つくば市未来構想・戦略プラン
未来構想とは
未来構想とは、市の全分野のまちづくりの指針となる構想で、かつては「総合計画」と言われていました。まちづくり百年の計という、百年先を見据えたまちづくりの考え方に基づき、研究学園都市のこれまでの50 年の歩みを踏まえ、今後のまちづくりの指針を示すものとして、平成27年(2015年)度を開始年度とする最初の構想が作られました。計画期間を21 世紀半ば、およそ2050 年頃としています。
未来構想改定の背景
今を生きる我々は、筑波山や牛久沼などの恵み豊かな自然、最先端の科学技術、世界に開かれた多様性など、様々な資産を受け継いでいます。一方、高齢化や将来起こりうる少子化、中心市街地の活力低下などの多くの課題も抱えています。また、世界では、SDGsとして、持続可能な社会の実現に向けた様々な取組が世界共通で進められています。
そのような社会情勢に対応し、課題を克服しながら次の世代に継承・発展させていく「持続可能都市」を目指し、平成30年(2018年)度から2年間かけて令和2年(2020年)度を開始年度とする未来構想を改定しました。
まちづくりの理念
「つながりを力に未来をつくる」という理念には、多様なコミュニティの中で、顔と顔が見えるつながりをつくり、挑戦が新たなまちの活力を生み出し、さらなる好循環を生み出すことで、未来をつくっていくという想いが込められています。この「まちづくりの理念」はまちづくりのエンジンや行動理念と言い換えることもできます。
2030年の未来像
2030年につくば市を牽引する若手職員によるワーキングチームをつくり、タイムマシーンに乗って2030年の未来を見に行くというコンセプトで未来像をつくりました。「生涯いきいきと暮らせる人生100年時代の実現」、「こどもも親も楽しく育つ環境の充実」、「未来を切り拓く社会イノベーションの創出」など17の未来像があり、同じく職員ワーキングチームで未来の姿をイラストに描きました。
戦略プランとは
予算や職員等の経営資源が限られる中、市の魅力を高め持続可能 なまちづくりを進めていくに当たっては、戦略的・計画的に施策展開する必要があります。そのため、市政の中でも特に重点的に取り組む施策に経営資源を配分し、組織横断的に実行するともに計画的に進行管理を行う5年間の「戦略プラン」を策定し、効果的・効率的に 2030年の未来像実現に向け取り組んでいきます。
なお、戦略プランを着実に達成するために、事業実施計画を毎年作成・見直しし、計画的に進行管理を行うとともに、予算編成に反映します。
また、「つくば市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(2015年から2019年)の基本的な考え方を引き継ぎ、戦略プランとして一体的に策定しています。
冊子の閲覧方法
つくば市ホームページをはじめ、つくば市役所本庁舎、コミュニティ棟、中央図書館、谷田部・筑波・小野川・茎崎交流センター図書室などで御覧いただけます。
冊子・デザイン
多くの方に見ていただけるように、まずは手にとって、開いてみたいと思えるようなデザインにするというコンセプトのもと、つくば市出身の漫画家、羽賀翔一さんに表紙デザインを依頼しました。
そして、概要版は全10ページ、写真やイラストも多く、子どもからお年寄りまで読みやすい内容となっていますので、是非一度、御覧ください。


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つくば市未来構想・戦略プラン 概要版(見開き) (PDF 13.3MB)
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つくば市未来構想・戦略プラン 概要版(印刷用) (PDF 13.3MB)
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つくば市未来構想 (PDF 14.2MB)
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第2期つくば市戦略プラン (PDF 14.9MB)
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つくば市戦略プラン事業実施計画書(2021から2023年度) (PDF 10.0MB)
つくば市未来構想等審議会
改定に関する基本的な事項を調査・審議するため、平成30年(2018年)8月から令和2年(2020年)3月までの間「つくば市未来構想等審議会」を設置しました。
調査・審議等の改定の過程は、以下、つくば市未来構想等審議会の会議開催報告からご覧いただけます。
市民参加の取り組み
つくば市未来構想・戦略プランの改定にあたっては、市民の皆様の意見を取り入れながら進めました。
市民参加の取り組みに関する詳細は、以下のページからご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
政策イノベーション部 企画経営課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-828-4708
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