エコドライブに取り組もう!

更新日:2023年03月01日

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エコドライブとは

 「エコドライブ」とは、燃料消費を抑え、地球温暖化防止につなげる「運転技術」や「心がけ」のことで、安全運転にもつながるので、人と環境とお財布に優しい運転方法です。

 例えば、エコドライブによって燃料消費を10パーセント改善することができれば、CO2排出量と燃料代も同時に10パーセント抑えることができます。

エコドライブ10のすすめ

『エコドライブ10のすすめ』とは、エコドライブ普及連絡会が、エコドライブとして推奨すべきポイント10個をまとめたものです。

1 自分の燃費を把握しよう

エコドライブは自分の燃費を把握するところから始まります。

自分の車の燃費を把握することを習慣にしましょう。日々の燃費を把握すると、エコドライブの効果が実感できます。

 車に燃費計が装備されている場合は、メーターパネルなどで平均燃費や瞬間燃費を確認することができます。また、燃費計が装備されていなくても、ガソリンの給油量走行距離のメーター(ODOメーターやトリップメーター等)の数字から燃費を計算することができます。

2 ふんわりアクセル「eスタート」

発進するときは、穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう(最初の5秒で、時速20キロメートル程度が目安です)。日々の運転において、やさしい発進を心がけるだけで、10%程度燃費が改善します。焦らず、穏やかな発進は、安全運転にもつながります。

3 車間距離にゆとりをもって、加減速の少ない運転

 走行中は、一定の速度で走ることを心がけましょう。車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなり、市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化します。交通状況に応じて速度変化の少ない運転を心がけましょう。

4 減速時は早めにアクセルを離そう

信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。そうするとエンジンブレーキが作動し、2%程度燃費が改善します。また、減速するときや坂道を下るときにもエンジンブレーキを活用しましょう。

5 エアコンの使用は適切に

 車のエアコン(A/C)は車内を冷却・除湿する機能です。暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをOFFにしましょう。たとえば、車内の温度設定が外気と同じ25度であっても、エアコンスイッチをONにしたままだと12%程度燃費が悪化します。また、冷房が必要なときでも、車内を冷やしすぎないようにしましょう。

6 ムダなアイドリングはやめよう

 待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際は、アイドリングはやめましょう。
10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を消費します。また、現在の乗用車では基本的に暖機運転は不要です。エンジンをかけたらすぐに出発しましょう。

7 渋滞を避け、余裕を持って出発しよう

 出かける前に、渋滞・交通規制などの道路交通情報や、地図・カーナビなどを活用して、行き先やルートをあらかじめ確認しましょう。たとえば、1時間のドライブで道に迷い、10分間余計に走行すると17%程度燃料消費量が増加します。さらに、出発後も道路交通情報をチェックして渋滞を避ければ燃費と時間の節約になります。

8 タイヤの空気圧から始める点検・整備

 タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう。タイヤの空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します。また、エンジンオイル・オイルフィルタ・エアクリーナエレメントなどの定期的な交換によっても燃費が改善します。

(注意)タイヤの空気圧は1カ月で5%程度低下します。

9 不要な荷物はおろそう

 運ぶ必要のない荷物は車からおろしましょう。車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。たとえば、100キログラムの荷物を載せて走ると、3%程度も燃費が悪化します。また、車の燃費は、空気抵抗にも敏感です。スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときには外しましょう。

10 走行の妨げとなる駐車はやめよう!

 迷惑駐車はやめましょう。交差点付近などの交通の妨げになる場所での駐車は、渋滞をもたらします。迷惑駐車は、他の車の燃費を悪化させるばかりか、交通事故の原因にもなります。迷惑駐車の少ない道路では、平均速度が向上し、燃費の悪化を防ぎます。

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