区会に加入しましょう
市長からのメッセージ
近年、市民の方々から地域コミュニティによるまちづくりに寄せる関心と期待が大きくなってきています。これは、少子高齢化による高齢者世帯の増加や、核家族化、市民ニーズの多様化などにより、住民同士の関わり合いが希薄になってきていたことを背景に、東日本大震災や竜巻の二度の大きな災害体験を通して、多くの市民の方がご近所同士の助け合いや地域住民のつながりの重要性を強く認識されたからではないでしょうか。
区会は、地域の生活環境などの向上に向け、防災や防犯、環境美化などに取り組むとともに、身近な情報の提供やレクリエーション活動等を通じて、住民相互の交流を深める活動を自主的・組織的に行っています。
このように、住民同士が知り合い、共に助け合うといった地域における区会の活動こそが、「住んでよかった、住み続けたい」と実感できるまちづくりの原点であると考えておりますので、区会に加入して地域を元気にしていきましょう。
区会とは
近年、核家族化や少子高齢化の進行などにより、私たちを取り巻く環境は大きく変わってきています。それに伴い子育てや福祉、防災や防犯など地域社会が抱える課題も多岐に及んでいます。
課題は、個人の力では簡単に解決できるものではなく、住民一人ひとりが共通の課題として認識し、互いに手を携え地域の力を合わせ課題解決に向けて取り組んでいくことが大切です。
区会は、そこに住んでいる誰もが住んでよかったと思える地域社会の実現に向け、地域のさまざまな課題を協働して解決していく場であるとともに、住民相互のコミュニケーションづくりの中心となるものです。
区会ガイドブック
区会の役割やつくば市区会連合会の組織構成など、区会活動に必要となる情報ををまとめています。
区会ガイドブック令和6年度(2024) 版 (PDFファイル: 1.2MB)
「区会(自治会)に加入しませんか」チラシ
区会への加入を促進するためのチラシです。
区会の役割やその活動内容を未加入世帯に説明する際などに御利用ください。
「区会(自治会)に加入しませんか」チラシ (PDFファイル: 1013.7KB)
「区会(自治会)に加入しませんか」チラシ(英語版) (PDFファイル: 1.1MB)
「区会(自治会)に加入しませんか」チラシ(中国語版) (PDFファイル: 1.5MB)
区会(自治会)新規設立の手引き
区会(自治会)を新規に設立する場合に必要となる事項をまとめています。
区会(自治会)新規設立の手引き (PDFファイル: 1.4MB)
区会(自治会)新規設立についての出前講座
区会(自治会)の新規設立については、市民協働課職員が講師として出向き、皆様に御説明する「つくば市出前講座」を実施しておりますので、お気軽に御利用ください。お申し込み方法は、下記の生涯学習推進課のページを御覧ください。
区会シート 様式
区会シート等の提出先は、つくば市区会連合会事務局(市民協働課内)です。
- Eメール:(つくば市区会連合会専用アドレス)
- 電話:029-875-9388
- 住所:〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1 つくば市役所5階 つくば市区会連合会事務局
- 受付時間:9:30~16:30(12:00~13:00は昼休憩のため不在にしています)
御理解のほど、よろしくお願いいたします。
【令和6年度】区会シート様式 (Excelファイル: 52.0KB)
【令和6年度】区会シート様式 (PDFファイル: 411.4KB)
区会活動
区会の役割は、互いに支え合い住みよいまちを作っていくことです。そのために夏祭りなど、さまざまなレクリエーション行事を通じて地域の住民同士が交流を深めたり、地域の生活環境の向上に取り組んだり、健康づくりや福祉活動なども行われています。
また、最近では子どもが狙われる事件や不審者による犯罪等が目立ってきています。そこで、地域に住む人たちが防犯に気を配り、安心して暮らせるまちづくりのため防犯パトロール活動を行う区会も増えています。
さらに、いつ起こるかもしれない災害に備え、自主防災組織をつくり防災訓練を実施し災害に強いまちづくりを進めています。
区会活動は、地域の状況や規模によりさまざまですが、地域の特性に応じた自主的な活動を通じ、住みよいまちづくり活動を行っています。
区会組織
市内各地区には、そこに住んでいる方なら誰もが加入することができる、市民の皆さんにとって最も身近な地域コミュニティの中心となる区会が現在約600あります。それぞれ「大穂地区」「豊里地区」「谷田部地区」「桜地区」「筑波地区」「茎崎地区」の地区連合会に属し、単区会を超えた情報交換等を行っております。
区会活動の一部を紹介します
谷田部地区の真瀬支部は15区会で構成されています。
真瀬支部では、台風時の大雨による浸水や小貝川の決壊による水害から身を守るために、避難訓練や水防訓練を行っています。
参加者による土嚢作り
小雨が降る中、消防団や地域の皆さんが参加して土嚢作りを体験しました
地域の消防団員による土嚢積み
「地域を守るのは、俺たち第九分団の仕事だ」
熱い思いで、国交省職員の指導の下、消防団員の皆さんが土嚢積みに一生懸命に取り組みました
国交省職員による指導
参加の皆さんが国交省職員の説明、指導の下、普段経験したことのない土嚢作りや土嚢積みに取り組みました
区長さんからのひと言
私たちの住む真瀬地区は、西側を一級河川の小貝川が流れています。近年の台風時や線状降水帯による豪雨被害は、我々住民にとって決して他人事ではありません。過去において何度も決壊を繰り返した小貝川。万が一のその発生時に備えて、日ごろの防災意識の向上を図るために、地域の自主防災組織が中心となり、市役所危機管理課や国交省河川事務所の協力を得て、地域住民参加の水防訓練や避難訓練を実施しています。
私たち真瀬地区では、近隣住民の見守り活動や住民同士の繋がりを強化し、市や国などの行政機関との連携を図り、これからも災害に負けない地域づくりのために、防災訓練などの区会活動を通して、地域に暮らす人々の自治意識の向上に努めてまいります。(本田1区会 飯田哲雄区長)
今後の取組み
市内では他にも多くの区会がさまざまなコミュニティ活動を行っています。今後は、より多くの市民の皆さんに地域コミュニティの大切さを知っていただくとともに、区会への加入促進を図るため、各地域で行われている区会活動を、「つくば市民活動のひろば(フェイスブック)」で紹介していきます。
区会の無い地域にお住まいの方で、区会の設立をお考えの方は、設立の方法などを分かりやすくご説明しますので、区会連合会事務局(市民協働課内)までお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 市民協働課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7542
更新日:2024年02月01日