熱中症に気をつけましょう

更新日:2024年05月07日

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熱中症に気をつけましょう

気候変動により、「災害級の暑さ」といわれるほど夏の暑さが年々厳しさを増しており、熱中症で救急搬送される人が増えてきています。重症化すると死亡に至る危険もあります。体調を整えたり、環境を整えることで、熱中症を予防しましょう。

暑さ指数(WBGT)を活用しましょう

暑さ指数(WBGT)は、
人間の熱バランスに影響の大きい気温・湿度・輻射熱(ふくしゃねつ )の
3つを取り入れた温度の指標となっており、
熱中症を予防することを目的として提案されました。
暑さ指数(WBGT)が「28」を超えると熱中症にかかる人が増加します。

 

「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」に注目しましょう

令和6年4月に改正気候変動適応法が施行され、
これまでの「熱中症警戒アラート」と
新設された「熱中症特別警戒アラート」が法定化されました。

「熱中症警戒アラート」は、
熱中症の危険性が極めて高くなる(暑さ指数(WBGT)の値が「33」以上)
と予測された日の前日や当日に発表することにより
予防行動をとっていただくよう促すためのアラートです。

熱中症警戒アラート」が発表された日は、
熱中症にかかる危険性が極めて高くなるます。
積極的に熱中症を予防するための行動をとり
自身や身近な人の安全を守りましょう。

 

「熱中症特別警戒アラート」は、
広域に過去に例のない危険な暑さ等となる
(暑さ指数(WBGT)の値が県内全域で「35」以上)
と予測された日の前日に発表することにより
予防行動をとっていただくよう促すためのアラートです。

熱中症特別警戒アラート」が発表された日は、
広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、
人の健康にかかる重大な被害が生じる恐れがあります。 
すべての方が自ら涼しい環境で過ごすとともに、
熱中症を予防するための行動を徹底して実施していただき、
自分の身を守るだけでなく、
危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。

熱中症予防のためのポイント

熱中症を防ぐために、こまめな水分補給等の行動をとりましょう。

・暑さに備えた身体づくりをしましょう

1日3回、主食・主菜・副菜をそろえた食事を意識しましょう。
食事をとると、食事に含まれる水分・塩分が補給され、
体温を下げる効果のある汗をかきやすくなります。

生活リズムを整え、しっかりと睡眠をとり、体調を整えましょう。

過度なアルコール摂取は控えましょう。

・エアコンや扇風機を上手に使って室温を調整しましょう

エアコンの設定の目安は、温度は24℃から26℃です。湿度は50%~60%です。
※室内の状態は、温度が28℃、湿度が70%以下になるようにしましょう。

・のどが渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう

1日あたり1.2リットルの水分補給が目安になります。(食事に含まれる水分は除きます。)


暑い日は、気づかないうちに汗をかいています。
活動量の多い日は汗の量に見合った水分補給と塩分の補給もしましょう。
のどの渇きは、脱水のサインです。
のどの渇きを感じる前にこまめに水分をとりましょう。

体温のコントロール機能が十分に発達していないお子さんや
体の水分量が少なくなる高齢者は特に注意が必要です。

・外出時は涼しい服装にしましょう

猛暑日の熱い時間帯の外出は避けましょう。
外出時は、帽子や日傘を活用し、日陰を選んで歩きましょう。
服装は、風通しの良い服を着用しましょう。

氷や保冷剤、冷たいタオルなどでなるべく体を冷やしましょう。
皮膚を濡らしてうちわなどで扇ぐことも効果的です。

熱中症になってしまったら 熱中症をみかけたら

体が熱く意識がないときは、救急車を呼び、待っている間にたくさん冷やしましょう。
意識があるときは、涼しい場所へ避難し、体を冷やし医療機関を受診しましょう。

熱中症関連情報リンク

熱中症啓発チラシ・リーフレット

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