つくば市長公式ブログ

更新日:2025年04月15日

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2025年3月

3月1日【チャレンジアートフェスティバルinつくば 開幕!】

チャレンジアートフェスティバルinつくばの看板

今年のテーマは「ひとはみんなアーティスト」。つくばカピオでは、福祉事業所の障害のある人がそれぞれの熱い想いを込めた舞台発表が行われ、特別企画では福岡の「People Art Performance」とのオンライン共演も実現しました。
3月4日から9日までは茨城県立つくば美術館で作品展が開催され、独創的で力強いアートが並びます。
企画を進めてくれた松島寿樹実行委員長をはじめ、関係者の皆さんに感謝します。
会場で素敵なTシャツを買ったのでその後のイベントで早速着用。市役所1階の『融点』にもありますよ。

3月1日【つくばスーパーサイエンスデイ開催!】

つくばスーパーサイエンスデイで挨拶する市長

イーアスつくばで「くらしのアップデートを考えよう」 をテーマに開催しました!会場は立ち見もでるほどで驚いた!
「民主主義」「移動」「ヘルスケア」について、多様な参加者と議論するとともに、ブースでは来場者のみなさんに最新の技術や実証実験を体験してもらいました。
紙の投票の集計体験をすると、ネット投票がいかに早いか体感するし、一緒に登壇した茗溪学園の選挙管理委員会の生徒も「紙の投票に戻るなら選挙管理委員はやりたくない」と言ってたのが印象的です。

3月1日【つくばショートムービーコンペティション2025 授賞式開催!】

つくばショートムービーコンペティション2025での記念写真

全国から163本の短編映画が集まった今年のコンペティション。
つくば出身の 中村義洋監督 を審査員長に迎え、素晴らしい作品たちが上映されました。グランプリは『逆さまの天才』に。中村監督がおっしゃっている「いかにみんなが楽しんでくれることを想像しながら自分自身が楽しんで作っているか」が伝わる作品でした。
また、つくば部門の応募作品から、大学生チーム「踊母会・りじ」による『口火』を 「つくば市長特別賞」 に選定。独特な感性で素敵で、これからの活躍が楽しみです。
このコンペを通じて、つくばから次世代の才能が羽ばたくことを期待しています!

3月2日【つくばタグラグビーフェスティバル@筑波大学】

つくばタグラグビーフェスティバルでの記念写真

タグラグビーというのは、タックルの代わりに相手のタグを取ることでプレーを止める「ノンコンタクトラグビー」です。安全性が高くこどもから大人まで楽しめ、小学校の体育でも採用されていて、世代を超えた交流の場としても広がっています。
みんながタグラグビーを楽しむ様子を見つつ、筑波大と早稲田大の女子チームのラグビーのエキシビジョンマッチのボールデリバリーも務めました。先日の女子バスケットボールの「TSUKUBA LIVE!」でも市民にとっての筑波大学チームのつくばでの価値を実感しましたが、この日の盛り上がりで改めて可能性を感じました。スポーツだから生みだせる一体感をこれからも広げていくために何ができるかを考えていきます。
ということで、つくば市の「スポーツをする・見る・支える・知る」という理念を体現する素晴らしいイベントでした。

3月2日【花芸安達流 花展】

中山先生と市長

教授である中山智恵子さんにご案内いただき、花芸安達流の花展に足を運び、その独自の美学に触れました。
立派な作品が並びますが、決して華美ではなく、研ぎ澄まされた美しさを感じます。花芸安達流は日本の伝統的な花道の精神と西洋芸術の要素を融合させ、自然の形態や生命の輝きを表現することを大切にしているそうで、とても納得。
ここのところ日々慌ただしいのですが、「自然のモラル」を生けるという高尚な理念のもと、伝統と革新が調和した美しい作品と対峙でき、とても幸せな時間となりました。

3月3日【岩手県大船渡市の林野火災で緊急消防援助隊を派遣しています】

現地で打合せするつくば市消防職員

大きく報道されている大船渡市の林野火災に対し、つくば市消防本部は、緊急消防援助隊茨城県大隊の一員として第1次派遣隊の17名を2月27日から3月2日まで派遣して活動に従事しました。さらに、被害拡大により派遣の継続要請があったため、第2次派遣隊の13名が3月2日から3月5日までの活動予定で出発。
先日の常総の火災の際も応援を出しましたが、有事の際には広域でのサポートが必須です。できるかぎりの支援を行いますが、どうか無事に任務を果たし、安全に帰ってきてほしいと強く願います。

3月4日【未来につながる、ごみの話】

森口理事から答申書を受け取る市長

つくば市の「一般廃棄物処理基本計画」の改定に向け、とりまとめてくださった国立環境研究所の森口理事より答申をいただきました。今回の答申には、食品ロス削減計画の追加や、事業系ごみの分別強化、民間との協力による店頭回収の推進など、未来志向の提案が盛り込まれています。
この計画、市の職員からの積極的な提案も反映されています。市民一人ひとりの行動が、環境の未来をつくります。ごみの減量やリサイクルを「やってる感」ではなく「実感」できるまちへ。市としても取り組みのレベルを一段階引き上げます。

3月6日【チャレンジアート展に行ってきました】

「チャレンジアート展」展示の様子

「チャレンジアート展」@つくば美術館。松島委員長に案内してもらい、作品の背景や作者の想いを聞きながら鑑賞すると、作品の奥行きがさらに広がります。力強さ、繊細さ、そして想像を超える視点——まさにアール・ブリュットの真髄を感じる展示です。

3月6日【筑協ランチミーティングで未来の科学技術を議論】

ランチミーティングの様子

国土技術政策総合研究所と土木研究所を会場に、市内の研究機関などが集う筑協(筑波研究学園都市交流協議会)のランチミーティング。
前半の視察では、従来方式と比べ劇的に道路管理の調査の時間を短縮できる技術「移動式たわみ測定装置」、八潮市の事故などを背景にインフラ管理の重要性が一層注目される中「下水道管路模擬施設」での実環境に近い施設での検証、さらに、「試験走路」では120km/hの高速で急傾斜を駆け抜ける体験。
そしてランチミーティングでは今国が進めている次期科学技術・イノベーション基本計画の策定に筑協としてどう働きかけるかという議論をさせてもらいました。これまでに無かった動きであり、行政と研究機関の関係が強くなってきていることを示していると思います。
こういう機会は各機関のトップや幹部が集まり、それぞれの取組を学び、ランチをしながら多くのテーマについてざっくばらんにディスカッションをします。余白の時間に議題以外の多くの話ができ、いくつか具体的につながっていく可能性がある案件の話もできました。オンラインの会議も多いですが、リアルだからこそちょっとした対話からの発展的な機会を作れるので、ありがたいです。

3月7日【3年間ありがとう!イオンモールつくばのGMが離任】

福留GMと市長

2022年から3年間、イオンモールつくばのゼネラルマネージャーとして地域と共に歩んできた福留さんが、異動により離任されました。
学校給食まつりや収穫体験ツアー、健康教室からクーリングシェルターの設置まで、スピード感を持ち官民連携の好事例を数多く生んでくださると同時に、福留さんの柔軟なご判断で市のイベントに会場を無償提供いただくなど、幅広い地域への貢献にとても感謝しています。
これからも、まちとともにある商業施設としての連携が続いていくよう、力を尽くしていきます。

3月8日【日本画と立体が出会う場所——静けさの中にある挑戦】

展示の様子

太田圭・筑波大学名誉教授による日本画展「平面×立体」@春風台のART SPACE布布。日本画の枠を広げて立体的に表現するという、挑戦的かつ繊細な魅力あふれる展示でした。
太田先生は、夏の「アート・マルシェ」などでも審査委員長を務めていただき、こどもたちの創造性と向き合ってくださっています。今回は“描く”だけでなく“構成する”ことへの問いかけも含まれた展示。静かで素敵なギャラリー空間に豊かな刺激がありました。
つくばの芸術文化の理念は「アートで編む」。大学・地域・市民をつなぎながら実現していきます。

3月8日【EXILE TETSUYAさん出演!つくばで夢が踊った一日】

TSUKUBA HEARTBEAT FES.

TSUKUBA HEARTBEAT FESTIVAL 2025開催。特別出演はEXILEのTETSUYAさん。大学院に学び、こども向けのダンススクールを立ち上げ、さらにはコーヒー事業も進めるなど、理念を持ちながらの活動の幅の広さに感銘を受けます。
このフェスは「こどもたちに夢を、大人たちに感動を」がテーマ。
あこがれの存在と一緒に踊れるかけがいのない時間になったと思います。実行委員のみなさんの思いが形になり、表現することの価値、それに触れる場の魅力があふれたイベントでしたし、こういうものを若い世代が主導してどんどん進めてもらえることが心強いです。

3月8日【「華の幹」が紡ぐ時間】

屋根裏LIVEの様子

小田の「華の幹」。失礼ながらかつてホコリだらけだった築120年の古民家が、代表の飯塚さんたちの手でこつこつと磨かれ、豊かな時間が生まれる場となっています。
屋根裏で開催された「音魂 Oto-dama」は、愛田美樹さんの心に響く歌声、小林鈴勘 さんの尺八とジャズの唯一無二の融合。その音色は古民家の梁に染み込み、この場所を長い眠りからゆっくりと覚めさせていくようです。
地元の食材をふんだんに使ったガレットカフェ特製7品コースの食事と厳選された地元のお酒が、音の余韻をさらに深めます。つくばが目指すクラフトライフのお手本のような素敵な空間。
飯塚さんが「14年経ってようやく活用の段階に来られた」と話していたのが印象的です。その時間と手間、そして思いが、豊穣な時間を紡いでいくのだと改めて感じたひとときでした。

3月10日【筑波大OBから、つくばの未来へ 100万円の想い】

瀬山代表と市長

ビーイナフ株式会社の代表・瀬山彰さんより、企業版ふるさと納税として100万円のご寄附をいただきました!
瀬山さんは筑波大学で数学を学び、当時は硬式野球部。現在は住宅業界で、施主目線の家づくりを発信し続ける起業家です。今回の寄附には「こどもたちに広い世界を見せたい」という熱い想いが込められており、つくばの教育・子育て施策にも大きな励みになります。
筑波大の卒業生が、こうしてつくばを心に留め、応援してくれるのは本当に嬉しいこと。これからもつながりを深めていけたらと思います!

3月11日【東日本大震災から14年】

黙祷の様子

東日本大震災から14年。毎年発災時間に市役所でアナウンスを流していますが、今年は総合教育会議の開催中だったので会議を止めて黙祷をし、その後会議でも触れました。今もつくばには多くの避難されてきた方が生活を続けていますし、日本中でそのような方がいらっしゃいます。私の身内も近隣自治体にいます。震災は現在進行系。サポートを続けていきます。

3月11日【全国の舞台へ つくばの空手選手が挑戦!】

空手を披露する二人

全国中学生空手道選抜大会に出場する中山楓さん(豊里中2年)と保科乃々明さん(谷田部中1年)が表敬訪問に来てくれました!
つくばの茨城剛柔館で技を磨き、全国の舞台へ。「自分らしく組手を」「金メダルを取って帰る」と力強く語る二人に全力エールを送ります!

3月11日【卒業式に寄せて】

今日は中学校の卒業式でした。私は毎年、式には出席せずメッセージを送る形をとっていますが、参列した保護者の友人や先生方から「心に響いた」と多くの声をもらいました。少しでも伝わったならうれしく思います。今日その場にいなかった「あなた」にも届くことがあればと思い、ここにシェアします。あらためて、おめでとう。 
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夢・希望・期待・活躍・成功。素敵な言葉です。
でも、毎日がそんな言葉に囲まれているわけではない。
うまくいかない日もあるでしょう。
夢が見つからなかったり、努力が報われなかったり、
迷い、光を失うこともあるでしょう。
だからと言って、あなたの尊さは変わりません。
人の尊さは、
何かを成し遂げることではなく、
ただこの世に生まれてきたことそのものにあります。
あなたが生まれたその日、あなたを深い愛情で抱きしめた人がいます。
あなたが生まれたことで、世界が変わった人がいます。
あなたを大切に思う人の世界は、
あなたがいることで、かけがえのないものになっています。
今、ここにいること、それだけで、あなたは尊い。
だから、どうか、どんなときも、自分を大切にしてください。
立ち止まる。後ろに下がる。涙を流す。
そうやって
ゆっくりでいいから、生きてください。
あなたが今ここにいることを、
そして、この場所に来ることができなかったあなたの存在も
心から祝福します。
卒業おめでとう。

3月12日【今年も魅力だらけ!“つくばの逸品”が大集合】

つくばコレクション認定式の記念写真

今年度の「つくばコレクション認定式」を開催しました!独自性・デザイン・品質など厳しい基準をクリアした、つくば自慢の物産品たち。今回は28品の申請の中から、20品を認定。そのうち12品が新規認定ということも嬉しいです。めっちゃ試食した!
地域と農業をつなぐフリーペーパー「ワニナルペーパー」への掲載や、イーアスつくばなどでのイベント開催も検討中ですし、もちろんふるさと納税の返礼品としても推していきます。
つくばの魅力をぎゅっと詰め込んだ逸品を、もっと多くの方に知っていただけるよう発信していきます。

3月12日【つくばの未来を描くプランが進化】

委員の皆さんとの記念写真

「第3期つくば市戦略プラン」に向け、未来構想等審議会から答申をいただきました。市民や有識者、計22名の委員の皆さんとともに、1年以上かけて議論を重ねてきた成果です。
今回は、これまで各課の個別計画と重複していた部分も大きく整理し、より実行しやすい計画へとアップデートしました。2030年の未来像を“描くだけ”で終わらせず、みなさんと“動かす”羅針盤となるプランです。

3月12日【未来をカタチに!つくば発・スマートシティ挑戦の夜】

「STAPA PITCH NIGHT」の集合写真

つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業の最終報告会「STAPA PITCH NIGHT 第15夜」。全国から集まった16件の応募から、今年度は4件を採択しました。
医療・教育・地域情報発信など、多様な分野で“未来の当たり前”を目指す実証。現場での苦労や乗り越えた工夫も、コーヒーを飲みながら聴かせてもらいました。
これからも挑戦を支え、市民の暮らしをより良くする技術とともに歩んでいきます。

3月14日【“森と都市”がつながるまちづくり 研究学園が優秀賞!】

谷田部地区区会連合会・研究学園支部の皆様

谷田部地区区会連合会・研究学園支部が、つくば市・URと連名で応募した「グリーンインフラ大賞」で優秀賞を受賞しました!
グリーンインフラとは、自然の力を活かして都市や地域の課題を解決するまちづくりの考え方です。研究学園地区では、仲村健さんはじめみなさんが住民主体で、水循環や緑地を活かした開発をベースに、景観や環境教育などの取組を進めてきました。
グリーンインフラは、私の公約の土台の「グリーンシフト」でもとても重要。自然と都市の調和を大切にするつくばらしい市民の挑戦が、またひとつ評価されました。連携を深めながら、市民とともに緑への転換を進めます。

3月16日【鹿島アントラーズ・フレンドリータウンデイズ「つくばの日」】

試合の様子

鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ戦。「つくばの日」としてつくばの皆さんを招待していただき、特産品販売も実施。ブースは大盛況で行列ができていました。試合は先制されるも終了間際に追いつき1-1引き分け!
つくばアカデミーセンターを拠点に、育成や市のイベントにもご協力いただいている鹿島アントラーズ。今日もアカデミー出身者も活躍していました。これからも一緒に盛り上げていきます!

3月17日【つくばから万博へ!科学のチカラをつなぐ300枚】

三井住友海上火災保険株式会社茨城支店様から目録を受け取る市長

三井住友海上火災保険の皆さまから、大阪・関西万博の電子チケット300枚をご寄附いただきました。
「科学技術のまち」つくばで働く研究者の皆さんに、未来への刺激と出会いの場を届けたいとのありがたいご意向なので、配布を進めていきます。
1985年の科学万博の地・つくばから、次の時代の万博へ。研究と創造をつなぐ一歩に感謝です。

3月18日【ジオパークの物語を伝える 筑波山のひみつ絵本誕生!】

絵本「ひみつのてっぺん」を手に記念撮影

「こびとづかん」で知られるロクリン社から、筑波山地域ジオパークの魅力を伝える絵本『ひみつのてっぺん』発刊!編集長の中西さん、担当の田中さん(地質愛あふれる!)といっしょに、ストーリーの岡林さん、絵本作家の大澤さんが来てくださりました。つなぎ役となってくださった神谷大蔵市議、小村政文市議にも感謝です。
物語は、ウサギとカエルが“鬼のひみつ”を探す冒険。ストーリーとしてもワクワク読めて、気づけば地質の魅力にふれている構成。絵も、岩肌の様子から葉っぱの一枚一枚までとても丁寧に描き込まれ、ジオパークの質感を感じられます。巻末の解説も充実していて、ジオの入口として最高の一冊になりました。
これからつくばの書店はもとより全国で展開予定。この絵本をきっかけに、こどもにも大人にも筑波山地域ジオパークを訪れてもらうのが楽しみです。

3月31日【感謝と敬意を込めて、退職辞令】

退職者との記念写真

今日は年度最終日、退職辞令交付式を行いました。市役所で長年にわたり市民のために尽力された職員の皆さん、そして地域のこどもたちの未来を育んできた教職員の皆さんに、心からの感謝をお伝えしました。
一人ひとりの力が、つくばを支え、前へと進めてくれました。皆さんの積み重ねた時間と想いに、改めて深く敬意を表します。これからの人生が、健やかで実り多いものでありますように。

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