【Region8】つくば地域会議-周辺市街地まちづくり合同勉強会vol.2-

更新日:2023年03月01日

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つくば地域会議R8を開催!

"わたしたち”が想う地域のかたち

会議室内で席から立ちあがった参加者が右側を向いている地域会議会場の様子の写真

平成31年1月26日(土曜日)、つくば市役所で「【Region8】つくば地域会議」を開催しました。周辺市街地(北条・小田・大曽根・吉沼・上郷・栄・谷田部・高見原)をいつまでも住みやすく活気のある地域にしていくためには、さまざまな“わたしたち”(地域住民、行政、民間事業者、NPOなど)がそれぞれの立場で知恵を出し合い、ともに協力しながら行動に移していくことが必要です。そこで、地域について熱く語り合い、未来を描き、新しい地域のかたちを一緒に考えました!(第1回は平成30年9月29日(土曜日)に開催)

(注意)2018年1月からこれまでの1年間で、8市街地において計15回の個別勉強会を開催しました。

第1部講演(西上ありさ氏 Studio-L東京事務所長)

檀上で左手にマイクを持った西上ありさ氏が講演を行っている様子をアップで撮影した写真

コミュニティデザインの手法による地域づくり

住民が主体となったコミュニティデザインの手法による地域づくりについてご講演いただきました。「おかんアート」や「のろしリレー」など、地域の方々のやる気が周囲の人々を巻き込み、活動の輪を広げていった事例紹介を通じて地域づくりは「楽しい」を創ることであり、「考え込まずにまずやってみる」ことが大切だとお話ししてくださいました。今後、地域の方々が具体の取組に向け、動き出していく上でとても参考になるお話でした。

第2部ワークショップ(筑波銀行・つくばFCの取組紹介)

地元で活動・事業展開する2事業者より、地域づくりに関する取組を紹介

  1. 筑波銀行
    地域振興プロジェクト「あゆみ」において、かすみがうら市と共同出資し、まちづくり会社を設立した事例など、市・大学との連携等、多様な形で地域づくりに携わっていることをご紹介いただきました。
  2. つくばFC
    田植え体験とサッカーを組み合わせた企画「どろんこサッカー」など、地域への愛着を育てる活動についてお話しくださいました。また、学校の部活動改革も支援するなど、教育機関と連携した取組についてもご説明いただきました。

参加者にとって、民間事業者の立場や強みを知り、共に地域づくりを実施していくことを意識するきっかけとしました。

檀上で左手にマイクを持った筑波銀行の木村様が取組紹介を行っている様子をアップで撮影した写真

取組紹介(筑波銀行)

資料が映し出されたスクリーンの右側の檀上に立つつくばFC石川氏が取組紹介を行っている様子をアップで撮影した写真

取組紹介(つくばFC)

第2部ワークショップ(周辺市街地振興室からの情報提供)

当室から、これまで意見交換をした民間企業・団体等の中で、つくばの地域振興に繋がる可能性のある事例・取組を紹介しました。

  • 筑波学院大学「学生が地域貢献するオフキャンパスプログラムについて」
  • ミズベリング「水辺を活用した地域づくりについて」
  • クラブバロンセストアルボラーダ「スポーツイベントと地域づくりについて」
  • 四谷ひろば運営協議会「学校跡地の地域住民による自主運営管理について」
  • 茨城県デザインセンター「いばらきデザインセレクションを通した地域のイメージアップと産業振興について」
檀上に立ちマイクを持った周辺市街地振興室の男性が左側に設置されたスクリーンに映し出された資料を見ながら紹介している様子をアップで撮影した写真

周辺市街地振興室

資料が映し出されたスクリーンの右側に設置された檀上に立ちマイクを持っている筑波学院大学の男性が取組紹介を行っている様子の写真

取組紹介(筑波学院大学)

檀上に立ちマイクを持ったアルボラータの中祖氏が左側に設置されたスクリーンに映し出された資料の右側で話をしている様子の写真

取組紹介(クラブバロンセストアルボラーダ)

檀上に立ち右手でマイクを持った西條氏がスクリーンに映し出された資料を見ながら取組みの紹介を行っている様子の写真

取組紹介(茨城県デザインセンター)

ワークショップに向けて

「ワークショップで整理したことを今後どのように活かしていくか」を説明

ワークショップで地域の将来像・地域振興のテーマを検討し、それらを活かして

  • 地域が自ら考えたアイデアを実現していくチャレンジの後押し(補助制度の新設)
  • 民間事業者など、外部活力の導入に向けたコンペの開催

などの施策を展開していくことが予定されていることを紹介しました。

周辺市街地振興室の男性が檀上で右手にマイクを持ちワークショップの説明を行っている様子の写真

周辺市街地振興室より説明

第2部ワークショップ「地域の将来像・地域振興テーマを決めよう」

8市街地毎に分かれ、地域の将来像・地域振興のテーマを検討するワークショップを実施
机の上に広げた資料を囲んで立っている参加者が話し合いを行っているワークショップの様子の写真

ワークショップの様子

ワークショップの参加者が机の上に広げた資料を囲んで立ち右手前に立っている男性が資料を指さして向かい合って立っている左側の男性と笑顔で話し合っている様子の写真

ワークショップの様子

ワークショップの参加者が資料を広げて置いた机の周りに立ち、中央の男性が赤ペンを持って資料に書き込んでいる様子の写真

ワークショップの様子

掲示板に貼っている地図を指さしながら2名のワークショップの参加者の男性が話し合っている様子の写真

ワークショップの様子

丸や四角、魚の形などをした木製の型が置かれた机の周りに集まった参加者が話し合っているワークショップの様子の写真

ワークショップの様子

8名のワークショップの参加者机の上に広げた資料を見ながら話し合っている様子の写真

ワークショップの様子

第2部ワークショップ「地域で話し合ったことを自慢(共有)しよう」

各市街地の代表者がワークショップの内容を発表し、全体で共有

左手にマイク、右手に指示棒を持った男性が貼られた模造紙の右側に立ち発表を行っている様子の写真

発表・共有の様子

男性が右手でマイクを持ち、左手で指示棒を持って掲示板に貼られた地図を差している発表の様子の写真

発表・共有の様子

左手にマイクを持った男性が掲示板に貼られた模造紙を左手で広げて発表を行っている様子の写真

発表・共有の様子

右側の男性が立ちマイクを持って話をしているのを向かい合って立っている他の参加者が聞いている様子の写真

発表・共有の様子

第2部ワークショップ 結果の一例

8市街地のワークショップ結果例を紹介します。

「ゆったり住みたい街・北条」の地域の将来像と4つの地域振興テーマが書かれた北条市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(北条市街地)

「宝篋山(小田山)と小田城が人を結び付け、住みたくなるまち」という地域の将来像と5つの地域振興テーマが書かれた小田市街地市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(小田市街地)

「新しいまちと歴史を未来につなぐまち大曽根」という地域の将来像と4つの地域振興テーマが書かれた大曽根市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(大曽根市街地)

「吉沼ブランドの創出と発信」という地域の将来像と3つの地域振興テーマが書かれた吉沼市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(吉沼市街地)

「小貝川沿いの自然・歴史資源を結びつけた上郷のまち(街)~いのち・食・文化のまち~」という地域の将来像と4つの地域振興テーマが書かれた上郷市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(上郷市街地)

「歴史と科学が手を結ぶ 伊賀七に学ぶやたべの未来」という地域の将来像と3つの地域振興テーマが書かれた谷田部市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(谷田部市街地)

「伝統を活かした交流」という地域の将来像と3つの地域振興テーマが書かれた栄市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(栄市街地)

「地域のつながり・連携強化」という地域の将来像と3つの地域振興テーマが書かれた高見原市街地のワークショップの成果の写真

ワークショップの成果(高見原市街地)

第2部ワークショップ「ゲストによるコメント」

コメンテーターによるコメントの抜粋

  • 香川県の仏生山温泉で、自分たちが住みたいまちをつくっていった結果、外部から人が訪れるようになる現象が起こっているように、自分たちがどういったまちにしたいか整理することは重要である
  • 人口減少を前向きに捉えていくことも必要である。子供が少なくなってきているということは、生まれた子供を大切にしていくことが必要である。8市街地でそれぞれ生まれた子どものために何か仕掛けを作っても良いのではないか。
  • 女性が積極的に発言している姿が印象的だった。また、わらしべ長者をアイデアとしているまちがあり、”わらしべ長者大会”のようなものをやると面白いと思った
  • ビジョンが明確に打ち出されている市街地があった。ビジョンが明確だとそこから逆算して、戦術や戦略に落とし込み、実現を目指せばよいため有効である
  • 今回のような取組を通じて、みなさんは3つ得られるものがある。1つは目は、活動が成功し、地域に人が来るようになること。2つ目は、活動を通じて生きがいを見つけること。3つ目は、活動を通じて地域が繋がっていくこと。うまくいってもいかなくても決して無駄な汗ではないので、今後も継続して議論を深め、活動していくと良いと思う
右手にマイクを持ち話をしている蓮見孝氏によるコメントの様子の写真

コメンテーターによるコメントの様子

右手にマイクを持ち資料を見ながらコメントを行っている西上氏の写真

コメンテーターによるコメントの様子

左手でマイクを持ち右手を上げて話をしている西條氏によるコメントの様子の写真

コメンテーターによるコメントの様子

右手にマイクを持ち左手を動かしながら挨拶を行っているつくば市長の写真

つくば市長からの挨拶

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

都市計画部 周辺市街地振興課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-828-4966

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