【令和4年度実証実験】合同会社大人検索
グラフデータベースを活用した組織内での情報共有を円滑にするシステム「Oudan Sharing」の実証実験
概要
本提案は、多様な組織内情報の中からメンバーが活用する上で必要な情報を逐一発見し、その情報を社員に応じた最適な形で届けるAIアシスタントに関する技術の実証実験です。
我々は、社内情報の取得を円滑にするシステムを開発し、誰もが専門性を存分に発揮できる社会をつくばから実現します。
提案概要(合同会社大人検索) (PDFファイル: 2.9MB)
合同会社大人検索について
メンバー紹介(動画)
実施内容
Oudan Sharingを継続的に利用してもらう上で最低限必要な機能を明らかにする。
• 可視化機能と通知機能を実装し、実際に組織で利用してもらってフィードバックを受ける。
• フィードバックをもとに追加で必要となる機能を特定し、実装する。
• 追加機能の実装を完了した後に再度モニター企業にシステムを利用してもらい、改めてフィードバックを受ける。
11月 モニター様の実証実験を開始しました。
実証結果
①可視化機能の検証(2022年11~12月)
継続的なシステム利用のために最低限必要な機能を明らかにするため、可視化機能のみで1回目の実証実験を昨年11月に実施した。
・モニターから「可視化機能だけではあまりメリットを感じない。」というフィードバックを受ける。
② 通知機能の検証(2023年1~3月)
ユーザの要望を受けて共有相手にシステムが自動で通知する機能を実装し、今年の1月〜3月にかけて3つの組織で実証実験を実施した。
• モニターから「Oudan Sharingの通知機能のおかげで見落としていた情報に気づけた。」とポジティブなフィードバックを得る。
③情報を共有する際のUX改善(2023年2月~3月)
「Oudan Sharingで情報共有する際に作業工程が多くて使いづらい。」というフィードバックをもとにChrome拡張機能を開発した。
• 開発した機能の検証を3組織で行ったところ、全ての組織のメンバーから使いやすくなったとポジティブなフィードバックを得る。
この記事に関するお問い合わせ先
政策イノベーション部 科学技術戦略課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7640
更新日:2024年02月29日