つくばR8シンポジウム(令和6年度)

更新日:2025年04月30日

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つくばR8シンポジウム2025を開催しました

つくばR8シンポジウムチラシ表面

2025年3月16日(日曜日)、つくば市役所コミュニティ棟でつくばR8シンポジウム2025を開催しました。

今回のシンポジウムのテーマは、ウェルビーイングとまちづくり
これからの地域づくり活動が「自分にとってのウェルビーイング」につながるように。これまでの地域づくり活動が「地域にとってのウェルビーイング」につながっていると実感できるように。

本シンポジウムを通じて、ウェルビーイングな地域づくりを大切にしていきたいという思いが参加者の間で共有されました。


◇ウェルビーイング(Well-being)とは?

体の健康や心の安定、社会的なつながりが良好な状態(幸福)であることを意味する言葉で、将来にわたり幸福な状態が持続していくことを重視する考え方です。人とのつながりや生きがいを感じながら、自分らしく充実した生活を送れる社会のあり方を指すものです。


 

プログラム内容

特別講演 新しい相互扶助の形“コミュニティナース”と地域づくり

「新しい相互扶助の形“コミュニティナース”と地域づくり」と題して、株式会社CNCの杜多啓佑氏による特別講演が行われました。

地域づくりにおいては課題を解決するという思考パターンになりがちですが、「可能性」に着目することがこれからの地域づくりにおいて大切な発想であることをお話しいただきました。

講師紹介
つくばR8シンポジウム2025講師写真

講師:杜多 啓佑(株式会社CNC)
1987年山形県酒田市生まれ。
外食企業にてマネジメント、企画プロデュースを経験し、その後は「食を通じた地域社会づくり」を軸に活動。分身ロボットOriHimeによって、障害者でも遠隔就労可能なカフェの開発や、NPOではこども食堂を支援する取り組みの事業推進にかかわる傍ら、株式会社CNCに参画。「1億人総コミュニティナース」を目指して、全国にコミュニティナーシングを広げていくための地域実装を担当。

地域づくりのプレイヤーによる トークセッション

トークセッションでは、特別講演を務めた杜多啓佑氏、青木真矢市議会議員のほか、3名のR8メイト(R8まちづくり学校のメンバー)にご登壇いただきました。

地域づくりに携わろうと思ったきっかけや、活動の中での楽しかったこと・大変だったことなど、リアルな体験談をお話しいただきました。

登壇者紹介

1. 浦田 遥氏

「つくばR8アイディアソン」に参加し、0歳からの遊びの学校「あそびこそ学び!PLAYSCHOOL」を運営しながら、小田の空き店舗をDIYでリノベーションした「シェアキッチンkiki」を運営。

2. 青木 真矢氏

上郷でブルーベリー農園を営む傍ら、合同会社ワニナルプロジェクトを立ち上げ、地域を盛り上げる農家コミュニティを軸とした活動を展開。また現在、つくば市市議会議員として活躍中。

3. 柳田 周造氏

2024年6月につくば市作谷に移住後、積極的に市民活動に参加。本業として都内企業にフルタイムで勤務しながら、地域の盛り上げを目指しさまざまな活動を行う。

4. 中川 元氏

「つくばR8アイディアソン」に参加し、谷田部にて「現代の技術」と「歴史的なところ」を組み合わせるアイデアから、谷田部の歴史とつくばの持つ科学技術を掛け合わせたイベントを開催するなど、活動を展開。

R8の地域づくりが見える ポスターセッション

R8で活動する団体(周辺市街地活性化協議会の活動やR8まちづくり学校の部活動など)が、R8で展開されている様々なウェルビーイングな地域づくり活動の紹介を行いました。見て、聞いて、交流して、それぞれの地域や活動について知る貴重な時間となりました。

チラシデータ

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