更生保護・更生保護ボランティア

更新日:2025年05月27日

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更生保護とは

罪を犯した人が、罪を償い、再び犯罪をしないようにするにはどうすればよいでしょうか。
刑務所や少年院を出ると、通常の社会生活を営んでいくことになりますが、再び犯罪や非行をしてしまうことも少なくありません。立ち直ろうと決意した人を、地域社会で受け入れていくことが重要です。
犯罪や非行をした人を社会の中で適切に処遇し、地域社会の理解・協力を得て、自立し改善更生することを助けることにより、安全安心な地域社会を作る。
これを「更生保護」といいます。

更生保護ボランティアとは

更生保護は、地域の中で行われるものであることから、犯罪や非行をした人を取り巻く地域社会の事情をよく理解した上で行われなければ効果がありません。そこで、地域の事情に詳しい民間の方々による「更生保護ボランティア」が犯罪や非行を犯した人たちの相談に乗ったり、助言を行うなど、立ち直りや犯罪予防のための啓発活動を行っています。

保護司

保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティアです。地域の事情などをよく理解し、保護観察官と協働して、保護観察を受けている人に面接を通じた助言や指導を行い、受刑者等が社会復帰する環境への働きかけなども行っています。全国に約4万6,000人います。

更生保護女性会

更生保護女性会は、地域の犯罪予防活動や更生支援を行う女性のボランティアです。非行問題を考えるミニ集会のほか、子育て支援活動など、多様な活動をしています。全国に約12万人います。

協力雇用主

犯罪や非行をした人の立ち直りには、働くことが大変重要です。協力雇用主は、犯罪や非行をした人の自立や社会復帰に協力することを目的として、彼らを雇用しようとする事業主です。全国に約2万5,000事業者がいます。

BBS会

様々な問題を抱える少年たちと、兄や姉のように身近な立場で接することで、少年たちの成長を助ける青年ボランティアです。全国に約4,500人います。

更生保護施設・自立準備ホーム

刑務所などを出た後、住む場所がない人たちに宿泊場所や食事を提供し、自立に向けた支援等を行う民間の施設です。更生保護施設は約100施設あります。また、自立準備ホームは約500事業者が登録しています。

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