「下邑家住宅」が国登録有形文化財に登録されます

更新日:2025年11月21日

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栗原台坪地区の江戸後期~大正後期の建造物群

令和7年11月21日(金曜日)、国の文化審議会の答申により、つくば市栗原に所在する下邑家住宅(しもむらけじゅうたく)の「主屋」、「米蔵」、「長屋門」等の6棟1基が、新たに国登録有形文化財に登録されることとなりました。後日、官報告示をもって正式な登録となります。

下邑家住宅は江戸後期から大正後期にかけて建築された建造物群で、六つ間取りで式台玄関を備えた大きく格式の高い造りの主屋や、長大なマツの一丁材が用いられた米蔵、街道に面して威容を示している長屋門や塀等に特徴があり、新田開発等で財をなしたことによる豊かな暮らしぶりがうかがえます。

下邑家住宅は現在、個人が所有しており、普段は非公開ですが、イベント会場やレンタルスペースとして利用されています。

市は、貴重な文化財を未来へ継承できるよう、保存と活用を支援していきます。

下邑家住宅主屋外観

下邑家主屋外観

下邑家住宅主屋書院

下邑家主屋書院

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