下水道管路の全国特別重点調査について

更新日:2026年04月21日

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全国特別重点調査の概要

令和7年1月に埼玉県八潮市で道路陥没事故が発生したことを受け、国土交通省から全国の自治体に対し、下水道管路の「全国特別重点調査」の実施が要請されました。
つくば市においても、市が管理する大口径の下水道管を対象に調査を実施しました。

●調査対象

以下の条件に該当する下水道管路が調査の対象となります。
• 内径2メートル以上の大口径管
• 布設から30年以上経過した管路

つくば市においては、雨水管約23kmが調査対象となりました。

なお、調査対象のうち次のいずれかに該当する箇所は、優先的に実施すべき箇所※1とされ、令和7年9月に結果が公表されています。

  1. 埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似の条件の箇所(構造・地盤)
  2. 管路の腐食しやすい箇所または過去の調査で腐食が確認され未対策の箇所
  3. 緊急輸送道路で下水道起因の陥没履歴がある場所
  4. その他(沈砂池の堆積土砂が顕著に増加したポンプ場等につながる管路)

※1 つくば市が管理する下水道管路については、優先的に実施すべき箇所(八潮市と類似条件等)の該当はありませんでした。

 

全国特別重点調査の結果

【期間】調査:令和7年7月~12月、診断:令和8年1月~2月

【調査方法】下水道管内の状態を潜行目視により確認

つくば市において実施しました調査の結果及び今後の対応については、以下のとおりです。

●調査結果

市内の対象となる管路(雨水管 約23km)を調査した結果、管路の軽微なひび割れは認められましたが、道路陥没につながるような緊急性の高い土砂堆積等の異常は確認されませんでした。

今回対象となった雨水管は、汚水管のように腐食しやすい環境にはないため、道路陥没のリスクは比較的低いとみられます。

一方で、管の軽微なひび割れなどの劣化が確認された区間については、状況に応じて必要な対策を実施します。

 • 調査延長:約23.1km
 • 緊急度Ⅰと判定された区間:約1.7km(うち要対策延長:約0.1km)
 • 緊急度Ⅱと判定された区間:約8.8km(うち要対策延長:約0.5km)

※緊急度Ⅰ: 速やかな対策が必要な区間(原則1年以内に対策)
緊急度Ⅱ: 応急措置等を行ったうえで、5年以内を目途に対策が必要な区間
要対策延⾧:緊急度ⅠおよびⅡの区間のうち、修繕等の対策が必要となる箇所の延⾧

●今後の対応

緊急度Ⅰおよび緊急度Ⅱと判定された区間(約10km)については、空洞化調査などの詳細調査を継続実施するとともに、緊急度Ⅰの区間は1年以内(令和9年2月まで)、緊急度Ⅱの区間は5年以内(令和13年2月まで)を目途に対策を実施します。

なお、修繕完了まで一定の期間を要することから、路面巡視等を適宜実施し、陥没の予兆となる道路の異常の早期発見や事故防止に努めます。

【参考】

国土交通省発表

茨城県発表

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