【脱炭素先行地域】つくば市の取り組み紹介
つくば市が脱炭素先行地域で実施する取り組みについて、より具体的に紹介します。
2024年度
脱炭素先行地域PR事業 第1弾!
7月19日から21日までの間、脱炭素先行地域内に位置するつくばセンター広場で行われる「つくばクラフトビアフェスト2024」にて、安全で簡単に水素を貯めて、運ぶことができる「水素吸蔵合金配送システム」と、CO2排出量実質0で生ごみを処理することができる「スマートコンポスト🄬」が活用されます。
このイベントでは、「水素吸蔵合金配送システム」で運んだ水素によって、2000W(テント7張り分)の電気が出力され、「スマートコンポスト🄬」によって、出される生ごみは全量堆肥化される予定です。
また、イベント終了後1ヵ月間、「スマートコンポスト🄬」がつくばセンタービル内に継続設置され、テナントや飲食店で出た生ごみが堆肥化されます。
生成した堆肥は、つくばセンター広場のプランター等で活用される予定です。
この取り組みは、脱炭素先行地域内で行うイベントをよりクリーンな形で実施することで、訪れた方々に、より身近に脱炭素の取り組みを体感していただくことを目的としています。
ぜひこの機会に、脱炭素先行地域に来て・見て、実感してみませんか?
水素吸蔵合金配送システムとは?
©那須電機鉄工株式会社
水素吸蔵合金配送システムとは、製造した高純度の水素を専用のタンクに貯蔵し、電気を必要とする利用先まで運搬後、水素を再び取り出し、燃料電池を使って 電力を供給・利用する一連のプロセスです。
水素を安全かつ容易に貯蔵・運搬できることが特徴です。
〇「水素吸蔵合金システム」について、詳しくはこちらまで。
〇「水素吸蔵合金配送システム」の過去の実証実験についてはこちらまで。
【参考】
那須電機鉄工株式会社HPより
「那須電機鉄工、日本フイルコン、三菱化工機、水素吸蔵合金配送システムの実証実験を共同実施」
スマートコンポスト🄬とは?
「スマートコンポスト🄬」とは、AC電源や排水処理を必要としないソーラー発電で自動駆動する、独立型の生ごみ処理機のことで、CO2排出量実質ゼロでごみの処理が可能です。この機械の中は、微生物がより安定して生ごみを分解できる環境が整えられており、投入した生ごみは、生ごみの高速処理が得意な微生物群「コムハム」によって堆肥化されます。
また、管理者は、クラウドにアップロードされたデータから、生ごみ投入量やバッテリー残量などの利用情報を取得することができます。
【参考】
株式会社komham HPより
「Smart compost」
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境政策課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7591
更新日:2024年07月19日