周辺市街地の振興に向けた取組方針
周辺市街地の振興に向けた取組について
周辺市街地とは
周辺市街地は、旧町村時代に生活の拠点として発展してきた市街地(北条、小田、大曽根、吉沼、上郷、栄、谷田部、高見原)を中心とした地域を指します。
周辺市街地の現状と課題
周辺市街地は医療、福祉、教育等の公共施設や商業・業務施設など多様な機能を持つ生活の拠点として発展してきました。また、その周辺の地域もそうした機能と密接に関わりながら生活を営んでいます。
しかしながら、少子高齢化の急速な進行、めまぐるしく変化する経済情勢等、社会情勢の厳しさが増してきており、商業の衰退に伴う利便性の低下といった様々な課題を抱えるようになってきました。そのような課題に対応し、地域の皆様にとってより暮らしやすい環境を実現するために、今後、振興に向けた取組を進めていく必要があります。
これまでの取組と今後について
勉強会取組風景写真
周辺市街地まちづくり勉強会の開催
地域住民などの対話・協働の場として周辺市街地まちづくり勉強会を開催してきました。
勉強会では、地域振興のアイデアを出し合うワークショップや具体の取組に向けたディスカッションを実施するなど、活発な意見交換が行われました。(参加者例:区長、商店主、NPO法人、農業生産法人等)
市街地カルテ参考例
市街地カルテの作成・更新
これまで、市街地毎の現状や課題、資源、魅力を可視化したデータ集・地図をカルテとして整理しました。
また、まちづくり勉強会での検討結果や実施に移された取組の活動状況を追記しています。
協議会活動の一例:上郷市街地活性化協議会により制作されたマップ
周辺市街地活性化協議会の設立
まちづくり勉強会等を通じて、地域づくり活動への機運が高まったことから、勉強会の参加者などを中心に各市街地で「周辺市街地活性化協議会」を組織し、地域づくり活動に取り組んでいます。
(左)つくばR8コンペ2019のチラシ:(右)つくばR8コンペ2020のチラシ
つくばR8地域活性化プランコンペティション
市内外から地域活性化プランを募集し、採択されたプランは市のサポートを受けながら提案者自身が実現するコンペを2019年、2020年に実施しました。
2019年は4件、2020年は5件のプランが採択され、それぞれが地域と連携しながら、採択プランを実施しました。
旧小田小学校
旧小田小学校(小田小交流プラザ)を活用した地域拠点の整備
小田市街地では、まちづくり勉強会を通じて、地域の方から自分たちで廃校を活用することで、地域コミュニティの拠点となる場所やまちへの来訪者をもてなすような場所をつくりたいとの意見が出たことから、旧小田小学校の一部を活用した地域拠点の運営に取り組んでいます。
つくばR8シン・アイデアソンチラシ
つくばR8アイデアソン
R8での地域づくりに挑戦したい人が集まり、企画から実証までを行う実践型ワークショップを開催しました。
2022年は、8つのチームに、実証委託費が支給され、各チームがアイデアの実証に挑戦しました。
2023年は、3つのテーマごとに結成したチームが、アイデアの実現に向けて取り組んでいます。
「吉沼まちかどテラス」「北条イリアイテラス」イメージ
つくば市周辺市街地チャレンジショップ
2022年より、周辺市街地の賑わい創出及び地域経済の活性化を目的に、空き店舗等を活用したチャレンジショップを運営しています。
「吉沼まちかどテラス」で3店舗、「北条イリアイテラス」で1店舗が出店しています。
この記事に関するお問い合わせ先
都市計画部 周辺市街地振興課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-828-4966
更新日:2024年05月22日