つくば市名誉市民
つくば市名誉市民
つくば市では、つくば市名誉市民条例に基づき、社会の発展に著しい功績があり、市民の誇りとして等しく尊敬される方に対し、「つくば市名誉市民」の称号をお贈りしています。
つくば市は、市制施行から今日まで、大きな発展を遂げてきました。今のつくば市があるのは、長年にわたり地域に根差し、地域の発展のために活躍してくださった方々の功績の賜物です。長きにわたり地域経済やまちづくりに貢献していただいた方々を名誉市民として積極的に顕彰し、広く市民の皆さまにお伝えしたいと考えています。
今後も様々な分野でつくば市の地域発展に貢献されている方々の活躍をお伝えすることで、つくば市に対する地域愛の醸成を図り、「ともに創る」市政の推進につなげていきます。
つくば市名誉市民の紹介
江崎 玲於奈氏
1973年、「半導体内及び超伝導体内におけるトンネル現象に関する実験的発見」によりノーベル物理学賞を受賞。1992年に筑波大学学長に就任した後は、筑波大学の改革・活性化を図り、地域に開かれた大学として広く地域の交流を密にしました。1998年につくば市名誉市民となりました。
小林 誠氏
2008年、「クォークが自然界に少なくとも三世代以上ある事を予言する、CP対称性の破れの起源の発見」によりノーベル物理学賞を受賞。2009年にその功績を称え、高エネルギー加速器研究機構の特別栄誉教授の称号を授与され、1998年、つくば市名誉市民となりました。
加藤 澤男氏
1968年のメキシコオリンピック、1972年のミュンヘンオリンピック、1976年のモントリオールオリンピックに出場し、日本人最多の金メダル8個を獲得しました。2010年に筑波大学名誉教授、2017年につくば市名誉市民となりました。
井坂 敦實氏
元筑波町文化財保護審議会委員、元つくば市文化財保護指導員、郷土史家として平沢官衙遺跡、日向廃寺跡の保存をはじめ、長年にわたり各種文化財調査・保護活動にご尽力されました。また、万葉集や筑波山信仰などの学術研究を行い、つくば市の歴史や万葉集・常陸国風土記などについての講座や講演の講師を多数務められました。歴史の普及活動をとおして、つくば市の学術・文化の振興に大きく寄与され、2022年につくば市名誉市民となりました。
沼尻 博氏
つくば市谷田部商工会会長を務められ、合併により「つくば市」が誕生した際には、氏の呼びかけにより、つくば市商工会が誕生しました。以後約20年間つくば市商工会会長を務められ、新産業創出のための事業の展開や、市との連携協力のもと様々な事業の運営に携わるなど、長年にわたりつくば市の経済の発展に大きく寄与されました。また、茨城県商工会連合会会長として、県内商工会の財政運営の強化、健全化にご尽力されました。2022年につくば市名誉市民となりました。
令和4年度つくば市名誉市民憲章及びつくば市民表彰式典
2022年11月30日のつくば市民の日に、つくばカピオで式典を開催し、つくば市名誉市民となられた井坂敦實氏と沼尻博氏の2人に顕彰状と名誉市民章が贈呈されました。また、様々な分野でまちづくりにご尽力いただいた方々を市政功労者として表彰し、92人、32団体の皆さまに表彰状が贈呈されました。
【名誉市民 井坂敦實氏】
この記事に関するお問い合わせ先
市長公室秘書課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
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更新日:2024年04月15日