つくば市子ども体験事業補助金

更新日:2023年08月07日

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つくば市子ども体験事業補助金とは

つくば市内の青少年健全育成諸団体が、子どもたちを対象に行った体験活動を内容とする事業・活動に対し、予算の範囲内において補助金を交付します。

(注意)補助金対象の「子ども」とは、満4歳から中学3年生までの者をいいます。

「こんなことをしたいけれど補助金の対象になるかな?」など、補助金についてお問合せがある方は、事前相談を受け付けておりますので、生涯学習推進課へご相談ください。

必ずお読みください。

対象となる事業

  1. 自然体験事業(キャンプ、自然観察、魚つかみどり、果物狩りなど)
  2. 生活体験事業(料理体験、自炊体験、宿泊体験など)
  3. 伝統文化の継承事業(しめ縄づくり、太鼓体験、など)
  4. 科学実験教室、工作教室等の科学・工作体験活動
  5. 青少年の健全育成に資する体験事業として市長が認めるもの
    (注意)本項目に該当する事業の実施を検討される場合は、事前にご相談いただきますようお願いします。

申請について

申請様式及び添付書類に必要事項を記入の上、直接、生涯学習推進課に申請してください。

注意事項
申請書類は着手予定年月日の14日前までに提出してください。
着手予定年月日は事業実施の日ではなく事業のための支出を始める日です。
完了予定日は精算終了予定日を記載してください。

申請の時に必要な書類

変更がある場合には、【事業日の前】に必ず提出してください。

事業終了後に提出する書類

注意事項
実績報告書等は、事業終了後20日以内または事業終了後から年度末までのどちらか早い方の期限内に必ずご提出ください。

添付書類の他に、品目、数量、単価等がわかる領収書(レシート)の写しも必要です。

請求に必要な書類 (交付額確定通知書受領後)

日付・文書番号・金額は市から送付される「交付額確定通知書」の内容で記載ください。

子ども体験事業の事例

子ども体験事業補助金を利用して、以下のような活動が行われています。

どんな事業に利用できるのかな?と迷った際の参考にしてみてください。

生活体験事業

学校を利用しての宿泊体験(つくば市葛城小学校おやじの会)

恒例行事であったサマーキャンプを、猛暑の影響もあり、初めて校舎内で宿泊体験として、8月に実施。

災害時には校舎に宿泊することもあるため、災害時の対応も視野に入れた段ボールハウスづくりや、非常用発電機と投光器を使ったキャンプファイヤーなどを行いました。

お父さんたちが頑張って企画したイベントは、参加した子どもたちにとって、貴重な経験となり、夏休みの良い思い出になったことと思います。以下、事業実施報告書から抜粋。

子どもたちの様子や感想

班ごとの親子での食事作りを通して、食事を作る楽しさや大変さ、どんなふうに作るかを学ぶことができた。

特にじゃがバターは、濡らした新聞紙とアルミホイルでくるんで炭火に放り込んでおくだけでできるので、簡単で非常時にも役立つので好評だった。

主催団体から

例年の行事ではあるが、近年の酷暑もあり、初めて校舎内での宿泊を実施。

災害時に校舎内で宿泊することもあり得るため、どのようなものが必要になるかなど、改めて考えさせられる部分が多かった。

親子みんなで災害時用の段ボールハウスを作っている写真

段ボールハウスづくり

女子児童5人が協力しながら災害時用の段ボールハウスを作っている様子の写真

段ボールハウスづくり

親子みんなで野菜を切ったり、調理している様子の写真

親子で食事づくり

伝統文化の継承事業

ほうき作り体験

今ではあまり使われなくなったほうきを作る体験。

講師の先生から、ほうきの原料であるホウキモロコシの栽培についての話を聞き、実際にホウキモロコシにひもを巻き付けながら、手のひらサイズのほうきを作成しました。低学年の子どもたちの参加が多かったようですが、高学年の子どもたちに手伝ってもらいながら、見事に作り上げました。

現在、ほうきを使用する機会は少なくなっていますが、実際にほうきを見て触って、その材料や作り方を知る経験は、大変貴重なものになったようです。

以下、事業実施報告書から抜粋。

子どもたちの様子や感想
  • ほうきモロコシを初めて手に取り、ひもを巻き付けて、自分だけのほうきを作ることができた。
  • 接着剤等を使わないで、昔ながら製法で作り上げるので、途中苦労していた場面もあったが、先生や上級生に教わりながら完成し、大変満足そうだった。
  • 完成したほうきについても、修理の仕方や使えなくなった時に、土に埋める(かえす)ということを教わり、ものを大切にすることを学べた。
主催団体から
  • 生活の中で、昔ながらのほうきを使用する場面が少なくなってきたが、伝統的なほうきについて、材料や製法、道具等を実際に見て、体験できる機会は、大変貴重だった。
  • 低学年の児童の参加が多かったが、高学年の児童に手伝ってもらいながら完成させたことで、交流を深めることもできた。

科学・工作体験事業

おばけの森制作活動(吾妻まつり実行委員会)

地域の祭りでの催しの1つとなっている「おばけの森」。祭りの合言葉は、「子どもたちにふるさとの思い出を!」子どもたちが単に祭りを受け身で楽しむのではなく、地域の祭りを支える一員として、準備の段階から片付けまで関わっています。制作活動は祭りの1カ月以上前から始まり、祭りを通して、地域と自分との関わりを見つめ直すきっかけや、年齢が異なる子どもたち同士での共同作業から、自主性と協調性を養うことを目的に行われており、子どもたちにとって、地域への愛着や友情を育む良い体験になっているようです。

詳しい活動内容については、吾妻まつりのFacebookに掲載されていますので、ぜひご覧ください!

以下、事業実施報告書より抜粋。

子どもの様子や感想
  • 知らない人と交流ができて良かった。
  • 小学生の頃から楽しんでいる地域の祭りに協力することができて良かった。また、お祭りの裏に関わっている人や、仕事も知ることができた。
  • ボランティアをしたおかけで、もっとお祭りを楽しむことができた。
主催団体から

制作作業を手伝う子供たちは、最初は大人にやり方を聞いていても、すぐに子どもたちだけで作業を始め、少しでも怖がってもらえるように意見や知恵を出し合います。「子どもたちにふるさとの思い出を」との掛け声で始まった祭りですが、ボランティアの思い出を持つ子どもたちも、また別の誰かの思い出になっていきます。このような地域での活動の場の提供を引き続き考えています。

おばけの森で使う、怖い人形を作っている様子の写真

制作活動

おばけの森で使う、骸骨のようね人形を作っている写真

制作活動

おばけの森に設置された、髪の長い幽霊がテレビから飛び出している怖い人形の写真

吾妻まつり

この記事に関するお問い合わせ先

教育局 生涯学習推進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7533

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。