ユニバーサルデザインとは

更新日:2023年03月01日

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ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは、万人(Universal)のための設計(Design)思想です。
社会には、性別、年齢、職業、身体能力、身体特徴、国籍、人種、趣味、性格、知識、嗜好など、いろいろな特徴をもった人がいます。また、それぞれの人々も、けがや病気などによる身体的な変調や環境変化などの影響で常に同じ状態を保っているわけではありません。
そうした多様な人々の要求を広く考慮し、多くの人が自立して安全、快適、安心に暮らせる環境や建物、製品、サービス、情報などを計画・実行することがユニバーサルデザインの思想です。
ユニバーサルデザインの基本概念は、ノースカロライナ州立大学併設の研究機関、センター・フォー・ユニバーサルデザインのロナルド・メイス所長によって提唱されました。メイス所長が唱えたユニバーサルデザインは、下記の7原則で構成されています。

ユニバーサルデザインの7原則

  1. 多くの人々に使いやすく、市場性をもつ(公平な実用性)
  2. 幅広く個人の好みや能力に対応できる(柔軟性)
  3. 経験、知識、言語能力、集中力に関係なく使える(簡単で直感的に使える)
  4. 周囲の状況や利用者の知覚能力にかかわらず、必要な情報を効果的に提供する(感覚でわかる情報)
  5. 誤りや意図しない行動に対し、事故や有害な結果を最小限に抑え、事故や間違いで生じる危険を最小限にする(エラーへの対応)
  6. 最低限の疲労で効果的かつ快適に使える(少ない肉体的労力)
  7. 体格、姿勢に関係なく利用できる(利用しやすい大きさと空間)

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