茎崎庁舎跡地に関する庁内利活用意向調査及びサウンディング型市場調査の結果

更新日:2023年03月01日

ページID: 7429

つくば市では、公共施設等総合管理計画における基本方針に基づき、保有資産の有効活用について検討しています。
この度、庁舎跡地の公的利活用の可能性を検討するため、つくば市役所の庁内各部署に対して、庁内利活用意向調査を実施しました。
また、民間事業者の皆様と対話(=サウンディング)することにより市場性等を把握するため、サウンディング型市場調査を実施しました。

(注意)サウンディング型市場調査とは
事業発案段階や事業化段階において、事業内容や事業スキーム等に関して、直接の対話により民間事業者の意見や新たな提案の把握等を行うことで、対象事業の検討を進展させるための情報収集を目的とした手法のこと。

1.庁内利活用意向調査の結果

調査の結果、総合交通政策課から既存のバスロータリー機能を維持したいとの意向が示されましたが、一部の利活用であるとの課題があり、茎崎庁舎跡地を公共施設として積極的に利活用したいとの意向ではありませんでした。

2.サウンディング型市場調査の結果

サウンディング実施状況

5事業者から活用アイデアが提案され、つくば市役所本庁舎において、5日間にわたり対話(サウンディング)を行いました。
開催日:平成29年9月28、29日、10月2、4、6日

活用アイデア(詳細は別紙「実施結果一覧」を参照)の分類

提案した事業者が自ら主体となって取り組もうとしているかどうかに着目し、「事業主体型」と「その他」に分類しました。

事業主体型

  • 公共施設を併設したスーパーマーケット
  • ドラッグストア

その他

  • 高齢者福祉施設誘致の提案
  • 植物園建設の提案
  • エネルギーインフラ整備支援の申し出

活用アイデアの分析・課題

事業主体型

  • 公共施設を併設したスーパーマーケットの建設については、市民生活利便性の向上等が期待できるとともに、一定の公共サービスの維持が図れます。ただし、現状はアイデア段階であり、より精度を高めた事業計画を求めていく必要があります。
  • ドラッグストアの建設についても、市民生活利便性の向上等が期待できるところですが、現在利用しているバスロータリーの形状について検討する必要があります。
  • いずれにしましても、市街化調整区域における開発であることから、調整が必要です。また、地域にとって必要とされているものは何かという視点にたち、検討を進めていく必要があると考えています。

その他

提案事業者が自ら主体となって取り組もうとするものではなく、別の事業主体(市を含む)を必要とします。

3.今後について

今後も引き続き事業者との対話(サウンディング)を重ねていくことで、事業の実現性や持続可能性を高めていきたいと考えております。
なお、今回の調査結果につきましては、別途説明会を開催し、地域の皆様への情報提供や意見の把握を行い、利活用策への反映に努めていきたいと考えております。

庁舎跡地利活用について、引き続きアイデアを募集しています。アイデアがある事業者様は、担当までご連絡ください。

関連するページ

この記事に関するお問い合わせ先

財務部 公共資産利活用推進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7641

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。