高齢者帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成について

更新日:2025年04月25日

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高齢者帯状疱疹予防接種費用助成事業

帯状疱疹は、体内の神経節に潜んでいたウイルスが加齢・疲労・ストレスなどにより免疫力が低下すると再び活性化し、帯状疱疹として発症します。水疱を伴う紅斑が帯状に広がり、強い痛みを伴うことが多く、ときに神経痛等の合併症を引き起こすことがあります。

帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹の発症予防や重症化予防に有効です。

令和7年度対象者

接種日につくば市に住民登録があり、(1)、(2)または(3)に該当する方

(注意)年度により対象者は異なります。詳細は年度別生年月日表(PDFファイル:55.6KB)をご確認ください。
(注意)令和7年度対象者は今年度のみ助成対象となるため、助成期間内に予防接種を受けましょう。

定期接種対象者

(1)65歳の方

令和7年度末年齢 生年月日
65歳 昭和35年4月2日から昭和36年4月1日生まれの方

(注意)表の生年月日に該当する方は、助成期間内であれば、各年齢に達する前(誕生日を迎える前)であっても接種することができます。

 

(2)60歳以上65歳未満の者であって、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方(参考)対象者基準ガイドライン(PDFファイル:388.3KB)
(注意)対象者(2)に該当する方には、通知が送付されません。接種を希望される場合は、事前に予防接種予診票交付申請が必要です。

 

経過措置対象者

(3)下表の生年月日に該当する方

令和7年度末年齢 生年月日
70歳 昭和30年4月2日から昭和31年4月1日生まれの方
75歳 昭和25年4月2日から昭和26年4月1日生まれの方
80歳 昭和20年4月2日から昭和21年4月1日生まれの方
85歳 昭和15年4月2日から昭和16年4月1日生まれの方
90歳 昭和10年4月2日から昭和11年4月1日生まれの方
95歳 昭和5年4月2日から昭和6年4月1日生まれの方
100歳 大正14年4月2日から大正15年4月1日生まれの方
101歳以上

大正14年4月1日以前生まれの方

(注意)表の生年月日に該当する方は、助成期間内であれば、各年齢に達する前(誕生日を迎える前)であっても接種することができます。

(注意)2025年度から2029年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方も対象となります。100歳以上の方については、2025年度に限り全員対象となります。

対象者への通知について

対象者の(1)、(3)に該当する方には、令和7年(2025年)5月下旬に通知を送付いたします。
つくば市へ転入された方へは、転入された月の翌月下旬頃に通知を送付いたします。

通知送付前に接種を希望される方は、以下の「予診票の再交付について」をご覧ください。

予診票の再交付について

予診票を紛失してしまった場合等は、予診票交付の手続きが必要です。詳細は、「予防接種予診票の交付申請(内部リンク)」をご覧ください。

助成期間

令和7年(2025年)4月1日から令和8年(2026年)3月31日まで

対象ワクチン

帯状疱疹のワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。
接種回数、効果、副反応の程度、費用の自己負担に違いがありますので、どちらのワクチンを接種するかは医師にご相談の上、よく検討いただいた上で選択してください。
なお助成が受けられるのは、どちらか一方の接種に対してのみとなりますのでご注意ください。

  生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
助成額

4,000円
(自己負担額:約5,000円)

1回:10,000円(2回まで)
(自己負担額:約12,000円/回)
予防効果 1年後 6割程度 9割以上
5年後 4割程度 9割程度
10年後 7割程度
副反応 70%以上 疼痛

30%以上

発赤 発赤、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結 頭痛、腫脹、悪寒、発熱、胃腸症状
まれに アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎

ショック、アナフィラキシー

接種を受けられない方
  • 明らかに発熱(通常37.5℃以上)している方
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
  • 過去にこのワクチンの成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
病気や治療によって免疫が低下している方
注意事項 他の生ワクチンの接種を受けた場合、27日以上の間隔をあける 1回目接種後2か月以上の間隔をあけて、2回目を接種
2つのワクチンの交互接種は認められていない

 

接種場所

協力医療機関は下記の1または2となります。詳しくは、下記をご覧ください。

  1. つくば市協力医療機関
    令和7年度つくば市帯状疱疹予防接種協力医療機関一覧(PDFファイル:105.6KB)
  2. 茨城県医師会に加入している医療機関
    茨城県医師会のホームページに記載されています。下の「茨城県医師会ホームページ(外部リンク)」をクリックし、TOP > 県民の皆様へ > 茨城県内定期予防接種広域事業(一般向け)のページから、「協力機関一覧(PDFファイル)」をご覧ください。
    茨城県医師会ホームページ(外部リンク)

(注意)医療機関によって、予防接種の実施期間が異なる場合がございますので、ご注意ください。

協力医療機関以外で接種を希望する場合

協力医療機関以外で定期の予防接種を受ける方で、予防接種を受ける前に「予防接種依頼書」の交付を受けた方は、接種費用の一部が払い戻しされる制度があります。協力医療機関以外で高齢者帯状疱疹予防接種の接種を希望する方は、接種する2週間前までに、「予防接種依頼書交付申請書」を提出し、依頼書の交付を受けてください。

上記の申請書を提出後、交付された予防接種依頼書を医療機関へ持参の上、一度全額自己負担で接種を受けてください。接種後に再度お手続きをしていただくことで、助成額分の費用を払い戻しいたします。手続きの詳細については、「協力医療機関以外で定期予防接種を受ける場合(内部リンク)」をご覧ください。

(注意)接種日までに余裕がなく申請が間に合わない等については、別途ご相談ください。

接種の受け方

  1. 協力医療機関へ事前に予約をとってください。
  2. 接種当日は、以下のものを持参してください。
    ・高齢者帯状疱疹予防接種予診票
    (生・不活化ワクチン1回目:朱赤色、不活化ワクチン2回目:草色)
    ・予防接種記録
    ・健康保険証、マイナ保険証、資格確認書のいずれか1つ
    ・自己負担金
    ・生活保護受給証明書等(生活保護受給者のみ)
  3. 医療機関では、接種料金から助成額を差し引いた額をお支払いください。
    (注意)接種料金は医療機関によって異なります。接種料金から助成額を差し引いた額は、自己負担となります。

長期療養を必要とする疾病等により定期の予防接種を受けることができなかった方

長期療養のため定期予防接種を対象期間内に受けられなかった方について、一定期間内であれば定期予防接種として受けることができます。
詳細は、「長期療養を必要とする疾病等により定期の予防接種を受けることができなかった方(内部リンク)」をご覧ください。

接種後に副反応が起こった場合の健康被害救済制度について

予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、接種を受けた後にきわめて稀に重い副反応が生じ、入院治療が必要となったり、障害が残るなど健康被害が発生することがあります。予防接種による健康被害への救済制度については、「予防接種後に副反応が起こった場合の健康被害救済制度について(内部リンク)」をご覧ください。

 


 

その他帯状疱疹ワクチンの詳細情報は、厚生労働省のホームページをご覧ください。
厚生労働省ホームページ(外部リンク)

この記事に関するお問い合わせ先

保健部 健康増進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7535

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。