つくば市長公式ブログ
2025年5月
5月2日【いつもの道に、安心な明かりを】

「ここに街灯があったら…」「暗いから街灯増やして」という声、とてもたくさん届いています。
市道にはできるだけ対応していますが、ご要望の多くは県の管理する道路沿いのことが多いです。そして、県では交差点以外の場所への街灯設置は、かなり前から全県的に設置しない方針となっています。
そこで、どうすれば市民の安心と安全を守れるかを考え、今回、東大通り沿いにあるJAXAの皆さんと協議を行い、敷地の一角に市の負担で防犯灯を設置しました。
ご理解に、心から感謝です。
これからもこういう連携を増やして、安心できるまちの風景を育てていきます。
5月7日【はじまりの一歩に、市役所だからこそできること】

ゴールデンウィーク明け、なんだか気分が落ち込んだり、学校に行きたくないと思うことはありませんか?「五月病」とも呼ばれるように、心や体が疲れを感じるのは自然なことです。そんなときは無理をせず、一人で抱え込まず、誰かに「助けて」と言ってみてください。
つくば市では、若い世代のみなさんが安心して過ごせるよう、こんなサポートを行っています。
① 不登校支援事業:安心できる居場所を提供しています
市内のすべての小中学校には「ハートフルSルーム(校内フリースクール)」があります。ここは、学校の教室に行くことが難しかったり居場所を感じづらかったりするとき、無理せず心や体を充電できる場所です。
また、学校以外の民間フリースクールにも通いやすくなるように、利用料などの補助事業も行っています。「みんなと同じじゃなくてもいい」という選択肢を、ぜひ知ってください。
② 青のカフェ:つくばの街の保健室、5月1日オープン!
10代から20代のみなさんが、からだ・こころ・性に関する相談ができる居場所:「青のカフェ」を作りました。オンラインやメール、電話での相談など気軽に活用してみてください。親や先生、友達には言いにくいことでも、ここならきっと安心して話せると思います。
あなたの心に寄り添います
悩みがあることは恥ずかしいことではなく、むしろ自然なことです。あなたは決して一人ではありません。つくば市はいつでもあなたを応援しています。気軽に、必要なときは遠慮なくサポートを活用してくださいね。
5月7日【茨城ロボッツ、来季の飛躍を!】

茨城ロボッツのシーズンエンドパーティに参加しました。
苦しい戦いが続いたシーズンでしたが、後半は勝率約5割と大きく巻き返し、来季への手応えを感じる内容に。
川崎社長からは、来シーズンにかける強い思いも語られ、会場全体に前向きな空気が広がっていました。
ちなみに今年の「つくばの日」の試合は11連敗中だったところからの久々の勝利となり、流れを変えられたかなと勝手に嬉しくなってましたが、来シーズンも熱く応援していきます! Go ROBOTS!
5月10日【広がるサッカーコミュニティ】

青山大人 衆議院議員が委員長を務めるその名も「ブルーマウンテンカップ」!
つくばと土浦のチームが半分ずつくらい、小学5年生以下の子たちに試合の機会をつくるという、なんとも素敵な大会です。
青山さんと共通の高校の先輩や、市役所職員、さらには中学時代の総体で一緒に試合した同級生など、たくさんの人が声をかけてくれて、あらためてサッカーってコミュニティの広さを感じます。
ボールを触ってるとね、だんだん「ちゃんと蹴りたい」気持ちが戻ってくるんですよね。
中学同士でOB戦とかやりたいねえと盛り上がりました。その前に体つくりからだな!
5月10日【親子で楽しむ、森の中の美術展】

豊里ゆかりの森美術館で、「親と子が楽しむ美術展」が始まりました。
動物や植物の絵画、アニメのセル画、日本昔ばなしをテーマにした彫刻まで──バラエティ豊かな約30点の作品がそろっています。
今回も、野堀さんのコレクションを、筑波大学の太田先生が監修。
お子さんと一緒に、美術の世界をのびのび楽しめる展示になっています。
森の空気とともに、やさしいアートにふれてみませんか?
入場無料です。ぜひお越しください!
会期:5月10日(土曜日)~6月22日(日曜日)※月曜休館
会場:豊里ゆかりの森美術館
お問合せ:029-847-5122
5月10日【アグリグループ10周年、地域医療を支える力】

在宅医療の分野で全国に拠点を広げるアグリグループが、10周年を迎えました。伊藤代表のリーダーシップは本当にすばらしく、医療相談アプリの「LEBER(リーバー)」は、つくばのみならず全国に広がっています。
さらに、小児の休日夜間オンライン診療も開始し、保護者の方から「本当に助かった」といった声も多く届いていますし、こちらの仕組みも、早速他の自治体に広がり始めています。
伊藤代表の言葉を借りれば、LEBERは「市と二人三脚で育てて」きました。
これからも、地域に根ざした医療の形を一緒に切り拓いていけることを楽しみにしています。10周年、おめでとうございます!
5月10日【3つのまちが、つながって動く】

大曽根・花畑・筑穂地域活性化協議会の総会に参加しました。
自然や歴史が色濃く残る大曽根、新しいまちとしての顔を持つ花畑と筑穂。それぞれの魅力を活かしながら、地域の皆さんが一緒になってまちを元気にする取組をしています。
毎年恒例の「ギャラリーDAY」は今年も9月に開催予定。作品展示にマルシェ、昔の街並み映像の上映など、楽しいイベントになりそうです。
さらに、会場で披露されたキャラクター「オオゾネコ」のTシャツがとてもいい!今後販売もスタートするので早速予約した!地域発のキャラが、まちの愛着につながっていくこういう流れ、いいですね。
フリーペーパー「TOWNまちあるき」の最新号では、まちの散歩コースも紹介されています。つくば市が進める「15分都市」の考え方ともつながる、地域の暮らしのヒントが詰まった一冊です。
総会では即席タウンミーティングのような感じで色々な意見交換をさせてもらいました。みなさんと一緒に“暮らしやすく、歩きたくなるまち”を育てていきます。
5月17日【 つくばフェスティバル2025 開催!】

つくばの特色の「科学と国際交流」をテーマに、体験型イベントや世界各国の文化に触れることができるつくばフェスティバル!豊かな食が多数集まり、さらには「つくばのおさけ」も勢揃いです。
1日目はなかなかの雨でしたが、神谷委員長と各ブースを周ってきました!
5月17日【文化の花が咲きそろう週末】

豊里交流センターで開かれた、つくば市文化協会の合同展示会を拝見しました。
俳句・短歌、パンフラワー、盆栽など、どの作品にもそれぞれの“好き”がつまっていて、豊かな気持ちになります。
今年3月に策定した「つくば市文化芸術推進基本計画(第2期)」では、「アートで編む」をキーワードに、文化が暮らしの中に根づいていくまちを目指しています。
そして、旧田水山小学校を活用した芸術文化創造拠点の準備も進行中です。
こうして一人ひとりの活動がまち全体の文化の彩りになる──そのことを実感できる、すてきな展示会でした。
田中会長、桃井副会長はじめ文化協会のみなさん、いつもありがとうございます!
5月18日【“ふれあい”があふれる日曜日】

第10回「働く婦人の家ふれあいまつり」。2年に1度、利用者の皆さんが力を合わせてつくりあげる、まさに手づくりのまつりで、つくばが掲げるクラフトライフを、そんな概念を作る前からずっと前から実践されています。
働く婦人の家は、地元の神谷議員が運営委員会の会長をされていて、丁寧に利用の課題を伺い、今後も遮光パネル設置や全照明のLED化などを進めていきます。
地域にとって大切なたまり場。これからも世代を越えて人が集まり、学び、つながる場所をともに創っていきます。
5月18日【手づくりのあたたかさが、まちの風景になる】

花畑Flowマーケットに。地域のみなさんの手作りのお店が並ぶ、あたたかくてどこか懐かしさもあるイベントです。
地域のみなさんのつながりで実現しているこのマーケット、大曽根・花畑・筑穂活性化協議会の諏訪さんに案内していただきながら回りましたが、とにかく皆さん仲が良くて楽しそう。まちづくりには空気感がとても大切ですが、それが自然と伝わってきますし、こういう“手触り感”のある場所が、地域の中にあることでまちの温度が上がりますね。
オオゾネコのTシャツも購入!
5月18日【「難民を支える自治体ネットワーク」に加入しました】

つくばフェスティバルの特設ステージで、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR, the UN Refugee Agency)が主催する「難民を支える自治体ネットワーク」への加入署名式を行い、駐日事務所の桒原さんと署名を行いました。
このネットワークは、自治体の立場から難民支援の意思を表明し、連帯を示していく国際的な枠組みで、つくば市は国内で19番目の参加となります。
2023年につくば市に来たグランディ高等弁務官から、難民の多くが都市部で生活しており、自治体こそが支援の最前線であるということで、ネットワークの案内を受けました。
つくばには現在、145の国・地域から約14,000人の外国籍の方が暮らしています。
その中には、紛争や迫害から逃れてきた方もいます。
難民問題は遠くの国のことではなく、私たちが暮らす地域ともつながっています。
世界で分断と対立が進む困難な時代だからこそ、多様な文化と人々が共に暮らすつくば市として、安心して暮らせるまちを目指します。まずは、市民のみなさんに難民について知ってもらうことから。UNHCRと連携しながらできることを一歩ずつ進めていきます。
5月18日【つくばピンクリボンフェスティバル2025】

つくば国際会議場でピンクリボンフェスティバルが開催されました。
乳がんや子宮がんの早期発見・早期治療の大切さを伝えるこのイベントは今年で20周年。地方での開催はつくばが先駆けです。実行委員長の植野映先生、そしてピンクリボンの会の皆さまの長年のご尽力に心より感謝申し上げます。
午前中のピンクリボンウォークにも多くの方が参加され、想いが街中に広がる一日となりました。
乳がんを経験する女性は9人に1人とも言われています。
「あなたの一歩が未来をかえる」——このメッセージを胸に、つくば市としても引き続き検診率の向上に取り組んでいきます。
5月18日【つくばから、産業構造の未来を変える】

産総研に新たに完成した「量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)」の本部棟落成式に出席しました。
複雑な計算を一度に並列処理できる次世代技術の量子コンピューティングとAIを融合し、世界の新たな産業を切り拓く拠点です。世界で研究されている5種類の量子コンピュータのうち、3種類の方式が導入され、国際的なエコシステムの拠点として多くの人に活用してもらい、実際のユースケースを生み出していくことが目指されています。
石破総理からは「つくばが産業構造を変える拠点になってほしい」との期待が、量子産業創出プロジェクトチームの鈴木英敬衆議院議員からは「つくばにしか出せない成果を、つながりの中で生み出してほしい」との力強い言葉がありました。
産総研とはスーパーシティですでに密に連携をしているところですが、「技術を産業にする挑戦」を、つくばから加速していけるようさらに深めていきます。
5月24日【日本の背骨の農業をリードするJAつくば市谷田部産直部会】

環境や安全に配慮した持続可能な農業が声高に語られるずっと前から、その理念を地道に実践してこられたJAつくば市谷田部産直部会の40周年記念式典に参加しました。
緑肥や堆肥を使った土づくり、農薬削減への努力、目揃え会による品質管理。こうした日々の積み重ねが多くの消費者に信頼され、パルシステムとの連携により各地に届けられています。
つくば市でも、こうした地道な農業と消費をしっかりつなぐために、
・地場産野菜を学校給食にもっと届ける「地産地消ガイドライン」の策定
・地元農産物を使ったメニューを出すお店を「地産地消レストラン」として認定
・加工・貯蔵の機能を備えた「給食レストラン」の計画で流通を支える仕組みづくり
など、地産地消の循環をさらに広げていく取組を進めています。
農業は日本の背骨です。これから意見交換等ももっと深めながら、次の世代へつなぐ農業を育てていきます。
5月25日【つくばの“搾りたて”で、乾杯!】

稲葉酒造で開催された「2025年搾りたて新酒の会」に参加しました。
創業150年を超える歴史ある酒蔵でありながら、国内外で数々の賞を受賞する革新性も持ち合わせ、今年の鑑評会ではついに地元産の山田錦で受賞するという快挙です。
つくばの米と水にこだわった酒づくりで、市内外のファンを魅了し続けています。
あっという間に申し込みが埋まった100名のみなさまとともに、色々な種類のお酒を少しずつ楽しみました。
つくばでは昨年「つくばのおさけ推進協議会」が立ち上がり、地元で醸造された日本酒・ワイン・クラフトビールの魅力を広く発信中。これからも地酒文化を応援していきます!
この記事に関するお問い合わせ先
市長公室秘書課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7623
更新日:2025年06月04日