再生古民家とカフェから、つくば体験ができる場づくり

更新日:2023年05月17日

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Case2. 野堀 真哉(のぼり しんや)さん|旧小林邸ひととき/CAFE日升庵

Case2. 野堀真哉さんの紹介イメージ画像

家電量販店の販売員時代は3年以上も全国トップセールスを記録した野堀さん。消費者の購買意欲をつかんだノウハウを生かし、観光客のニーズに応える地域資源を新たにつくり出しています

一大観光資源・筑波山に魅力を感じて企業を決意

左)カフェの開業時はせんべいの手焼き体験をメインに据えたアイデアマン。『旧小林邸 ひととき』でも、庭でスパイスカレーを作る「筑波山カレー部」など、ユニークなプロジェクトを提案しています 右)趣ある商家造りの建築はそのままに、テレワークにも対応する設備を備えています。離れにはコワーキングスペースも設置しています

 1600坪の広大な敷地に築120年以上というシックな母屋。ここ『旧小林邸ひととき』は、古民家の良さを残しつつリノベーションした絶景の民泊施設です。手がけたのは、つくば生まれの野堀さん。会社員時代に茨城県が魅力度ランキングで最下位続きだと知り、地元を元気にできないかと考えていました。
 「つくばにUターンしてからのことですが、最高の夕日に感動し、地元の魅力を再発見したんです」
 そのスポットこそ、筑波山。つくばエクスプレスの開業によって実現した都内への好アクセスに改めて強みを感じ、起業を決意。せんべいカフェ『CAFE日升庵』をオープンし、5年の準備を経て『旧小林邸ひととき』を開業しました。
 「筑波山の観光といえば大型バスによるツアーや登山がメインでしたが、 風土や歴史の魅力もダイレクトに伝えたい。二つのスペースを駆使して、ここでしかできないコミュニティ体験、宿泊体験を提供していきます」

店内の様子の写真

左)商家ならではのしつらえが随所に残っています。2階の宿泊スペースでは日帰り利用も可能です。 右)江戸時代から続く米問屋で、筑波山のケーブルカーや筑波鉄道などインフラ建設に尽力した名士の旧邸宅。

「CAFE日升庵」と「旧小林邸ひととき」の外観の写真

左)CAFE日升庵(つくば市筑波1221-3) 右)旧小林邸 ひととき(つくば市筑波937)

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