コミュニティ・スクール

更新日:2024年02月06日

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コミュニティ・スクールとは

 コミュニティ・スクールとは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5に規定する学校運営協議会を導入している学校のことをいいます。コミュニティ・スクールは、学校運営に対して保護者や地域住民が参画し、学校運営協議会を通して教育に対する課題や目標を共有し、熟議することで、地域と一体となって子どもたちを育む学校づくりをすすめる仕組みです。そのため、学校運営協議会は、コミュニティ・スクールの中核を担う合議制の組織となります。
 つくば市のコミュニティ・スクールでは、学校・保護者・地域・行政がつながり、子どもも大人も地域もともに育ち合う「地域づくり」「人づくり」を目指します。

なぜ、コミュニティ・スクールを導入するのか

 近年、子どもたちや地域社会の環境が大きく変化し、学校に求められる役割も変わってきています。Society5.0・グローバル化、地方創生、状況に応じたきめ細かい学習支援、生徒指導上の課題への対応や専門性を必要とした事案、学校安全の確保など、学校を取り巻く課題はますます複雑化・困難化しています。

 つくば市教育大綱には、「つくばの『学び』実現に向け、いま必要なこと」として、「保護者・学校・地域・行政が協力し、社会全体でこどもの育ちの場を支える」と示されています。コミュニティ・スクールを導入することにより、今後、地域の多くの人が学校づくりに参画し、地域と一体となり、地域とともにある学校づくりが進むものと考えます。また、このことは未来を担う子どもたちの豊かな成長を支えるため、社会総掛かりでの教育の実現を求める新学習指導要領の趣旨にも合致します。

つくば市の小中一貫教育とコミュニティ・スクールの推進

つくば市の小中一貫教育の仕組み図

 9年間を見通した「縦につながる小中一貫教育」を柱に、保護者・学校・地域・行政が協力してつながり、社会全体で未来の創り手となる子どもたちの育ちの場、学びを支援する「横につながる小中一貫教育」を目指し、コミュニティ・スクールの導入を進めていきます。そのため、学校運営協議会を各中学校区・義務教育学校に一つ設置し、小中一貫教育の一貫性を確保しながら、子どもたち、そして地域がさらによりよくなることを目指していきます。

つくば市コミュニティ・スクールの機能について

  1. 校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
  2. 学校運営について、教育委員会又は校長に意見を述べることができる
  3. 教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項(分限及び懲戒に関する事項を除く。)について、教育委員会に意見を述べることができる
  4. 学校評価(学校関係者評価を行う)

  • 任用とは、学校の課題解決や教育活動の充実のために校内体制の整備充実を図る観点から、学校と学校運営協議会が実現しようとする教育目標等にかなった人材を求めることです。特定の職員の採用任用に関すること、分限及び懲戒に関することではありません。

  • 学校評議員制度を生かしながら、学校運営協議会制度へ移行していきます。

導入スケジュール

つくば市コミュニティ・スクール導入スケジュールの説明図

 つくば市では、令和4年度にモデル校として1学園実施し、令和7年度末までに、全学園にコミュニティ・スクールを順次導入します。

つくば市CS:各学園の取組

2023つくば市CSリーフレットを作成しました!

つくば市CSリーフレット(20240201修正版)(PDFファイル:980.7KB)

 

この記事に関するお問い合わせ先

教育局 生涯学習推進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
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