つくば市科学技術・イノベーション振興指針(第3期)

更新日:2023年03月01日

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1. 指針策定の背景と趣旨

 つくば市は、筑波研究学園都市に集積する科学技術や人材を最大の地域資源と位置づけ、それをまちづくりにいかすことを目指し、指針を策定しています。

 平成24年度(2012年度)には、「つくば市科学技術振興指針(第1期)」を策定し、国際拠点都市としての環境整備など、この地域資源の潜在力が十分に発揮される基盤創りに力を入れてきました。

 また、平成29年度(2017年度)には、「つくば市科学技術振興指針(第2期)」を策定し、それまで築いてきた基盤に、「持続可能な開発目標(SDGs)」の基本理念である「誰一人取り残さない」という包摂の精神のもと、Society 5.0、スマートシティ、未来を担う人材育成などに注力してきました。

 この度、令和4年(2022年)4月に、第3期指針として「つくば市科学技術・イノベーション振興指針(注釈)」を策定しました。
 新たな指針では、研究開発の推進のみならず、社会的価値を生み出す人文・社会科学の「知」と自然科学の「知」の融合による「総合知」により、人間や社会の総合的理解と課題解決に貢献する取組をさらに推進していくことを目指します。
 さらに、第2期で進めてきた実証実験しやすい環境をさらに整備していくとともに、その成果をまちづくりにいかし、市民が恩恵を感じることができる「市民のために科学技術をいかすまち」を実現していきます。

(注釈)国の「科学技術基本法」が令和3年(2021年)4月に「科学技術・イノベーション基本法」へと名称を変更されたことに伴い、本市でも「科学技術振興指針」から「科学技術・イノベーション振興指針」に改めました。

2. 指針の位置づけ

 第3期指針は、科学技術・イノベーション基本法第5条「地方公共団体は、振興方針にのっとり、科学技術・イノベーション創出の振興に関し、国の施策に準じた施策及びその地方公共団体の区域の特性を生かした自主的な施策を策定し、及びこれを実施する責務を有する。」に基づいて策定する「つくば市における科学技術・イノベーション施策の総合指針」です。

 また、第3期指針は、つくば市の最上位計画である「つくば市未来構想・第2期つくば市戦略プラン」を踏まえ、科学技術・イノベーション分野における施策の推進方向を示します。

3.基本理念と基本方針

 第2期指針の検証で確認された課題や基本理念を踏まえ、第3期指針における基本方針及び取組の方向性を以下のとおり設定します。

第3期方向性の表

4. 指針の推進期間

 第2期指針が令和3年度(2021年度)をもって計画期間を終了したことから、第3期指針は、令和4年度(2022 年度)を初年度とし、令和8年度(2026年度)までを対象期間とする5か年計画です。

第3期指針のイメージ図

5.つくば市科学技術・イノベーション振興指針懇話会

 第3期指針の策定にあたっては、令和3年(2021年)6月から令和4年(2022年)2月までの間「つくば市科学技術・イノベーション振興指針懇話会」を設置しました。
 審議の過程は、以下「令和3年度会議録(附属機関の会議)」の開催報告のうち、「つくば市科学技術・イノベーション振興指針懇話会(第1回-第4回)」からご覧いただけます。

参考:つくば市科学技術振興指針(第2期)

参考:つくば市科学技術振興指針(第1期)

オープンデータ

つくば市科学技術・イノベーション振興指針(第3期)

つくば市の科学技術振興に関するアンケート(つくば市科学技術・イノベーション振興指針策定に向けた調査)

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