国立研究開発法人建築研究所と基本協定を締結

更新日:2023年03月01日

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(注意)研究機関名は、協定締結時のものです。

令和3年10月8日(金曜日)につくば市は国立研究開発法人建築研究所と基本協定を締結しました。
内容については、以下のとおりです。

要旨

つくば市と国立研究開発法人建築研究所は、互いの活動に関し、相互協力を図ることにより市民の安全・安心を確保し、市民の良好な生活環境が確保された地域社会の持続的な発展に資することを目的として、協定を締結しました。
本協定の下、建築研究所とつくば市は、1.環境保全及び防災に関すること、2.互いの情報、資源、研究成果等の活用に関すること、3.市民の安全・安心に係る情報の共有に関すること、4.学術研究及び科学技術の振興に関すること、5.学校教育及び社会教育の増進に関すること、6.つくば市内の大学及び研究機関等との連携に関すること、7.その他前条の目的達成のために必要な事項を推進していきます。

協定書を持っている緑川 光正氏が映し出されたモニター画面と協定書を持っている市長の写真

協定書署名後の記念撮影
(左)建築研究所理事長 緑川 光正氏

災害支援ドローンシステムの開発に係る実証実験への協力

建物の傍を飛行しているドローンの写真

本協定に基づく連携事業の一環として、建築研究所が内閣府SIP「衛星データ等即時共有システムと被災状況解析・予測技術の開発」で行うドローンを活用した被災状況把握技術開発に関する実証実験にフィールド提供で協力しました。

実証実験の目的

  • 都市災害、火災、被災を想定し、親機ドローンにて建物外部、周辺状況取得、子機ドローンにて建物内部状況を取得することで災害状況の把握に向けた技術実証を行うもの。
  • 災害現場での運用を想定してつくば市消防本部と意見交換を行うことで、消防隊員が被災建物に突入する前の状況確認など、実装にあたっての改良点をフィードバックする。これにより、将来的に迅速な情報把握かつ消防隊員の安全につながる技術となることが期待される。

これまでの基本協定締結機関

  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所
  • 国立研究開発法人物質・材料研究機構
  • 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
  • 一般財団法人日本自動車研究所
  • 国立研究開発法人理化学研究所筑波研究所
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
  • 国立研究開発法人国立環境研究所
  • 国立研究開発法人防災科学技術研究所
  • 国土交通省国土地理院
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)

(令和4年6月10日更新)

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