つくば市バースセンター

「つくば市バースセンター」とは?

「つくば市バースセンター」は、妊産婦の方が主体的に妊娠・出産、育児に挑めるように、おかあさんとあかちゃんをサポートする院内助産システムです。
あかちゃんが生まれる時には、必ず産科医師が立ち会い、安全・安心なお産を提供します。
筑波大学附属病院内に開設されています。
安全・安心と快適性を備えた施設
Labor(陣痛) Delivery(分娩) Recovery(回復)
12室の分娩室はすべて個室のLDRタイプです。
陣痛が始まって入院してから、お産、そしてお産後の約5日間の入院をすべて同じ部屋であかちゃんと一緒に過ごすことができます。
内装は木目調で、医療機器等はクローゼットに収納され、落ち着いた家庭的な雰囲気の中で出産ができます。
また、出産後のおかあさんが安心してあかちゃんと過ごせるように、プライバシーにも配慮した空間になっています。

LDR室

産後に「ねぎらいご膳」を提供
院内に併設された総合周産期母子医療センター
院内には「総合周産期母子医療センター」が併設されており、緊急時にも対応できるような環境が整っています。
NICU(新生児集中治療室)、GCU(新生児回復治療室)
新生児専任の小児科医師、小児外科医師と看護師がチームを組み、24時間体制であかちゃんの治療にあたっています。
MFICU(母体胎児集中治療室)
妊婦さんとそのおなかの中のあかちゃんに対応できるよう最新の医療機器を備え、24時間体制で産科医師と助産師による質の高い医療を提供しています。

NICU・GCU

MFICU
立ち会いについて
バースセンターでは、女性やご家族にとって大切なイベントである出産を通して、ご家族で協力してあかちゃんを育てていくことをスタートできるように、立ち会い出産を行っています。
産婦さんが安心して出産に臨み、乗り越えた、という達成感や命の誕生の瞬間に感じる喜びと感激をご家族で分かち合っていただきたいです。
つくば市バースセンターにおける出産について
つくば市バースセンターでは、助産師が中心となって、妊娠期から産褥期に継続的に関わることが特徴です。
助産師とコミュニケーションを密にとりながら、出産後まで継続的にサポートを受けられる点が魅力です。 妊娠中の健診も助産師が行いますが、少なくとも2回は医師の健診があります。また、分娩の際も助産師が中心となり分娩介助等を行いますが、安全のため、必ず医師が立ち会います。
合併症がなく、妊娠・出産に対するリスク(危険性)が低い妊産婦さんを対象としており、もし、妊娠中や出産中に異常があった場合は、筑波大学附属病院の通常の産科管理の流れで出産をする形となります。

ご利用の流れ
合併症や妊娠経過の異常が無く、リスク(危険性)の低い妊産婦さんが対象です。
利用を希望される方は、はじめに産科初診外来を受診してください。
問合せ先
筑波大学附属病院(産科外来)
住所 | つくば市天久保2-1-1 |
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電話 | 029-853-3878 |
受付時間 | 月曜日、火曜日、木曜日、金曜日:9時から15時まで 水曜日:9時から13時まで |
休診日 | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始 |
(注意)つくば市バースセンターのご利用等に関しては、筑波大学附属病院(産科外来)の医師・助産師にお尋ねください。(利用を希望する場合は、お電話の際に必ず「つくば市バースセンターを利用したい」旨をお伝えください)
この記事に関するお問い合わせ先
保健部 健康増進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7535
更新日:2024年08月16日