認知症のご家族が行方不明になってしまったら

更新日:2025年01月28日

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認知症やその疑いのあるご家族様が行方不明になってしまった際は、下記手順のとおり対応してください。

行方不明発生時の対応手順

1.警察に相談する

行方不明発生から時間が経ってしまうと、捜索範囲が広がり早期発見・保護が難しくなります。行方不明の恐れがあるときはただちに最寄りの警察署もしくは交番に相談し、行方不明者届を提出しましょう。

〇つくば警察署

https://www.pref.ibaraki.jp/kenkei/station/tsukuba/index.html

相談時のポイント

・届出の際には、対象者の写真、届出人の身分証をお持ちください。

・本人の氏名、特徴、いなくなってしまった時の状況や服装など、可能な限り詳細な情報を伝えましょう。

・昔住んでいた場所や以前通っていた職場など対象者の過去に関する情報も捜索の際に役立つことがあります。

2.つくば市役所に相談する

つくば市地域包括支援課では、認知症高齢者の方が行方不明になってしまった際に、下記のとおり捜索を支援いたします。窓口もしくはお電話にてご相談ください。

※認知症高齢者等SOSネットワーク事前登録者は、登録済みの旨をお伝えください。

①他自治体への捜索依頼

ご希望の範囲の自治体(近隣市町村、関東圏域内など)に、対象者情報の発信を行うとともに捜索の協力を依頼します。

②認知症支援メール登録者及びつくば市認知症高齢者等SOSネットワーク協力事業所への捜索の呼びかけ

つくば市認知症高齢者SOSネットワークの一環として、捜索に協力いただける市民の方や事業所に情報の発信を行います。

相談時のポイント

・発生日時や発生時の状況、服装などの聞き取りを行います。詳細な内容をメモしておきましょう。

・対象者の写真をお持ちの方は窓口でお渡しください。(他自治体への捜索依頼の際に使用します)

発見・保護されたら

対象者を発見した、もしくは警察署から発見の連絡がございましたら、速やかに地域包括支援課にご連絡ください。関係機関及び認知症支援メール登録者に連絡し、捜索依頼を解除します。

行方不明に備えて

早期発見のためにできること

・普段からよく身につけているものやよく行く場所を把握しておきましょう。

・行方不明になる恐れのあるご家族の衣服や持ち物の内側に名前や連絡先を記載しておきましょう。

・携帯電話を持たせたり、GPS機器や見守りセンサーを活用しましょう。

つくば市の事業

認知症の症状等により行方不明になる恐れがある方、行方不明になってしまったことがある方を対象に下記の支援がございます。

つくば市認知症高齢者等SOSネットワーク事前登録

認知症の症状等により行方不明になる恐れがある方の情報を事前にご登録いただき、警察等の関係機関に情報の共有を行うことで、早期発見保護を目指します。

つくば市おでかけ見守りシール

行方不明者の早期発見保護を支援する「おでかけ見守りシール」の配布を行っています。専用の伝言板を用いて、発見者とご家族間で個人情報を明かさずにやりとりができます。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 地域包括支援課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7638

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。