令和7年度農地再生チャレンジ事業

更新日:2025年07月07日

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つくば市農業委員会では、農業従事者の減少や高齢化などにより増加している遊休農地の解消とその有効利用に向けた独自の取組として、「農地再生チャレンジ事業」を実施しています。農業委員・農地利用最適化推進委員が中心となり、令和7年度は豊里地区で遊休農地約1,400平方メートルの再生を行いました。
再生した農地で栽培したジャガイモを収穫していただくイベント「ジャガイモ収穫体験」は、あいにくジャガイモの生育不良に見舞われたため見送りとなりましたが、再生した農地は意欲ある次の担い手へ引き渡します。

再生前

雑草が繁茂し、茂みのようになっている。

作物が作付されておらず、また管理も行き届いていなかったため、雑草が繁茂し荒れた農地となっていました。

肥料散布・種まき

作業者が、機械に肥料を投入しています。
黒いマルチを被せられた畝が何本もあります。
機械でマルチに穴をあけると同時にジャガイモの種イモを蒔いています。

荒廃した農地を利用できる状態まで再生し、ジャガイモの種イモをまきました。

芽出し

黒いマルチのかかった畝が何本もあり、畝からは小さなジャガイモの芽が出てきている。
畝をアップにした写真。マルチの穴からジャガイモの芽が出ている。

植えた種イモから芽が出てきました。マルチが開いていない部分は、マルチを切って芽を出してあげます。

芽かき・除草剤散布

ジャガイモの葉が青々と茂る中で、作業者がジャガイモの芽を手で摘んでいる。
青々とした芽の横に、芽かきした芽が落ちています。
作業者が、軽トラックの上で、農薬を散布する準備をしています。
作業者が、農薬のタンクを背負い、畝の間を歩きながら農薬を畝の間に噴霧している。

芽かきを行いました。芽かきとは、不要な芽を取り除く作業で、これによりジャガイモの養分を集中させます。また、雑草の繁茂を防ぐため、畝の間に除草剤を散布しました。

収穫・整地

作業者が機械に乗って運転し、畝を掘り起こしている。ほかの作業者がその様子を見つめている。
農地が整地されて、きれいに平らになっている。

あいにくジャガイモの生育不良に見舞われたため、毎年恒例のジャガイモ収穫体験は見送りとなりましたが、再生した農地は意欲ある次の担い手へ引き渡します。
これからもつくば市農業委員会は遊休農地の解消と新規就農者の支援に積極的に取り組んでまいります。本事業にご協力いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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