低炭素モデル街区の整備

更新日:2023年03月01日

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コミュニティ型低炭素モデル街区の整備

低炭素モデル街区(葛城地区)

区画分けされた敷地内に家が並んでいる低炭素モデル街区のイメージ

つくばエクスプレス沿線にある葛城地区では、「つくば環境スタイル“SMILe”を具現化する住民主導の『サスティナブルコミュニティ』構想の推進に関する協定」などを基に、低炭素モデル街区の整備をすすめ、太陽光パネル・蓄電池・HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)設置の戸建て住宅175戸とBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)設置マンション3棟が建設・入居が進んでおります。

これまで、この街区では、街区の省エネ効果のモニタリング、超小型モビリティコミュニティシェアリング実験などを行ってまいりました。

今後は、街区内の自転車歩行者専用道路にソーラーパネル付きのシェルターを設置するほか、環境配慮型小中一貫モデル校が平成30年度に開校にむけ準備をすすめており、このように街区全体で、低炭素なまちづくりが行われています。

低炭素モデル街区(島名地区)

つくばエクスプレス沿線開発地区「田園都市・島名」では、環境モデル街区として、連続した緑地空間や環境負荷軽減を図る道路整備など「環境にも、人にもやさしいまちづくり」を進めています。
この街区では、街並みガイドラインを策定し、緑地に囲まれた歩行者専用通路の整備や各住戸への植樹を統一で整備することにより、自然の空気の流れを上手に活用し外気温を下げる工夫など、機器に頼らない省エネルギー対応による二酸化炭素排出量削減もまち全体で取り組んでおります。

また、環境性能が最高ランクとなる住宅「LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅(注釈)」も建てられております。

(注釈)LCCM住宅は、市内の国立研究開発法人建築研究所(つくば市立原1番地)が、LCCM住宅に関する技術の開発・研究をリードしてきました。本市としても、つくば市発の研究成果として、また、低炭素社会の先進的なエコ住宅として、LCCM住宅が普及するよう、つくば環境スタイル“SMILe”の取組に位置づけて、低炭素モデル街区モデル街区だけでなく、市内住宅の低炭素化を目指しています。

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