家族みんなであかちゃんを迎える準備
〜パパ・おじいちゃん・おばあちゃんになる方へ〜
これからパパになる方へ
うれしい気持ちと同時に、戸惑いやさまざまな不安を感じているのではないでしょうか?子育ては大変なこともありますが、楽しいこともたくさんあります。準備を整えて心を軽くし、自分らしい子育てを楽しみましょう!
心構え
1 ママもパパも初めての子育て!
わからないことばかりで不安なのは当たり前。わからないこと・不安なことは2人で協力して調べたり一緒に考えよう!あかちゃんが生まれる前から協力して準備を整えることで夫婦の絆が高まり、子育てが一層楽しくなるはず!
2 夫婦のコミュニケーションを大切に!
ママとパパで負担や不安は違うもの。まずはお互いの状態を把握して相手を思いやる姿勢を大切にしよう。どんなに気の合う夫婦でも子育てに対する考え方が違うことも。ママが動きやすい時期から夫婦の対話の時間を習慣にしておこう!
妊娠中にできる準備・サポート
| 時期 | ママの変化 | 準備・サポート |
| 妊娠初期(4〜15週) | 吐き気、微熱が出やすい イライラする、神経質になりやすい 体がだるく、落ち込みやすい |
・夫婦の対話の時間を習慣にする ・働き方を変えたい場合は職場に相談する ・料理のにおい、柔軟剤、整髪料等に配慮する ・禁煙する ・重いものを持つ |
| 妊娠中期(16〜27週) | 息切れやめまい、腰痛等 食欲増進、好みの味やにおいの変化 肌の黒ずみ・かゆみ、妊娠線の発生 |
・定期健診に付き添う、育児休業の相談をする ・マタニティサロンに参加する ・ベビー用品の買い出しに出かける |
| 妊娠後期・出産(28〜39週) | 胃もたれ、胸やけ、動悸・息切れ 腰痛、頻尿、神経過敏、不眠 着替え等日常生活でサポートが必要 |
・出産の日に向けた相談(病院の連絡先、持ち物、交通手段等) ・飲酒を控える(36週頃から陣痛が来る可能性高) ・いざというときに駆け付けられるよう仕事の段取りをしておく |
産後子育てスタート
●ママの回復をサポートしよう
貧血、子宮の収縮、筋肉と関節の痛み、ホルモンバランスの変化等からだとこころの両面で強いストレスがかかります。疲労や睡眠不足から精神的に不安定になる場合も。十分な休息が取れるよう、周囲のサポートが必要です。
●頑張りすぎない!
ママだけでなく、パパも頑張りすぎると体調を崩してしまいます。
共倒れになる前に、親族のサポートやサービス利用を検討しましょう!つらくなる前にぜひこども未来センター(保健センターに地区担当保健師がいます)にご相談ください。
これからおじいちゃん・おばあちゃんになる方へ
おじいちゃん・おばあちゃんをはじめ多くの人が子育てに関わることは子どもの成長にとって大切なことです。お仕事のある方、体力に不安のある方、さまざまかと思いますが、サポートの仕方もさまざまです。不安でいっぱいのパパ・ママをサポートしつつ、楽しい孫育てをしてみませんか?
心構え
1 子育ての常識は変わる!
医学の進歩に伴い、子育てについての研究が進んだこと、環境の変化等で子育ての常識は大きく変わりました。最新の情報は医療機関や保健センター等で確認すると良いでしょう。
2 お互いを尊重しよう!
あくまで子育ての主役はパパとママです。どんな子育てをしたいのか、パパとママの考えを尊重してサポートすること、サポートする側も無理をしすぎず自身の健康や生活を大切にすることがみんなが笑顔になれる秘訣です。
子育ての新常識
| 卒乳 | 親の判断で母乳を止める断乳でなく赤ちゃんが自主的にやめる「卒乳」が主流 |
| 虫歯 | 虫歯菌を持った大人の唾液から感染するため、大人が使ったはしやスプーンの共有はしない |
| 抱っこ | 抱き癖になることはなく、抱っこは心の栄養 |
| チャイルドシート | 道路交通法の改正により6歳未満の乳幼児のチャイルドシート着用が義務付けられた |
参考:パパの子育てスタートブック(東京都)、いばらき孫育て応援ナビ(茨城県)
この記事に関するお問い合わせ先
こども部 こども未来センター
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表)平日 ファクス:029-828-6203
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更新日:2025年10月23日