プライバシー影響評価制度(PIA)

更新日:2025年03月21日

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プライバシー影響評価制度(PIA)とは

プライバシー影響評価制度(PIA)とは、個人に関する情報を利活用したサービスが提供される前に、当該サービスを利用する市民に対して、予め考えられるプライバシーに関するリスクを洗い出した上で、対策等を講じてリスクを低減させるとともに、評価結果を公開して、市民が当該サービスの利用から得られる利便性と、利用することにより受け入れることになるプライバシーリスクの可能性を比較・検討した上で、納得のもとサービスを利用するかどうかを市民それぞれが主体的に選択できるよう、わかりやすく情報公開するための評価制度です。

制度検討に向けた取組

つくば市プライバシー影響評価制度検討懇話会

「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の取組の一環として、科学技術とデータを用いて生活全般にわたり先端的サービスの社会実装に係る取組を推進することと併せて、パーソナルデータを連携させ利活用することで実現するサービスがもたらすプライバシーへの影響を適切に評価する「プライバシー影響評価制度(PIA)」を確立をするため、令和5年(2023年)3月から「つくば市プライバシー影響評価制度検討懇話会」を設置して検討を進めてきました。本懇話会は、市民が先端的サービスを安心して選択できる環境を構築するために求められることは何かを念頭に置きつつ、市民や有識者の意見を聴きながら、適切な評価制度の在り方について、約2年間・全8回にわたり議論を行いました。

「最終とりまとめ」が市へ提出されました

令和7年3月、これまでに懇話会で検討された事項を踏まえ、つくば市が確立すべきプライバシー影響評価制度の方向性について一定の整理を行い取りまとめた「最終とりまとめ」が坂下座長からつくば市へ提出されました。これを受けて今後はつくば市はサービスの社会実装に向けた取組と合わせて、PIAの制度化を進めていきます。

「最終とりまとめ」が坂下座長から市へ提出されました

【写真】坂下座長から「最終とりまとめ」を受け取る五十嵐市長

「最終とりまとめ」の内容

「最終とりまとめ」では、懇話会で検討した事項を踏まえ、評価対象、評価項目、評価基準、評価体制といった、つくば市が確立すべきプライバシー影響評価制度の方向性について一定の整理を行い、その内容を「詳細版」と「概要版」の形で報告書として取りまとめました。

PIA最終とりまとめ内容のポイント

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