【令和6年度実証実験】アルフレッサ株式会社

更新日:2024年10月04日

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ICTとヘルスデータ連携を活用した栄養指導促進事業

概要

医療機関(かかりつけ医)と茨城県が設置・運営する栄養ケア・ステーション(管理栄養士)が、既往歴のある患者に対してPHRアプリケーション「SaluDi」を活用したオンライン栄養指導を行います(栄養指導促進)。患者の食事記録・検査値・日常生活記録等を共有することで、遠隔での栄養指導を促進します。

アルフレッサ株式会社について

主な取り組み

9月 実証に係る協定書を締結
実証に協力可能な医療機関とモニター患者の選定

つくば市医師会の協力のもと、今回の実証に協力可能な医療機関を選定しました。

また、①生活習慣病対象患者 ②つくば市内に在住する市民を条件に、今回の実証に協力してくださるモニター患者を5名リクルートしました。

茨城県栄養士会との調整

モニター患者5名に対応可能な栄養士の選出と、PHRアプリ「SaliDi」の使い方等の説明、オンライン栄養指導の個別スケジュールの日程調整等を行いました。

事業概略図
事業概略図
モニター患者へのPHRアプリへの入力依頼

今回使用するPHRアプリ「SaluDi」のダウンロードをご案内し、バイタル(歩数)、食事記録、健診結果の入力(又は読み取り機能の活用)、問診、お薬ノート等をモニター患者に入力いただくよう、依頼しました。

画面イメージ
医師の診察を経てオンライン栄養指導の実施

医師の診察と栄養指導の必要性をモニター患者に説明、患者様のご希望に応じてオンライン栄養指導の実施を決定します。

医師から、必要事項を栄養ケア・ステーション(茨城県栄養士会)に連絡します。

実証では、モニター患者によりますが、期間内にて、1カ月1回のペースでモニター患者様と管理栄養士によりオンライン栄養指導を実施しました。

オンライン栄養指導の様子
オンライン栄養指導後のアンケート実施

モニター患者・実証に協力してくださった医療機関・茨城県栄養士会に、アンケート調査やヒアリング等を行い、実証トライアルの検証を行いました。

それぞれの課題が見えてきましたので、課題解決策の検討とともに、今後の更なる改善と次へのステップを目指します。

3月 最終報告会

最終報告会にて、トライアル(実証実験)の成果を御報告いただきました!

R7_FinalReport_Alfresa

実証の成果を報告する様子

実証成果

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