おたふくかぜ予防接種費用の一部助成を行います

更新日:2025年09月01日

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おたふくかぜについて

おたふくかぜとは

おたふくかぜは、流行性耳下腺炎あるいはムンプスとも呼ばれ、ムンプスウイルスの感染によって起こる全身性感染症です。2週間から3週間の潜伏期の後、耳下腺・顎下腺・舌下腺等の唾液腺の腫脹と圧痛を主症状として発症します。発熱は1日から6日ほど、耳下腺の腫脹は発症後1日から3日でピークとなり、その後3日から7日かけて消退します。

合併症としては、精巣炎、膵炎、腎炎、髄膜炎、髄膜脳炎および感音性難聴(ムンプス難聴)等があります。感音性難聴になると聴力の回復は困難で、おたふくかぜの合併症として最も警戒すべきものの1つです。

おたふくかぜワクチンについて

ムンプスウイルスを弱毒化した生ワクチンです。ワクチンの接種後の抗体陽転率は90%以上と高く、発症した人のほとんどは軽く済んでいます。

おたふくかぜ予防接種費用の一部助成事業

対象者

つくば市に住民登録があり、接種日に1歳以上小学校就学前(年長児)で、1回もおたふくかぜワクチンを接種したことのないお子様。

ただし、おたふくかぜに罹患したことがあるお子様は対象外となります。

助成額

3,000円(生活保護受給者は上限6,000円)

(注意)接種料金は医療機関によって異なります。接種料金から助成額を差し引いた額は、自己負担となります。

助成回数

1回

(注意)おたふくかぜワクチンは通常2回接種しますが、そのうちの初回1回のみ助成となります。

接種場所

協力医療機関

おたふくかぜ予防接種の協力医療機関一覧は、「予防接種協力医療機関(内部リンク)」からご覧いただけます。

協力医療機関一覧に掲載されていない医療機関で予防接種を受ける場合は、「協力医療機関以外で接種を希望する場合」をご覧ください。

接種の受け方

  1. 協力医療機関へ事前に予約をとってください
  2. 接種時の持ち物を持参し、予約した医療機関にて接種を受けてください
  3. 医療機関では、接種料金から助成額を差し引いた額をお支払いください
    (注意)接種料金は医療機関によって異なります。接種料金から助成額を差し引いた額は、自己負担となります

接種時の持ち物

  1. おたふくかぜ予防接種予診票
  2. 母子健康手帳
  3. マイナ保険証等(年齢や住所の確認ができるもの)
  4. 自己負担金
  5. 生活保護受給証明書(生活保護受給者のみ)

おたふくかぜ予防接種予診票について

接種を希望される方は、協力医療機関へ予約の上、接種当日は予診票をご持参ください。対象者の方には、1歳の誕生日の前月に予診票を郵送します。

また、転入などにより予診票をお持ちでない対象者の方は、予診票交付の手続きが必要です。

詳細は、「予防接種予診票の交付申請(内部リンク)」をご覧ください。

その他の注意点

予防接種を受けに行く際は、保護者の同伴が必要です。やむを得ない事情で保護者が同伴できない場合は、委任状が必要です。詳細は、「接種時に保護者が同伴できない場合(内部リンク)」をご覧ください。


武田薬品工業株式会社が製造販売する「乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン」が、令和7年8月分の出荷をもって出荷停止となります。(令和7年11月下旬に出荷再開予定)代替が可能な製品として第一三共株式会社の「おたふくかぜ生ワクチン「第一三共」」が順次供給される予定ですが、一時期ワクチンの流通が不安定となり、接種予約が取りにくくなる可能性があります。

協力医療機関以外で接種を希望する場合


令和7年9月1日から手続き方法が変わります。
以下の手続きの流れは、令和7年9月1日以降に協力医療機関以外でおたふくかぜ予防接種を受け、その後申請をする方のみ対象となります。
令和7年8月31日までに申請した方の手続きの流れについては、決定通知書と一緒にお送りした手続き案内書類にてご確認ください。


 

手続きの流れ‗小児インフルエンザ予防接種補助金

 

協力医療機関以外で接種される場合、助成額は接種後に払い戻しとなります。
払い戻しを受けるためには、つくば市への補助金交付申請書兼請求書等の提出が必要です。

なお、協力医療機関で接種を受ける場合は、申請不要で助成が受けられます。接種を受けた医療機関が協力医療機関ではないことをご確認の上、申請してください。

<手続きの流れ>

  1. 予防接種を受ける
  2. 交付申請書兼請求書等を提出する
  3. 補助金の振り込み

1.予防接種を受ける

接種時の持ち物とつくば市おたふくかぜ予防接種予診票を持参し、予約した医療機関にて接種を受けてください。

医療機関では、全額自己負担にてお支払いください。

2.交付申請兼請求書等を提出する(令和8年3月31日まで)

申請方法

 

予防接種を終えたら、令和8年3月31日(接種した年度の年度末)までに、補助金の交付申請書兼請求書を提出してください。(郵送の場合は必着)
令和8年3月31日までに提出がない場合は補助が受けられませんのでご注意ください。

なお、手続きの都合上、書類の提出が令和8年3月16日(月曜日)以降となる場合は、提出前に必ずつくば市健康増進課へご連絡ください。


<申請方法>

窓口申請、郵送申請のいずれか


<提出書類>

  1. つくば市小児インフルエンザ予防接種・おたふくかぜ予防接種補助金交付申請書兼請求書(様式第1号)
  2. 予防接種実施報告書(様式第2号)
  3. 母子健康手帳の出生届出済証明欄とすべての予防接種記録の写し
  4. 医療機関が発行した、当該予防接種に要した費用に係る領収証及び明細書の写し
  5. 当該予防接種を実施した記録が記載された予防接種予診票の原本
  6. 生活保護受給中の場合は、生活保護を受給していることが分かる書類の写し

交付申請書兼請求書、予防接種実施報告書(様式第1号、様式第2号)(PDFファイル:127.7KB)


<受付窓口(窓口申請の場合)>

・健康増進課(つくば市役所1階24番窓口)
・桜保健センター
・谷田部保健センター
・大穂保健センター


<書類送付先(郵送申請の場合)>

〒305-8555
茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1
保健部健康増進課感染症対策係


3.交付決定通知書の発送及び補助金の振込み

申請を受理してから1か月程度で、決定通知書を郵送します。

交付決定後、請求書に記入いただいた口座にお振込みいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

保健部 健康増進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7535

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。