ください。

 

申請手順

(1)要綱及び様式をダウンロードしてください。要綱及び提出書類の項目にあります)。
(2)要綱第3条(4)に掲げる民間不登校児童生徒支援施設要件を確認してください。要件を満たさない場合、補助金の対象外となります。
(3)以下の書類を作成又は取得し、「いばらき電子申請・届出サービス」にて提出してください。
1 交付申請書(様式第1号)
2 施設概要(様式第1号別紙1)
3 事業計画書(様式第1号別紙2)
4 収支予算書(様式第1号別紙3)
5 別表の加算額申請表(様式第1号別紙4)
6 法人の定款(個人の場合は、開業届出書の写しその他の事業の内容が分かる書類)
7 つくば市以外の団体から得る補助予定額が分かる書類
8 交付見込額算出シート

提出書類のご確認には【施設補助】提出書類チェック表(PDFファイル:121.4KB)をご活用ください。また、申請、交付決定、請求の流れに関しましては、【施設補助】補助金申請フロー(PDFファイル:112.1KB)をご参照ください。

なお、申立書(様式第1号別紙5)及び市税の滞納がないことを証する書類、その他加算の適用に必要となる書類等については、原本を学び推進課に郵送又は持参にてご提出ください。

提出先:〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
つくば市役所教育局学び推進課 宛て

 

申請期限

①令和5年4月1日以降、かつ、申請日以前の経費も補助対象経費に含める場合
(令和5年度における補助金の申請期間の特例※要綱附則2をご参照ください。)
申請期限:令和5年8月3日(月曜日)

②申請日以後の経費のみ補助対象経費とする場合
申請期限:令和5年8月4日(火曜日)から令和6年2月29日(木曜日)までの日であって、かつ、事業着手予定日の前日

例1)令和5年6月10日に事業を開始した場合
ⅰ)令和5年7月28日に申請…申請期限①
対象経費:令和5年6月10日分以降
ⅱ)令和5年8月4日に申請…申請期限②
対象経費:令和5年8月4日分以降
※申請日以前の経費は、補助対象経費に含めることはできません。

例2)令和5年11月1日に事業を開始する場合
ⅰ)令和5年10月25日に申請…申請期限②
対象経費:令和5年11月1日分以降
ⅱ)令和5年12月1日に申請…申請期限②
対象経費:令和5年12月1日分以降
※申請日以前の経費は、補助対象経費に含めることはできません。

 

要綱及び提出書類

つくば市民間不登校児童生徒支援施設事業費補助金交付要綱(PDFファイル:159.5KB)
つくば市民間不登校児童生徒支援施設事業費補助金Q&A(PDFファイル:210.9KB)
交付申請書(様式第1号及び別紙1~5)(Wordファイル:38.8KB)
交付見込額算出シート(Excelファイル:24.4KB)
出席状況報告書(様式第3号)(Wordファイル:29.4KB)
施設利用状況報告書(様式第4号)(Wordファイル:27.6KB)
概算払請求書(様式第5号)(Wordファイル:26.5KB)
変更・中止・廃止申請書(様式第6号)(Wordファイル:26.2KB)
実績報告書(様式第8号及び別紙1~3)(Wordファイル:33.8KB)
補助金交付請求書(様式第10号)(Wordファイル:27KB)

 

 

利用者への補助事業
概要

不登校児童生徒が、不登校児童生徒を支援する民間施設に通所して支援を受ける際に生じる保護者の経済的負担を軽減し、児童生徒の社会において自立的に生きる基礎を培うための選択肢の充実を図るため、不登校児童生徒支援施設の利用料を補助します。

 

以下の①と②を比較して、少ない額を補助します。
詳しくは、つくば市民間不登校児童生徒支援施設利用者支援交付金交付規則をご確認ください。
①民間不登校児童生徒支援施設の月額利用料(年会費、テキスト購入費、体験活動費用、施設までの交通費等は含みません。)
②20,000円

交付対象者の条件

不登校児童生徒の保護者で、次のいずれにも該当する方を対象とします。
ア つくば市の住民基本台帳法の規定に基づく住民基本台帳に記録され、かつ、つくば市に居住していること。
イ 市税の滞納がないこと。

 

対象施設の条件(例)

ア 月曜日から金曜日までのうち、週3日以上開所すること。
イ 学校の課業時間内であるおおむね午前8時から午後5時までの間で4時間以上施設を開所し、学習支援又は居場所の提供を行うこと。
ウ 不登校児童生徒に対する相談及び指導に関し、深い理解、知識又は経験を有していること。
など
詳細は、つくば市民間不登校児童生徒支援施設利用者支援交付金交付規則第3条(4)をご確認ください。

申請手順

(1)規則及び様式をダウンロードしてください。(規則及び様式の項目にあります)。
(2)規則第4条に掲げる交付対象者の要件を確認してください。要件を満たさない場合、交付金の対象外となります。
(3)以下の書類を作成、準備の上、郵送又は持参にて学び推進課に原本をご提出ください。
1 不登校利用者支援交付金交付申請書兼請求書(様式第1号)
2 不登校児童生徒及びその保護者の住民票の写し※1
3 市税の滞納がないことを証する書類(保護者全員分)※1
4 不登校利用者支援交付金に係る申立書(様式第2号)※2
5 交付対象経費の領収書の写しその他の交付対象経費の支払いを証する書類
6 つくば市以外の団体から得る補助予定額を証する書類(つくば市以外の団体から補助金等を得る場合に限る。)
※1 様式1において、つくば市備付けの公簿により確認することに同意された場合は、提出不要です。ただし、つくば市で確認することができない場合には、書類のご提出をお願いします。
※2 利用する施設の代表者の方が記入したものに限ります。

提出先:〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
つくば市役所教育局学び推進課 宛て

申請期限

(1) 4月から7月までの利用料に係る申請…8月1日から11月30日まで※
※令和5年度に限り、11月30日まで申請を受け付けます。
(2) 8月から11月までの利用料に係る申請…12月1日から12月28日まで
(3) 12月から3月までの利用料に係る申請…3月1日から3月31日まで
※申請の対象となる期間は、令和5年4月1日以降に発生した経費となります。

規則及び様式

つくば市民間不登校児童生徒支援施設利用者支援交付金交付規則等(PDFファイル:152.9KB)

不登校児童生徒支援施設利用者支援交付金交付申請書兼請求書(様式第1号)(PDFファイル:100.3KB)

不登校児童生徒支援施設利用者支援交付金交付申請書兼請求書(様式第1号)(RTFファイル:117.3KB)

不登校児童生徒支援施設利用者支援交付金に係る申立書(様式第2号)(PDFファイル:94.5KB)

不登校児童生徒支援施設利用者支援交付金に係る申立書(様式第2号)(RTFファイル:58.5KB)

利用者支援交付金Q&A(PDFファイル:122.8KB)

不登校に関する児童生徒支援検討会議

令和2年度、3年度に実施したむすびつくばの協働事業の検証と、今後の不登校児童生徒支援のあり方を検討するため、令和4年度に実施しました。

【第1回】 令和4年(2022年)5月17日開催

【第2回】 令和4年(2022年)5月26日開催

【第3回】 令和4年(2022年)6月15日開催

【第4回】 令和4年(2022年)6月29日開催(非公開)

【第5回】 令和4年(2022年)7月13日開催

【第6回】 令和4年(2022年)7月27日開催

【第7回】 令和4年(2022年)8月25日開催

【第8回】 令和4年(2022年)9月15日開催

第7回会議の資料7-1と同じです。

第7回会議の資料7-2と同じです。

第7回会議の資料7-3と同じです。

【第9回】 令和4年(2022年)10月13日開催

【第10回】 令和4年(2022年)10月26日開催

【第11回】 令和4年(2022年)11月29日開催

【第12回】 令和4年(2022年)12月27日開催

【第13回】 令和5年(2023年)1月17日開催

【第14回】 令和5年(2023年)2月14日開催

不登校児童生徒学習支援事業協働実施に関する検証報告書

令和2年10月から令和4年3月まで、つくば市は認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所と不登校児童生徒学習支援事業を協働で実施しました。
協働事業で得られた知見を、今後の不登校支援に生かすため、支援方法や学校との連携等について検証を行いました。

この記事に関するお問い合わせ先

教育局 学び推進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7609

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