生活支援体制整備事業

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生活支援体制整備事業とは

支え合いをイメージしたイラスト

「生活支援体制整備事業」とは?

平成27年(2015年)の介護保険法改正で、生活支援体制整備事業という新しい事業が始まりました。

「高齢者の地域における自立した日常生活の支援及び要介護状態となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止に係る体制の整備、その他のこれらを促進する事業」(介護保険法第115条の45第2項第5号)

つまり…

高齢者の方々が地域で生き生きと暮らせるようにするために、地域の支え合いの体制をつくっていくことです。

現在、全国的の市区町村で、地域の支え合いを話し合う場「協議体」を設けて、来る超高齢化社会に向けて「どのような支え合いのあるまちにしていくか」を話し合っています。

つくば市でも、市全体及び市内各日常生活圏域で話し合いが始まっています。

市全体の取組(第1層協議体)

つくば市では、平成28年度(2016年度)から、生活支援体制整備での市全域を考える話合いの場を第1層協議体として設置しています。

話合いの場を「つくば市生活支援体制整備推進会議」と称し、会議員は医療・法律・学識経験・住民団体・介護・福祉等の関係者及び市民委員で構成されています。

(注意)この会議は、「つくば市地域ケア会議」と併催されています。

これまで以下の会議等が開催されています。

平成28年度

  • 第1回会議 平成28年(2016年)7月28日
  • 第2回会議 平成28年(2016年)11月2日
  • 「地域の支えあいフォーラムinつくば」開催 平成29年(2017年)1月21日
    -さわやか福祉財団理事長による基調講演、講演者と福祉有償運送・区会住民・集いの場の各代表者による
    -パネルディスカッション(福祉有償運送、区会住民、集いの場各代表者)
  • 社会資源調査 平成29年(2017年)1月から3月まで

平成29年度

  • 第1回会議 平成29年(2017年)5月17日
    -フォーラム及び社会資源調査実施報告、29年度事業計画 について
  • 第2回会議 平成29年(2017年)12月15日
    -サービス利用者アンケート実施、茎崎圏域第2層協議体設置 について

平成30年度

  • 第1回会議 平成30年(2018年)4月27日
    -29年度事業報告、30年度事業計画 について
  • 第2回会議 平成30年(2018年)7月19日
    -委員改選による委員長選出及び副委員長指名、事業説明 について
  • 第3回会議 平成31年(2019年)1月17日
    -事業説明「各地域のこれまでの取組」、今後の予定 について

令和元年度

  • 第1回会議 令和元年(2019年)5月16日
    -平成30年度事業報告、令和元年度事業計画、フォーラムの開催 について
  • 第2回会議 令和元年(2019年)9月26日
    -事業進捗状況、フォーラムの開催 について
  • 第3回会議 令和2年(2020年)1月23日
    -事業進捗状況、生活支援コーディネーターの委託、フォーラムの開催 について
  • (注意)第4回会議 令和2年(2020年)3月30日
    --新型コロナウイルスの影響により中止

令和2年度

  • 第1回会議 令和2年(2020年)8月17日
    -委員改選による委員長選出及び副委員長指名、事業説明、つくば市における取組(事業報告・予定)、
    -フォーラム について

第2回会議 令和2年(2020年)12月2日
-事業進捗状況報告、フォーラムの開催について

  • 第3回会議 令和3年(2021年)3月18日
    -事業進捗状況報告、フォーラムの開催について
  • フォーラム「みんなで創ろう! 支えあえるまち つくば」開催 令和3年(2021年)3月27日
    -厚労省老健局老人保健課課長補佐による基調講演、市の取組、桜ニュータウン・真瀬地区の事例発表、
    -出席者とのディスカッション

令和3年度

  • 第1回会議 令和3年(2021年)5月20日
    -令和2年度事業報告、令和3年度事業計画、つくば市における協議体の構成、地域支えあい会議のあり方について
  • 第2回会議 令和3年(2021年)8月24日
    -ゴミに関するアンケート実施に関する報告、地域の見守り等について
    -各2層SCから活動報告、関係機関との協働及び次回会議までの計画報告
  • 第3回会議 令和3年(2021年)11月18日
    -ごみ出しアンケート集計結果及び具体的方策の検討、地域の見守り社会資源情報の集約について
    -全圏域・2層SCからの活動報告、各圏域から見えてきた地域課題とその解決策の検討、第3層協議体構成の見直しについて
  • 第4回会議 令和4年(2022年)3月11日
    -ごみ出し支援の課題解決、地域の見守り体制について
    -全圏域・2層SCからの活動報告、次年度の第1層協議体のあり方について、各圏域から見えてきた地域課題とその解決策の検討

令和4年度

  • 第1回会議 令和4年(2022年)5月19日
    -ごみ問題について協議してきた内容と取組の実例報告、具体的議論を展開するための課題の焦点化、取組の具体的内容
    -令和3年度事業報告、令和4年度事業計画への意見集約
  • 第2回会議 令和4年(2022年)7月15日
    -委員改選による委員長選出及び副委員長指名、会議の全体像の共有、令和3年度圏域別ケア会議・高齢者台帳調査結果報告、令和4年度の地域課題協議の方向性
    -「ごみ出し支援」「移動支援」の2つの地域課題の協議内容説明、グループワーク
  • 第3回会議 令和4年(2022年)10月20日
    -「ごみ出し支援」について 環境衛生課からの情報提供、モデル地区の選定と取組内容について
    -「移動支援」について 市内活動団体の紹介、グループワーク
    -タスクフォースの結成
  • 第4回会議 令和4年(2022年)12月15日
    -2層SCの活動報告・地域課題についての報告
    -「ごみ出し支援」質問項目の協議
    -「移動支援」セミナーの開催内容等について協議
  • 第5回会議 令和5年(2023年)3月3日
    -令和4年度の会議のまとめ及び次年度の会議予定
    -「ごみ出し支援」「移動支援」それぞれのタスクフォースからの進捗・課題報告、課題に対する意見交換

令和5年度

第1回会議 令和5年(2023年)5月18日
-令和4年度実績報告、令和5年度実施計画、「ごみ出し支援」「移動支援」タスクフォース活動報告
-「ごみ出し支援」「移動支援」の今後の方向性に対する協議
-令和6年度以降の会議形態等の方向性について

各地区(日常生活圏域)での取組(第2層協議体)

話し合いをイメージしたイラスト

つくば市では、日常生活圏域における支え合いを考える、話し合いの場(第2層協議体)の設置を進めています。

区割りは、合併前の町村を基に筑波・大穂・豊里・谷田部西・谷田部東・桜・茎崎の7つの圏域で行っています。(谷田部は、高齢者数が多いため2つの圏域に分けています。)

圏域ごとに、説明会→準備会議→協議体設置・支え合いの会議という流れで行っており、平成29年度(2017年度)に茎崎圏域で協議体が設立されたのを皮切りに、令和元年度中に上記7圏域すべてで設置されました。「我々の住む地区(圏域)は、こんなまちにしたい」という各協議体参加者の思いから作られたキャッチコピーのもと、話し合いがスタートしています。

メンバーは、特に固定されていません。説明会の時に市から各圏域の区長、民生委員児童委員、シルバークラブ代表、ふれあい相談員、サロン活動、ボランティア等の方々に声をかけ、そこから有志の方々が出席されています。興味をお持ちの方は、地域包括支援課へご連絡ください。

令和2年度から、市内全7圏域の生活支援コーディネーター業務をつくば市社会福祉協議会に委託しました。第2層協議体の会議を「地域支えあい会議」と称し、会議運営、地域資源の整理、集いの場をはじめとした地域住民主体の支えあい活動の創出支援などが行われています。

◎具体的な活動やコーディネーターの紹介、今までの活動等については社会福祉協議会のホームページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 地域包括支援課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7638

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。