9月10日から16日は自殺予防週間です
警察庁の「自殺統計」によると、令和6年の全国自殺者数は、前年より減少し、男女ともにほとんどの年齢階級で減少しましたが、毎年多くの方が自殺によって命をなくしているという深刻な状況が続いています。
また、内訳をみると、20歳未満の女性の自殺者数が増加しており、小中高生の自殺者数は過去最多となりました。年代別の死因をみても、10~34歳では死因の1位が「自殺」となっており、特に若年層の自殺者数が増加しています。
自殺とは、その多くが悩みぬいた結果、自ら命を絶たざるを得ない状況までに追い込まれた末の死であり、誰にでも起こり得るものです。
つくば市では、一人一人が命を大切にし、誰一人自殺に追い込まれることのない社会を実現するため、さまざまな事業を年間を通して取り組んでいます。
中でも、自殺予防週間(毎年9月10日から16日)と自殺対策強化月間(毎年3月)において、国、地方公共団体、民間団体と連携して「いのち支える自殺対策」という理念で啓発活動を推進しています。
自殺予防週間の取り組み
つくば市では、市役所本庁舎や中央図書館、市内の商業施設等で自殺予防の啓発を行っています。
市役所本庁舎1階ロビー展示コーナー(階段下)では9月1日から9月30日まで、中央図書館では8月26日から9月30日まで、各種相談窓口のチラシやポスター、ゲートキーパー養成講座や講演会のチラシ、こころの体温計チラシ、啓発グッズの設置をしています。啓発グッズには「こころといのちの相談窓口一覧チラシ」とポケットティッシュが封入されています。
また、中央図書館では、生きることをテーマにした書籍の設置もしています。
電話やSNSでの相談窓口もありますので、悩みをお持ちの方はひとりで悩まずに相談してください。

令和7年度 つくば市役所1階の様子です。
令和7年度の取り組み
こころといのちの相談窓口一覧
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悩みや不安を抱えて困っているときには、相談できる場所があります。
ご本人だけでなく、家族、友人等身近な方からの相談もお受けしています。
様々な相談窓口がありますので、ご希望の相談窓口をご利用ください。
こころの体温計

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イライラする、気力がない、眠れない、食欲がないなど感じることはありませんか。
それは、こころのSOSかもしれません。
「こころの体温計」は、質問に回答すると、ストレス度や今のこころの落ち込み度をチェックすることができます。体の体温を測るように、こころの体温も測ってみましょう!
ゲートキーパー養成講座
上記日程の他にも、随時、10名以上の団体向けに、ゲートキーパー養成講座を実施しています。ご希望の方は、「つくば市出前講座」からお申し込みください。
自殺対策講演会

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心のケアについての講演会です。自分自身や周囲の人の心の健康を守るために、できることから始めてみませんか。講演会は3つのテーマに分けて配信しています。
こころの健康相談
「眠れない」「食欲がない」「気分が落ち込む」などのこころの不調に関することや医療機関への受診の必要性を精神科医に相談できます。ご本人の相談だけでなく、家族としてどのように接したらよいのかなどの相談も受け付けています。
その他、各保健センター、健康増進課では、随時保健師・社会福祉士によるメンタルヘルスに関する相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
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この記事に関するお問い合わせ先
大穂保健センター
〒300-3257 つくば市筑穂一丁目10番地4
電話:029-864-7841 ファクス:029-864-1122
更新日:2025年09月04日