議会用語解説

更新日:2025年10月10日

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用語 よみかた 解説
委員会 いいんかい 本会議における審議の予備的審査や調査などを行うために設置される内部機関であり、以下の3種類があります。
1 常任委員会:本会議から付託された議案の審査や、市の事務に関する調査などを行う委員会
2 議会運営委員会:議会の運営方法についての調査、協議などを行う委員会
3 特別委員会:特定の問題の調査・審査を行うために必要に応じて設置される委員会
意見書 いけんしょ 地方自治法第99条の規定に基づき、市の公益に関することについて、議会の意思を意見としてまとめた文書で、国会又は国、県などの関係行政庁に対し提出するものです。意見書の案は、議員又は委員会が提出し、本会議でその可否を決めます。
一般質問 いっぱんしつもん 議員が、広く市政全般にわたり、執行機関に対して、報告や説明を求めたり、疑問をただしたりすることをいいます。
会期 かいき 議会が会議を行う期間(開会日から閉会日まで)のことです。会期の日数は、定例会開会後に議決により決定します。つくば市議会では、令和6年4月から、定例会の会期を概ね1年とする通年議会を導入しています。
会議録 かいぎろく 市議会の活動経過を記録するとともに、会議公開の原則により、住民に会議の内容を公開するために作成されています。本会議会議録は、地方自治法第123条の規定に基づき、また、委員会の記録は、委員会条例第60条の規定に基づき、作成が義務付けられています。
会派 かいは 政治上の主義や政策を同じくする議員が集まり、政治活動を行うことを目的として結成するグループをいいます。つくば市議会では、所属議員3人以上の会派を交渉会派としており、議会運営委員会に委員を選出することなどができます。
会派代表質問 かいはだいひょうしつもん 会派が、地方公共団体の行政全般にわたり政策上の問題について会派を代表して行う質問で、議会運営の円滑化と市民の市政に対する理解を深めることを目的として行われます。
毎年、2月定例会議にのみ行われ、一般質問と区別するため、大局的見地から政策や市政方針について質問されます。
議案 ぎあん 議会の議決を得るために、市長や委員会・議員が提出する案件をいいます(例:条例の制定・改廃、予算の決定、決算の認定、意見書の提出)。
議決 ぎけつ 議会で議案などに対し(可否)賛否を決定することで、意思決定の内容により、次のような種類があります。
可決(否決):予算、条例、契約、意見書、決議など
認定(不認定):決算
承認(不承認):専決処分
同意(不同意):人事案件
採択(不採択):請願
※その他、法律上定められた、議会への諮問事項への答申(人権擁護委員の推薦など)
決議 けつぎ 議会の意思を表明するもので、政治的効果を期待し、あるいは議会の意思を対外的に表明することが必要である等の理由でなされる議決のことです。
採決 さいけつ 会議に宣告した表決に付する問題に対して、議長が出席議員に賛否の意志表示を求め、その各別の意志を集計することをいいます。
質疑 しつぎ 議員が、議案等に関し、討論、表決の前に、執行機関に疑問点をただすことをいいます。
執行機関 しっこうきかん 地方公共団体の事務を管理、執行する機関のことをいいます。(市長、行政委員会等(教育委員会、農業委員会、選挙管理委員会及び監査委員など))
上程 じょうてい 本会議で議題として取り扱うことをいいます。
条例 じょうれい 地方公共団体が自治立法権に基づいて定める自主法です。条例の制定・改廃は、原則として議会の議決により成立し、長の公布により効力が生じます。条例案の議会への提案権は、市長だけでなく、議員と委員会にも与えられています。
審議 しんぎ 本会議の付議事件について、説明を聞き、質疑し、討論をし、表決するといった一連の過程のことをいいます。
審査 しんさ 委員会において、付託を受けた議案、請願等を論議し、委員会としての結論を出す一連の過程のことをいいます。
請願 せいがん 国や地方公共団体に意見や要望を述べることをいいます。地方自治法第124条の規定により、市議会に請願する場合は、市議会議員の紹介により請願書を提出しなければならないとされています。提出された請願書は常任委員会などで審査した上で、本会議で採択か不採択を決定し、その結果を請願者に通知します。
全員協議会 ぜんいんきょうぎかい 市政上の重要な問題について検討するために議員全員が集まって開かれる会議です。議員全員で行うもので、その限りでは本会議と同じですが、法令に基づくものではないため、 議案などの審議・審査は行わず、市長などの執行機関から説明を受けたり、意見を述べたりします。
陳情 ちんじょう 特定の事項について利害関係のあるものが、国又は地方公共団体等に実情を訴え、処置を要望することです。請願と異なり議員の紹介は必要としません。なお、つくば市議会では、原則として、陳情の写しを議員に配付します。ただし、議長が特に必要と認めた陳情については審議方法など、請願と同様に取り扱います。
定足数 ていそくすう 議会において、有効に議題を審議し、決定するために必要とされる出席者の数のことをいいます。
地方自治法において、議会は、議員の定数の半数以上の議員が出席しなければ、会議を開くことができないとされています。
定例会 ていれいかい 方議会の会議のうち、付議事件の有無にかかわらず、定期的に招集されるものをいいます。地方自治法により、毎年、条例で定める回数を招集することとなっており、つくば市議会では、条例で年1回(通年議会)と定めています。
また、つくば市議会の定例会において開く会議の種類は、以下のとおりです。
1 開会会議:定例会の招集により開く会議
2 定例会議:定例的に開く会議
3 緊急会議:市長又は議員からの請求に基づき、緊急に開く会議
4 閉会会議:定例会議の閉会に際し開く会議
答弁 とうべん 本会議及び委員会などで、議員の質疑又は質問に対して、市長、教育長や関係部局長などが回答や説明などを行うことをいいます。
討論 とうろん 本会議及び委員会において、議員が、質疑の後、採決の前に議案に対する賛成か反対かの意見を表明することをいいます。
表決 ひょうけつ 議会の意思決定に個々の議員が参加するための手段で、議題に対して賛成又は反対の意思表示をすることをいいます。
付託 ふたく 議案等について、本会議での質疑が終結した後、さらに詳しく検討を加えるために、所管の常任委員会などに審査を託すことをいいます。
本会議 ほんかいぎ 定例会において、議員全員で構成する会議のことをいいます。本会議では、議案等の審議や、議決機関としての最終意思の決定(議決)などを行います。定例会のほか、必要に応じて臨時会も開かれます。
予算内示会 よさんないじかい つくば市の各部局が議員に次年度予算案の説明をする場のことをいいます。次年度予算の審議が行われる2月定例会議の前に行うもので、つくば市議会では、予算決算委員会で行います。

 

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