環境配慮
環境配慮に関する市の考え方や要望について、つくば市内でデータセンターを建設・運営する事業者等に向けて「データセンターの建設及び運営に関する地域共生ガイドライン」で次のようにまとめています。
環境配慮の考え方
(1)電力・エネルギー対策
原則として、100%の再生エネルギーを利用するとともに、市内で発電されたエネルギーを優先的に調達するための対策を講じてください。
(2)排熱対策
排熱に伴う周辺環境や地域住民の生活に及ぼす影響を最小限にとどめるために、排気設備の設置位置や排熱の排出方法に工夫を施すなどの対策を講じてください。
(3)騒音・振動対策
騒音規制法および振動規制法(工業専用地域においては、茨城県生活環境の保全等に関する条例)で定める基準を遵守し、周辺環境への騒音や振動を最小限に抑えてください。特に夜間や休日の稼働に配慮し、適切な防音・防振設備の設置などの対策を講じてください。
【防音設備の設置】
音源となる機器には防音壁や遮音パネルを設置し、建物の構造についても遮音性能を高めるなどの対策を講じてください。
【防振設備の導入】
振動を軽減するために、機器の据え付けに防振マウントや防振ゴムを用いるなど、振動伝播を抑える対策を講じてください。
(4)排煙(ばい煙・悪臭)対策
①ばい煙
排出基準が適用されない非常用発電機であっても、大気汚染防止法で定める排出基準を遵守し、大気中の環境汚染や地域住民の健康への影響が生じないよう適切な対策を講じてください。
これを達成するために、排気系統には適切な浄化装置の設置や高性能フィルターを導入するとともに、排気口の設置場所や排気の拡散形態に配慮し、周辺への影響を最小限に抑えてください。
②悪臭
悪臭防止法で定める規制基準を遵守してください。なお、非常用発電機等の定期点検等を実施する際は、周辺への影響が最小となるようにしてください。
(5)電磁波対策
通信機器や受変電設備等から発生する電磁波については、周辺環境及び地域住民への影響を低減するため、電気設備に関する技術基準を定める省令を遵守するとともに、発生源の適切な管理、遮蔽措置及び離隔距離の確保等の対策を講じてください。
(6)低周波音対策
大型設備や発電機等の稼働に伴い発生する低周波音は、「低周波音問題対応の手引書(環境省環境管理局大気生活環境室)」や「低周波音防止対策事例集(環境省水・大気環境局大気生活環境室)」等を参考に、低周波音の発生源を特定し、適切な遮音等の対策を講じてください。
(7)排水対策
適切な排水処理によって、下水道法や水質汚濁防止法等で定める排水基準を遵守し、公共下水道や、河川等への環境影響がないようにしてください。また、薬品等が河川または地下水に漏洩することがないよう、適切な対策を講じてください。
(8)研究機関との連携
研究機関と積極的に連携し、研究機関が持つ専門的な知見を活用しながら、地域の環境保全や持続可能な運営に向けた課題解決を図ってください。
具体的な連携方法としては、次の取り組みが考えられます。
- データセンターの環境影響評価や技術的課題に関し、研究機関との共同調査・分析、運営後のモニタリング等への協力
- 省エネルギーや再生可能エネルギーの導入、排熱の有効利用(例:農作物の栽培等)について、先進技術の導入検討や実証実験への協力
これらの連携を通じて、環境への負荷低減を図るとともに、地域社会と調和したデータセンターの運営を推進してください。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境保全課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7643
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更新日:2026年10月22日