令和7年度つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業 募集内容
事業概要
本事業は、トライアルの核となる革新的な技術やアイデアの実用化を推進することにより、「Society5.0」の実現に加え、「スマートシティ」、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の実現を一層加速することを目指しています。
企画提案内容
企画提案の内容は、「スマートシティ」、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の実現を目指し、本市の地域課題解決につながることを想定した先端技術・アイデア等の市内でのトライアルに関するものとします。
提案は、つくば市におけるデータ連携基盤を通じてデータを活用しようとする「データ連携基盤部門」とそれ以外の「一般部門」で募集します。
下記の「つくば市の課題」に示す7つの分野を踏まえ、先端的技術を用いて、課題解決のための手法を提案してください。
データ連携基盤とは
自治体、企業、医療機関などさまざまな主体から提供されるデータを一元的に収集・整理し、新たなサービスで活用できるよう提供するための基盤です。
(引用元)スーパーシティ・デジタル田園健康特区(内閣府)
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/openlabo/supercitycontents.html
なお、データ連携の基盤環境や連携方法、データの取扱い等の技術的な内容については、事務局までお問合せください。
つくば市の課題(両部門共通)
優先的に取り組む分野の詳細は、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」を参照してください。
●優先的に取り組む7つの分野
①移動・物流
②行政
③健康・医療
④防災・インフラ・防犯
⑤デジタルツイン
⑥オープンハブ
⑦脱炭素・ゼロエミッション
データ連携基盤部門
つくば市のデータ連携基盤を通じてデータ活用しようとする提案
一般部門
データ連携基盤を使用しない先端的技術を用いた課題解決提案
審査項目
一次審査
データ連携基盤部門
ⅰ)実現性(30点)
全体スケジュールが実現可能か。
データの取得・加工・分析までの必要なリソースが確保できているか。
ⅱ)具体性(30点)
データ連携基盤の活用方法が具体的に示されているか。
ⅲ)有用性(20点)
優先的に取り組む7つの分野の課題解決に寄与するものか。
ⅳ)安全性(10点)
想定されるリスクを検討し、十分な安全対策を講じているか。
ⅴ)その他(加点要素)(10点)
ⅰ)からⅳ)の観点で、高い価値が認められるものに合計10点を上限として加点する。
一般部門
ⅰ)新規性・先駆性(30点)
新規性及び社会的、経済的なインパクトや先駆性があるか。
ⅱ)市場・事業化可能性(30点)
利用者ニーズ・社会的需要を事前に調査しているか。
国内外への展開が期待できるか。
ⅲ)社会実装可能性(20点)
十分な安全対策が講じられ、内容が具体的かつ社会的実装を見据えた実現可能なものか。
ⅳ)地域課題解決効果(10点)
優先的に取り組む7つの分野の課題解決に寄与するものか。
ⅴ)スーパーシティ事業への発展可能性(10点)
社会実装に向け、現行法に対する規制改革提案につながる可能性があるか。
最終審査
データ連携基盤部門
ⅰ)社会課題寄与性
データ連携基盤を活用し、データを掛け合わせてつくば市の社会課題解決に寄与するか。
ⅱ)横展開可能性
他市とも連携できるよう構築しているか。
一般部門
一次審査の審査項目に同じ
スタートアップ賞
ⅰ)新規性・成長性
新しいビジネスモデルや目指すマーケットにより、自社の事業を成長させていくことが見込まれるか。
ⅱ)技術優位性
先端的技術等に共創優位性や高い独自性があるか。
応募期間
2024年12月2日(月曜日)から2025年1月31日(金曜日)まで(必着)
応募対象者
- 中学校、義務教育学校(前期課程を除く。)、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校
なお、応募前に必ず所属の教員に提案内容を伝え、学校として応募すること。 - 企業(個人事業主を含む。)及び研究機関
- 市のスタートアップの定義(注釈)に該当し、つくば市スタートアップ登録制度に登録している市内企業、または創業や移転により協定締結日までに市内に事業所を開設し、法人登記を完了させ、市内でスタートアップ事業を開始予定であり、つくば市スタートアップ登録制度に登録予定の者
(注釈)スタートアップの定義:以下の全てに該当すること
- ユニークなテクノロジーや製品・サービス、ビジネスモデルを持ち、事業成長のための投資を行い、事業成長拡大に取り組んでいる。
- これまでの世界を覆し、新たな世界への変革にチャレンジしている。
- 事業分野がライフサイエンス、ロボット、エネルギー、ナノテクノロジー、物質・材料、情報サービス、環境及び宇宙分野のいずれかに該当する。
- 設立から10年未満である。
- 日本国内の非上場会社である。
留意事項
当該企画案やそれに係るコア技等の全部又は一部について、国の補助金等を受けている又は受けることが確定している場合は、応募することができません。なお、応募時点で該当しない場合でも、申請中の場合、または応募以降に申請をした場合は、必ず市に伝えるものとします。
(詳細は、実施要項を参照してください。)
支援内容
- トライアルの費用負担(1件100万円上限。但し、データ連携基盤部門の採択者は、データ連携基盤に係る試作品改良費等(上限100万円)を追加支援。)
(注意)なお、採択後に国の補助金等を受けることが確定した場合、本経費の支援は対象外になります。 - 専門家によるトライアルへの助言
- 実証実験会場の確保、モニターのあっせん
- 国等に対する規制・制度改革の提案
- 大学・研究機関とのマッチング
- 市のイベント等におけるPRの場の提供
- つくば市産業振興センターのコワーキングスペース及び会議室の無償利用
- その他市長が必要と認めるもの
応募方法
提案募集チラシイメージ
「令和7年度つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業 企画提案書(様式第1号。以下、「企画提案書」という。)」及び「企画提案サマリー(様式第1号-2)を作成の上、専用応募フォームから応募してください。
(注意)企画提案書は20ページ以内にしてください。
令和7年度つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業 提案募集チラシ (PDFファイル: 2.4MB)
実施要項
同フォームの記入と企画提案書(Microsoft PowerPointデータまたはPDFデータに限る。)、企画提案サマリー(Microsoft Excelデータに限る。)の提出をもって受付とします。
各様式は、以下からダウンロードしてください。
応募に要する費用は、提案者の負担となります。
応募様式
企画提案書(様式第1号) (PowerPointファイル: 73.8KB)
企画提案書サマリー(様式第1号-2) (Excelファイル: 24.2KB)
事前相談
本事業に御提案をいただくにあたり、事前相談(任意)をしていただけます。
本事業やデータ連携基盤に係る御質問などのほか、御提案内容の更なる高度化・具体化などのためにこの機会を御活用ください。
事前相談受付期間:2025年1月31日(金曜日)まで
事前相談申込フォーム(外部リンク)
https://apply.e-tumo.jp/city-tsukuba-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=64160
スケジュール
本事業のスケジュールは、以下を予定しています。
手順 | 時期 |
---|---|
一次審査会(書類審査) | 2025年2月下旬 |
最終審査会(プレゼン審査) | 2025年3月中旬 |
トライアルに係る調整、支援等 | 2025年4月上旬から2026年3月13日 |
成果報告会 | 2026年3月11日(予定) |
実績報告、経費精算報告 | 2026年3月13日まで |
その他、詳細は実施要項を参照してください。
この記事に関するお問い合わせ先
政策イノベーション部 科学技術戦略課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7640
更新日:2024年11月29日