消毒したくなる 新型コロナウイルス感染症対策に「ナッジ」理論を取り入れ検証

更新日:2024年04月11日

ページID: 7456

設置場所を変えただけで消毒実施率が4.7倍に。警備員の声かけで7.5倍!

消毒液設置の参考になれば

消毒液設置前後の比較棒グラフ

新型コロナウイルス感染症対策の一環として、つくば市役所への来庁者の消毒実施率を上げるために、人々の自発的な行動を促す「ナッジ」理論に基づく実験を行いました(以下、本実験を「消毒ナッジ」と呼びます)。

消毒実施率が向上したのは2つです。

  1. 風除室に設置(通行の邪魔にならない程度、来庁者の動線にかかるよう設置)
     10.5% → 49.5% (統計学的有意差あり)
  2. 玄関付近に常駐する警備員による声かけの実施
     10.5% → 78.5% (統計学的有意差あり)

結果の詳細につきましては、つくば市消毒ナッジ検証結果(pdf)をご覧ください。

ナッジとは

nudge:そっと後押しする
行動科学の知見(行動インサイト)の活用により「人々が自分自身にとってより良い選択を自発的に取れるように手助けする政策手法」です(出典:環境省HP)。

添付ファイル

今回の検証結果については、令和2年5月1日環境省プレスリリース「新型コロナウイルス感染症対策における市民の自発的な行動変容を促す取組(ナッジ等)」にも応募しています。

オープンデータ

つくば市消毒ナッジ検証結果データ

実験の詳細は添付ファイル「つくば市消毒ナッジ検証結果」をご覧ください。

データのご利用に際して

本セクションで公開しているデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで提供しております。対象データのご利用に際しては、表示されている各ライセンスの利用許諾条項に則ってご利用ください。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

政策イノベーション部 情報政策課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7631

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。