「ESCO事業」による省エネ改修事業を実施しました
大穂庁舎及び谷田部交流センターを対象に「ESCO事業」による高効率空調設備への更新や照明のLED化等の省エネ改修を実施しました。
いずれもの施設も、設置から30年以上経過し、老朽化した設備を使用していたこともあり、改修前後で対象設備におけるCO2排出量が半分以下になるなどの事業成果を得られました。
CO2排出量推移(対象の空調・照明のみ)

改修内容

大穂庁舎3階会議室
・熱源設備の更新(灯油焚から電気式への更新を含む)
・パッケージエアコンの設置(大穂庁舎)
・照明設備のLED化更新
・キュービクルの更新(大穂庁舎)
・節水栓の設置
エネルギー使用量等
事業実施前(H29) | 事業実施後(R5) | |
灯油購入量 | 31,500L | 0L |
電力使用量(空調のみ) | 279,551kWh | 195,536kWh |
電力使用量(照明のみ) | 174,013kWh | 54,748kWh |
光熱水費(施設全体)(注) | 19,156千円 | 9,684千円 |
(注)光熱水費は、当時の請求金額を合算し算出しています。事業実施後の光熱水費の削減は、電力の自己託送事業による電力購入量の減少も要因となっています。
「ESCO(Energy Service COmpany)事業」について
・民間事業者のノウハウを活用し、既存の空調設備や照明設備を省エネルギー改修
・省エネルギー改修に係る経費を光熱水費の削減額で捻出
・事業者は、事業による省エネルギー効果を保証
・事業者は、設備改修の設計・施工から運転管理・維持管理、省エネルギー量の計測・検証まで包括的なサービスを提供
(注)契約方式により、運転管理・維持管理のサービス提供を含まない場合があります。
関連ページ
市が実施する全ての事務事業における、温室効果ガスの排出量削減等のための措置に関する計画です。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境政策課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7591
更新日:2024年12月18日