つくば市長公式ブログ2024年5月
2024年5月
5月30日【環境配慮型マットレス普及促進のため、エアウィーヴ社と協定を締結!】

多くのみなさんが使っているスプリングマットレス、実は「処理困難物」だということをご存知ですか?粗大ごみとして民間業者に処理を委託しているのですが、解体には時間も手間も掛かります。そのため処理が滞り、一時は2500枚くらいのマットレスがサステナスクエアに堆積してしまっていました。もちろん費用面でも負担が大きいですし、その後ほとんどの部分は結局燃やすので、環境の面でも大きな課題です。今は堆積は解消されてきましたが、それでも今も年間で2500枚ほどが新たに運ばれてきています。簡単に言えば、全く持続可能じゃない状況なんですね。
そこで、リサイクルが容易な環境配慮型ノンコイルマットレスの普及を促進するため、株式会社エアウィーヴと協定を締結しました。市民向けのマットレス購入補助事業を6月1日から始めます。
どんな仕組みかというと、つくば市は、水平リサイクル可能なマットレスをエアウィーヴ公式サイトから購入した市民に、購入費用として1万円補助します。エアウィーヴ社は、市民の使用済みマットレスをエアウィーヴ社製でなくとも無償で引き取ってくれます。
民間企業の商品に自治体が購入補助を出すというのはあまり前例がないことですが、市民は良質な製品を割安で購入でき、市では処理費用に一定の上乗せする金額で環境配慮型の購入を促すことができ(現在もマットレス処理費用は1つ7000円ほど掛かっています)、エアウィーヴ社も環境負荷の低い製品を販促でき、地球にも優しい、という四方良しの形ができたと思います。新しい仕組み作りに職員もがんばってくれました。
エアウィーヴ社の高岡会長は創業当初から環境配慮を主眼に置き、今年のパリ五輪でも選手村のすべてのベッドを提供しますが、そのベッドマットレスもオリンピック後はオペラ座バレエ学校やフランス軍などにそのままリユース予定です。記者発表でもとても情熱を持って変化の必要性を訴えられており、こういう変革のリーダーとご一緒できるのはとてもうれしいです。また、今回はエアウィーヴ社の創業の地である愛知県幸田町長もご一緒しました。これを機に、多くの方に従来型のスプリングマットレスの課題を知っていただき、全国で持続可能な商品の購入の選択が広がればと思います。なお、今回はエアウィーヴ社の製品が対象ですが、回収を含めて同様のスキームを取っていただける企業があればもちろん歓迎します。
5月21日【文化協会で創作活動をしてみませんか?】

つくば市文化協会の合同展示会にお伺いしました。豊里支部・パンフラワーの桃井さんをはじめ、すばらしい展示の数々でした。
文化芸術の創作活動を日常的にしている人の幸福度は、創作活動をしていない人と比べて有意に高いことが文化庁の調査でも示されています(下記報告書のリンク参照。日常的に創作活動をしていると、特に「ユーダイモニア(人生の意味付けとつながりがある幸福度)」が高いとの関連が示されています)。文化協会のみなさんは、確かにいつお会いしても元気で楽しそう!アートは鑑賞することも素敵ですが、創作するとその楽しさがまた広がります。
つくば市文化協会は様々な団体が活発に活動していますので、新しく何か初めてみようかな、と思う方はぜひHPをご覧ください。市が目指す「たまり場」としてもとても大切な場所です。
5月12日【アーバイン市姉妹都市35周年】

アメリカ・アーバイン市のカーン市長が初めて来日し、つくばフェスティバルの中で記念式典を行いました。
30周年の際には私がアーバイン市を訪問しており、相互の行き来がまた始まったことをうれしく思います。大学やテクノロジー企業の立地はじめ共通点の多いまちであるアーバイン市とは15年ほど前までは中学生の交流事業なども行っていて、その滞在経験からつくば市役所を目指し今も国際部門で活躍している職員もいます。
分断が広がる時代だからこそ、対話と協力を深めていきたいと思います。関係がずっとつながるようにとの願いを込め、アーバイン市の職員さんが彫った記念品を頂きました。そして、カピオ前にある木は、10周年の際に当時の市長が植えたものです。大きく育っています。
5月5日【つくばのこどもたち、大活躍!②】

もうひとつ、こどもたちの話。キッズクリエーションつくばのこどもたちが「ぼうさいマップコンクール」で日本ユネスコ国内委員会会長賞を受賞し、報告に来てくれました。
キッズクリエーションの外国出身の先生たちから聞き取りをしたりして、災害時に外国の方たちに情報が届かず取り残されてしまうリスクを知ったこどもたちは、地図を作るだけじゃなくて、外国の方を対象とした防災セミナーまで開催したとのこと。そうやって、実際のアクションにまでつなげてしまうの素敵過ぎだよ。アクションが世界を変えます。
災害時の情報伝達について提言ももらったので、できるところから進めていきます。
5月5日【つくばのこどもたち、大活躍!①】

こどもの日ですね。つくばのこどもたちも色々な場面で活躍しています。
先日伺ったつくばインターナショナルスクールの展示は、テーマが「Humans have to be responsible through their actions for a healthy and peaceful society」ということで、社会をより良くするための生徒たちの発表をじっくりと聞かせてもらいました。
私から「つくば市は行政として何から始めたら良い?」といった想定をあまりしていないであろう質問をしましたが、ちゃんと自分の言葉で答える姿がとても心強かったです。中には、市の取り組みについて職員にインタビューを行いその結果をまとめた生徒も。
未来を生きるこどもたちのため、私たち大人も、次の世代につながる選択をしたいですね。
5月4日【「たまり場」千現カフェへ】

今、つくば市では地域のみなさんがふらっと出かけて居場所にできる「たまり場」作りに力を入れています。その代表的な場所のひとつ、千現カフェを見学しました。代表の今井さんは、私がたまり場と言い始めるよりはるか前の2008年から千現カフェを運営されています。
この日は、音楽療法士の方と音楽家の方が来てくれていて、体を動かしながら歌ったり、素敵な音色を聞いたり、つくばの好きなところを言い合ったり。みなさんいきいきと活動していました。
「ここに来てみんなの顔を見てまた元気になって帰っていく」と今井さんやみなさんがおっしゃっていましたが、このような地域のゆるやかなつながりを作る場所こそ、市が目指しているところです。「高齢者憩いの広場事業」という名前の事業で、現在市内14箇所にあります。「自分の地域でやってみようかな」と思ってくださる方、ぜひご検討ください!
5月1日【つくばピンクリボンフェスティバル】

4月末、つくばピンクリボンフェスティバルが5年ぶり行われ、ウォーキングに参加しました。
乳がん検診の受診率向上がテーマのイベントです。早期発見・早期治療で大切な命を守るために、ぜひ受診をお願いします。
歩いたあとは、おいしいお抹茶とレモネードを頂きました。
この記事に関するお問い合わせ先
市長公室秘書課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7623
更新日:2024年07月01日