プラスチック被覆肥料の被膜殻の流出防止対策をお願いします

更新日:2025年10月22日

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プラスチック被覆肥料とは

プラスチック被覆肥料(水稲用一発肥料など)は、徐々に肥料成分が溶け出すため無駄が少なく、また追肥の手間が省けて省力化につながります。

一方で、使用後のプラスチック被膜殻が、ほ場から河川等を通じて海洋に流出することで、環境問題が発生しています。

農業者のみなさまには、農業生産活動を持続的に実施していくため、プラスチック被膜殻の流出防止に向けて、以下の対策を行っていただくようご協力をお願いします。

流出防止対策のポイントについて

○畦畔管理

・あぜ塗りの徹底やあぜシートを設置する。

・止水板はあぜの高さ以上とする。

○代かき・田植え

・入水時までに田面の高低差をなくす。

・代かきは浅水で行う。

・田植え前の落水は行わず、自然落水で水位を調整する。

○水田外に出さないために

・排水口にネットを設置する。

・水田で浮上した被膜殻をすくい取る。

○施肥

・土壌診断や栽培歴等に基づいた適正施肥に努める。

・流し込み液肥、プラスチックを使用していない緩効性肥料の活用を検討する。

・施肥量の削減につながる側条施肥技術を導入する。

 

上記の対策の詳細については、下記の動画やチラシをご参照ください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

経済部 農業政策課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7622

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