平沢官衙遺跡実物大復元建物 再整備工事

更新日:2024年07月31日

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平沢官衙遺跡実物大復元建物の再整備工事を行います。

平沢官衙遺跡は、古代(奈良・平安時代)の常陸国筑波郡の郡役所跡と想定される遺跡で、昭和55年に国の史跡指定を受けました。校倉、土倉、板倉の3棟の高床倉庫を復元して古代空間を再現しています。

3棟の実物大復元建物のうち、土倉(写真中央)北側・校倉(写真右)の再整備工事を、令和6年7月31日から令和7年3月14日まで行います。工事に伴う立入禁止範囲については、下記の図面をご参照ください。

工事に関する詳細については、つくば市ホームページで引き続きお知らせしてまいります。

工事期間

令和6年(2024年)7月31日から令和7年(2025年)3月14日まで

平沢官衙遺跡立体復元建物

平沢官衙遺跡立体復元建物(令和4年度の様子)

再整備工事に伴う立入禁止(7月31日~3月14日)

7月31日以降順次、下記の図の範囲を立入禁止とします。危険ですので、立ち入らないようにお願いいたします。

遺構復元広場立入禁止範囲図(2024.07.31~2025.3.14)

令和6年度工事範囲図(PDFファイル:273.5KB)

令和5年度工事の様子

土倉の茅葺屋根を葺き替えました!

令和5年度は、土倉南側の茅屋根の葺替え工事を実施しました。葺いてある茅を撤去して、小屋組みの竹を確認・交換して結びなおし、使用できる茅は再利用しながら、新たな茅と合わせて葺き替える工事です。工事前土倉屋根
工事前の土倉の屋根は、長い間風雨にさらされたり、鳥などの被害によってボロボロとなり、雨漏りの原因となっていました。令和5年11月より足場がかけられ、工事が進められました。

足場の掛かった土倉


葺替えに使用する茅は、高エネルギー加速器研究機構や、群馬県みなかみ町から、多くの方の協力を得て調達しました。

 

茅体験


見学の様子
令和6年2月には、茅こしらえ体験及び見学会を実施しました。参加者の方々は、間近で見る屋根の大きさや、職人さんによる説明など、興味深く体験・見学されました。

 

土倉(南側屋根葺替え後)と校倉
多くの方々のご協力をいただき、無事に土倉の南側が葺き替えられました。
きれいになった土倉の屋根をぜひ、現地でご覧ください!
 

 

この記事に関するお問い合わせ先

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