つくば市スタートアップ戦略

つくば市のスタートアップ支援は、2018年4月に「スタートアップ推進室」を設置し、同年12月の「つくば市スタートアップ戦略」を公表後に本格的に始まりました。
その戦略の実施を通して見えたつくば市の強みや弱みを分析し、次につくば市がとるべきスタートアップ支援について有識者や市民委員で構成する「つくば市スタートアップ戦略策定懇話会」でのご意見やパブリックコメントでのご意見を経て、2023年2月に「第2期つくば市スタートアップ戦略」を策定しました。
つくば市はスタートアップ支援を通して、「まちづくりへの貢献」「市民（人材）」への貢献」を図っていきます。

第2期戦略の推進をとおして、雇用創出や社会課題の解決による市内経済の活性化や市民生活の利便性の向上、さらにはすべての人が課題解決を志すマインドを育て、何事にも挑戦できる環境を創出していきます。
第2期戦略では以下のヴィジョンを掲げて取り組んでいきます。

「起業文化の醸成により、人の成長と科学技術が社会に生かされるまち」

個別施策1 起業、チャレンジ精神の醸成

個別施策2 初期事業化の促進

個別施策3 社会実装支援

個別施策4 成長段階に応じた適正なインフラ環境の確保支援

個別施策5 海外展開及び海外人材確保支援

個別施策6 コミュニティの醸成

個別施策7 スタートアップと人材の交流支援

個別施策8 スタートアップの創出及び成長を促すエコシステム（連携体制）の構築

「つくば市スタートアップ戦略」とは、新たなビジネスモデルを開拓し急成長を目指す会社（＝スタートアップ）の支援を戦略的に推進するため、2018年12月に策定した戦略です。

 実施期間は2022年度までとし、中間年度である2021年3月に内容を改定しました。

つくば市は、スタートアップの創出による持続可能なまちづくりに向けて、以下の2つのヴィジョンを掲げ、スタートアップ支援に取り組んでいきます。

スタートアップの成長段階に合わせた支援を実施することにより、スタートアップに寄り添い、成長を促進するまちを目指します。

スタートアップと研究機関が連携してつくば市にある科学技術を製品・サービスとして市の様々なところで社会実装し、市全体がスタートアップや科学技術ショーケースとなるまちを目指します。

ヴィジョンの実現に向けて、つくば市では以下の2つの成長段階に対する施策を重点的に実施し、これを基本方針とします。また、基本方針に紐づけ、12の個別方針を位置づけています。

個別方針1 市外への情報発信とパートナーシップの強化

個別方針2 市内への情報発信と参入促進

個別方針3 創業環境の利便性向上

個別方針4 経営ノウハウ共有機会の充実

個別方針5 研究シーズ事業化の後押し

個別方針6 多様な人材の参入促進

個別方針7 様々なリソースへのアクセス環境の充実

個別方針8 社会実装による製品・サービスの確立支援

個別方針9 初期ユーザーとのマッチング支援

個別方針10 規制改革に関する提案受付

個別方針11 テクノロジー系スタートアップに特化した成長資金の提供

個別方針12 成長段階に応じたオフィス・工場用地の確保支援