つくば市未来共創プロジェクト

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つくば市未来共創プロジェクト事業

実証実験のワンストップ相談窓口を開設

つくばが未来をつくる実験室になる。

つくば市未来共創プロジェクト事業とは

 つくば市では、本市の課題解決に資する、未来技術(注釈)の実証実験の提案を年間を通じて受け付ける「ワンストップ相談窓口」を開設し、実証実験の実現に向けて支援する「つくば市未来共創プロジェクト事業」を実施しています。

 本事業では、「つくば市未来構想」で掲げる「目指すまちのすがた」や「2030年の未来像」の実現を目指すとともに、本市をフィールドとした実証実験への協力を通じて市民生活の向上及び地域経済の活性化に寄与することを目的に、採択した提案は、実証実験の実現に向けて、本市が広くサポートいたします。

 世界のあしたが見える、未来を創る提案をお待ちしております!

(注釈)未来技術とは…AI、自動運転、ドローン、ビックデータ、サイバーセキュリティ、IoT等

対象者

  • 教育機関(中学校-)
  • 研究機関(部署、研究室単位の応募も可)
  • 企業(スタートアップ、個人事業主を含む)

サポート内容(例)

  • 実証実験のフィールド提供
  • PRや広報支援
  • 施設、モニターのあっせん

(注意)フィールドはつくば市内に限ります。また、費用面でのサポートはありません。

提案の方法

本事業へ提案予定の方は、実施要項をご確認の上、下記の方法によりご提案ください。

提案の流れ

(1)提案前の相談対応

 提案予定の方は、以下の「事前相談シート」を用いて、提案前に事前相談を行ってください。
 市は提案内容と本事業の趣旨や目的との合致性を検討し、必要な助言を行います。

(2)提案における手続き

 提案者は、事前相談終了後、市に企画提案書をメールにて提出してください。
 なお、必要な場合には、補足資料も添付してください。
 (注意)「企画提案書」は以下を使用してください。

提案の流れのフロー図

実施要項・提案等に必要な様式 一式

提出先

担当部署

つくば市政策イノベーション部科学技術振興課

メールアドレス
件名

【応募】つくば市未来共創プロジェクト(提案者名)

令和4年度採択案件

1.IoTを活用したインフラ・設備の保守メンテナンス業務のデジタル化の実証実験(IoTBASE)

「IoTBASE」のイメージ画像

実施概要

 インフラの維持管理業務における業務改革(BPR:Business Process Reengineering)は、日本において重要な社会課題となっています。
 データを活用することで「事後保全」から「予防保全」へ転換し、IoTやAIを活用することで管理・制御による業務自動化・負荷軽減を推し進めることが求められています。
 本事業では道路維持管理業務においてIoT及びクラウドシステムを導入し改善効果を検証します。
 また、職員からのフィードバックを受けることで、コア技術の改良やシステム機能の拡充を図ります。

実施期間

令和4年(2022年)4月から令和4年(2022年)7月

担当部署

政策イノベーション部 科学技術振興課

市のサポート内容

  • 実証実験場所の選定、調整、提供
  • 実証実験協力者の紹介、調整

結果

 IoTダッシュボード「Canvas」を使い、冠水危険箇所の遠隔監視を行いました。1時間ごとに記録することで、冠水までの予測や実際に確認に行く手間の削減をすることができます。今後は、システムの機能改善などを行います。

2.連続性(生まれる前から亡くなるまで)の口腔の健康増進に関する実証実験(歯っぴー)

歯っぴーのマークのイラスト

実施概要

 近年、口腔の健康と全身の健康の関連性が注目されています。「染め出しライト」を用いることで視覚に訴えた歯科の啓発を行うことができ、将来的にはむし歯や歯周病だけでなく、様々な疾病の予防にも効果があると考えられます。
 本実証実験では、様々な世代を対象に、歯科健診等において染め出しライトを使用します。健診スタッフや実際に使用したモニターからフィードバックを得ることで、有用性の検証をします。

実施期間

令和4年(2022年)6月から令和5年(2023年)3月まで(現在、実施中)

担当部署

政策イノベーション部 科学技術振興課

市のサポート内容

  • 実証実験場所の選定、調整、提供
  • 実証実験協力者の紹介、調整
  • 市のイベント等におけるPRの場の提供
  • その他市が必要と認めるもの

3.IoT(地震センサー)と災害情報提供システムを活用した災害対応業務のデジタル化/市民の防災力向上の実証実験(防災科学技術研究所)

生きる、を支える科学技術NIED防災科研

実施概要

 教育施設(例えば保育園)にIoT技術(地震センサー)を設置し、地震発生時に即時の建物健全性評価ができるかどうか、その評価が自治体の防災実務に活用できるかを検証する。また、地震発生時に震度及び建物の健全情報を保護者に即時に伝えるとともに、各種防災情報(過去の災害情報、防災Tips、防災グッズ)を伝えることにより防災力が向上するかどうかを検証する。

実施期間

令和4年(2022年)8月から令和5年(2023年)3月まで(現在、実施中)

担当部署

こども部 幼児保育課

市のサポート内容

  • 実証実験場所の選定・調整・提供
  • 実証実験協力者の紹介・調整
  • 実証実験後のフィードバック

4.筑波山エリアにおける「車両検知アプリケーション」実証実験(パナソニックコネクト)

パナソニックコネクトのロゴマークの画像

実施概要

 筑波山エリアの渋滞発生ポイントで、AI画像解析技術を活用した、渋滞状況計測の技術検証を実施します。
 画像解析に適したカメラ設置の検討や、測定ポイントごとの渋滞推移、エリア別の渋滞状況を計測することで、渋滞回避を促すために必要な情報を検討します。

実施期間

令和4年(2022年)11月から令和5年(2023年)3月まで(現在、実施中)

担当部署

経済部 観光推進課

市のサポート内容

  • 実証実験場所の選定・調整・提供
  • 実証実験協力者の紹介・調整
  • 実証実験後のフィードバック

過去の採択案件

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

政策イノベーション部 科学技術戦略課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7640

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