つくば市長公式ブログ2025年2月

更新日:2025年04月15日

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2025年2月

2月3日【令和7年度予算案ができました】

令和7年度の予算案を議会に説明しました。今年のテーマは「価値ある未来へつなぐ予算」。一般会計は 1,273億円(前年度比+14%)、全体では 約1,934億円 です。
主な取り組みとして、道の駅や茎崎給食レストラン、芸術文化創造拠点の整備 など、地域の特性を活かした事業を進めます。また、児童発達支援センターの整備、アフタースクールモデル事業、ユースクリニックの設置 など、こども・若者の支援を充実させます。もちろん、高齢者・障害のある人の支援、行政窓口のデジタル化、生物多様性つくば戦略 など、多様な施策を展開します。
つくばの未来を見据え、まち全体の価値を高めるため、議会の皆様とともにしっかり議論し、実現へ向けて進めていきます。ちょっと文字が多いですが、ぜひ概要の資料もご覧ください。

2月4日【高齢者×電動アシスト自転車】

研究のスライド

筑波大学との共同研究でつくば市の高齢者電動アシスト自転車購入補助事業の効果検証を行い、貴重なデータが得られました。
この研究を主導してくれたのが、筑波大学大学院尾藤皓太朗さん。市内の高齢者の利用状況や行動変容を詳しく分析し、政策の方向性を示してくれました。

・外出頻度の向上
69歳以下では健康維持、80歳以上では車・公共交通の代替として活用されています。特に前期高齢者(65~74歳)では継続的な利用が見られています。

・運転免許返納後の移動手段としての可能性
利用者の15%が免許返納後の移動手段として活用。今後、公共交通施策との連携にも期待が持てます。

実は、昨年も同じ研究をしてもらい、そのデータを踏まえて、対象年齢を70歳以上から、65歳以上に引き下げています。今回もデータと、聞き取り等をふまえて制度をさらに改善していく予定です。ひとりでも多くの高齢者が安心して移動できる環境を整えていきます!

2月4日【全国小学生バドミントン選手権で好成績!】

ハルトノバドミントンスポーツ少年団の皆さんとの記念写真

ハルトノバドミントンスポーツ少年団の皆さんが、全国小学生バドミントン選手権で団体戦5位、ダブルス3位になったことを報告してくれました。
この年代はまだ生来の体力差がある中、パワーのある相手に対してスピードと粘りで戦っていったそうです。さらなる飛躍を期待しています!

2月5日【教育と福祉の壁を超え、こども政策を推進しています】

こども政策推進アドバイザリー会議の様子

こども政策推進アドバイザリー会議を開催しました。
今年度だけでも4回目、教育長と私が必ず出席し、李アドバイザリーの進行のもと、教育・福祉・こども分野の壁を超えた連携と具体策について、じっくり時間を使って協議しています。

・個別の困難ケースの改善に向けた実践
・スクールソーシャルワーカー(SSW)の連携強化・研修
・こども支援のためのより良いデータベース構築
・体験格差・若者支援策の推進

などなど。

広く深い知見のある李アドバイザリーの助言を受けながら、既存の施策では対応が難しい課題にも挑戦し、こどもたちの未来のために意義ある変化を生み出しています。

2月5日【科学の甲子園ジュニア全国優勝!】

生徒の皆さんとの記念写真

並木中等教育学校の 西端奏子さん、則包陽光さん、村井秀次郎さん を含む茨城県チームが「科学の甲子園ジュニア全国大会」で総合優勝! 筆記も実技も強みを活かした役割分担をしながら好成績を出したそうです。
3人とも日頃から気になることがあると「なんで?」とまず問い、問いをそのままにせずに家庭や学校で学びを深めているとのこと。まさにつくばの教育大綱が掲げる「問から始める学び」をデフォルトで実践してるんですね。未来の科学者たちのさらなる挑戦に期待!

2月6日【つくば市消防職員がインドで防災指導を実施】

現地で指導する汐見主査の様子

つくば市消防本部の汐見優主査が、インド・ピンプリチンチワッド市で防災講義や実技指導を実施した報告をしてくれました。
急成長を遂げる工業都市で、日本の防災経験を伝えた報告を河川氾濫リスクの見える化や、都市開発に防災減災の視点を取り入れる重要性を伝えると同時に、火災救助や河川での救助技術を指導し、現地の消防職員と意見交換も行いました。
汐見主査は、インドの成長の勢いと熱意に圧倒されつつ、成長段階の都市だからこそ、最初から開発の中で防災の視点を入れておくことに意義があると思うと感じたとのこと。
国を超えて防災の知見を共有し、持続可能な都市づくりに貢献してきてくれたことは頼もしいですし、得た学びをつくばでの防災にも還元してもらいたいと思います。

2月7日【市長・区長サミットを開催】

市長・区長サミットでの意見交換の様子

今年のテーマは 「多種多様な自治会運営」。
谷田部地区の渡邉周一さんから電子回覧板導入の経過報告、桜地区の一色喜美子さんから 区会での男女共同参画の推進について、とても示唆の多い事例発表。私からは 3期目の公約事業についてお話しし、地域とともに挑戦を続ける思いをお伝えしました。
その後は活発な意見交換。連合会長の小原さんから「区長はもっと地区相談センターを使って。相談すればちゃんと動いてくれるから」とのありがたいお話もありました。
終了後、電子回覧板を早速導入したいという区長さんもいらっしゃったようです。自治会の形は多様でも、「地域をより良くしたい」という思いは一緒。地域で汗を流している皆さんの取り組みを応援しながらまちづくりを進めていきます!

2月8日【谷田部小学校150周年】

谷田部小150周年式典壇上の様子

谷田部小学校150周年記念式典に出席しました。1875年の創立以来、多くのこどもたちが学び、地域とともに歩んできた谷田部小。記念事業自体を学びの場にしようと、児童たちが「未来宣言」をしたり、地域や歴史について学び発表していたことが印象的でした。
私の公約にも入れていますが、谷田部小の老朽化した校舎の再建築に向けて、周辺の市民ホールや体育館を学校の体育館と共有する新しいモデルについて、すでに校長先生や、PTAのみなさん、区長さんたちと議論を始めています。
地域と学校が連携し、これからの学びの場をどう作るか、これからこどもたちを交えて一緒に考えていきます。

2月8日【筑波山梅まつり開幕!】

梅まつりをPRするつくば観光大使のみなさん

筑波山のふもとに春の訪れを告げる「筑波山梅まつり」が開幕しました!約1,000本の白梅・紅梅が咲き誇る絶景の中、香り豊かな梅の花を楽しめます。
「梅は寒苦を経て清香を発す」と言います。困難を乗り越えながら、未来に花を咲かせるのはまちづくりも一緒。ぜひ筑波山の自然と春の訪れを満喫してください!

2月8日【みんなでがんと向き合う挑戦】

HiStar'Snow★Tsukubaの皆さんとの記念写真

HiStar’Snow★Tsukuba(代表:照井美穂さん) 主催の「第3回 みんなで向き合うがんロコモウォーク」!梅まつりから駆けつけ、ウォークには間に合いませんでしたが、がん経験者やご家族のお話をじっくり聴くことができました。
特に、こどもを亡くされた親御さんのお話は涙を抑えられません。 そこに生きる意味を見出し、歩み続ける姿には多くを考えさせられます。だからこそ、がん患者やその家族が安心して集える居場所が必要だとあらためて感じました。
今年度から市でも少し支援をし、照井さんたちはレモンテラスというがんカフェを運営してくれていますが、さらに相談を続けていて、来年度から新たな支え合える場所づくりに取り組むことを考えています。つくばが、がんと向き合う人にとって、少しでも優しい街になるよう、みなさんとともに歩んでいきます。
超蛇足だけど、ロコモチェックとして、椅子から片足で立ち上がる動作をやったところ最難度をクリアできてうれしくて、こういうことがあると筋トレがんばろとか思う。

2月9日【吉沼マルシェ、食と酒の祭り開催!】

吉沼マルシェでの内坂お囃子会によるお囃子の様子

食と酒の祭り、吉沼マルシェに行ってきました!年6回の開催で、地域のにぎわいづくりに貢献していただいています。内坂神輿会の皆さんも登場し、活気あふれるイベントでした!寺田会長のファッションも素敵だし、浦里さんの甘酒も最高。
まちかどチャレンジショップでは、美味しいコーヒーとベーグルを堪能しました。 さらに、R8学校の皆さんが蜜蝋ラップ体験を実施。蜜蝋ラップって恥ずかしながら知らなかったのですが、手の温度でピタッと密着し、使い捨てラップ不要の持続可能なスグレモノ!
次回のマルシェも楽しみです!

2月9日【豊里ゆかりの森美術館 オープン記念展第3回】

ゆかりの森美術館前での記念撮影

第3回美術展覧会「森と絵画の出会い」 が始まりました!日本画を中心とした色彩豊かな名品の数々を、自然あふれるゆかりの森で楽しめる特別な展覧会。野堀さんのコレクションを、筑波大学の太田先生が監修されとてもすばらしい展示になりました。
お声に応えて会期もこれまでよりもずっと長くしたので、ぜひお越しください!

会期:2025年2月9日(日曜日)~3月25日(火曜日)
会場:豊里ゆかりの森美術館(工芸館内)
入場無料
お問合せ:029-847-5122

2月9日【四季の祭典 文化芸術の力でつくばを豊かに】

ステージでの詩吟発表の様子

市民ホールやたべでつくば市文化協会「四季の祭典」が開催されました。日舞、民俗芸能、詩吟、剣舞、詩舞など、多彩な演目で、滞在は短くともまさに文化の力を感じる時間でした。
会場では文化協会の田中会長や桃井さんとも意見交換。日常的な創作活動によって幸福度が上がるという文化庁のデータ等を踏まえれば、行政としてもっと積極的に関わるべきだと思っています。市としての支援をさらに充実させるための対話を続けていくことを確認しました。
文化芸術はまちの活力の源。市民の皆さんとともに、つくばの文化をさらに盛り上げていきます!

2月9日【長屋門の未来を考える】

つくばスタイル館でのシンポジウムの様子

つくば建築研究会の市民シンポジウム。つくば市には200以上の長屋門が残っており、その活用が大きな可能性を秘めています。今回のシンポジウムでは、全国の事例を学びながら活用に向けて議論を深めました。
特に、「もん泊」という、長屋門をリノベーションし、宿泊施設として活用する構想には可能性を感じています。歴史ある空間を生かした滞在型観光は通常とはちがう付加価値をもたらします。事業所や地域拠点として活用するアイデアもあり、他地区の事例から学ぶ事が多くありました。
建築の専門家と地域が協力し、具体的な取り組みとなることをとても楽しみにしています。

2月10日【TX の通学定期料金、ついに引き下げへ検討中!】

首都圏新都市鉄道株式会社・渡邊社長と市長の記念写真

首都圏新都市鉄道の渡邊良社長が訪問してくださり、東京方面延伸やTXが20周年を迎えるにあたっての意見交換を行いました。つくば市としても、TXの歩みを振り返りながら、この節目を盛り上げていきます。
そして、以前から沿線自治体で連携して要望していた通学定期料金の引き下げについて、前向きに検討していただいていることに感謝をお伝えしました。詳細は今後発表されると思いますが、TXが沿線の未来を見据え、家計の負担軽減に取り組んでくださることは、つくばにとっても大きな前進です。
これからも連携を深め、より便利で住みやすいまちづくりを進めていきます!

2月11日【金村別雷神社の「らいじんさまの節分祭」】

「らいじんさまの節分祭」開会式の太鼓演奏

上郷市街地活性化協議会のみなさんが企画されたマルシェやステージイベントで、境内は大いに賑わいました。豆まきでは景品付きの縁起物も!常総市の神達市長率いる「神達バンド」の特別出演や、まちづくり学校の屋台出店など、新しい試みも素敵です。
私の掲げる「持続可能な15分都市」の実現に向けて、上郷地区がより住みやすく、楽しい街となる願いを込めて私も豆をまきました。

2月12日【次世代に誇れる給食センターが完成!】

桜給食センターの外観

市内の児童増加に対応するため、1日7,000食の調理能力を持つ新しい桜給食センターが完成しました。
職員とは「次世代に胸を張れる施設にしよう」と話し、建築研究所の専門家の方たちからもアドバイスをいただきました。ガスコージェネの排熱利用、施設内発電、太陽熱給湯システム、生ごみ処理機などを活用し、環境に配慮した持続可能な設計です。
そして、何よりも大切な、安心・安全でおいしい給食を安定的に提供できるよう、確実な衛生管理体制を整備しました。つくばの給食センターでは初めて炊飯機能も持たせました。
さらに、つくばの花であるホシザキユキノシタの色をモチーフにした施設の外観には調理工程を表し、こどもたちが給食に興味を持てる工夫も。この場所からつくばのこどもたちの食と育ちを支えていきます。

2月12日【ハンズフリーのチケットで障害のある人の移動を支える実証実験】

スマホに搭載されたハンズフリーチケット

障害のある人がより安心して公共交通を利用できる仕組みを検証する実証を行っています。今回は、つくば駅から筑波大学病院内のスタジオWITへ向かう障害のある当事者に同乗しました。

・移動が最大の壁
あまり知られていないことですが、障害のある人の余暇活動の最大の課題のひとつは「移動」です。家族の送迎が難しければ、外出そのものを諦めることも多く、移動手段の確保は大きなテーマです。もちろん、余暇に限らず、あらゆる活動で。

・ハンズフリーチケッティングで安心を
今回使った仕組みは、ビーコンとスマホが連動し、タッチやチャージも不要で運賃や施設利用料を自動精算できます。普段送り迎えをしている保護者の方はお子さんについて、「お金の管理が難しいので、一人で公共交通はなかなか使えないけど、この仕組みなら安心できる」と話していました。

・スーパーシティとしての挑戦
この技術は、障害のある人だけでなく、こどもの移動支援などにも活用できる可能性があります。誰もが移動しやすい未来を目指し、世界のあしたが見えるまちへ向けて挑戦を続けます。

2月14日【つくば出身の経営者が、未来の挑戦者を支援】

目録贈呈の様子

株式会社Qonseptの林建一社長から、企業版ふるさと納税として100万円のご寄附をいただきました。昨年に続き、2年連続です。
林さんはつくば市出身で、 私と同じ並木FCでサッカーをして育ちました。今ではキャプテン翼から生まれた南葛SCのスポンサーも務め、スポーツとテクノロジーの両方で挑戦を続けています。
そんな林さんが、つくばのスタートアップ支援とSTEAM教育のために貴重な資金を託してくれることをとても嬉しく思います。つくばから未来を切り開くこどもたちをともに育てていきます!

2月14日【第一生命様から3年連続のご寄附!】

第一生命の皆様

第一生命保険株式会社つくば支社の山崎支社長から、企業版ふるさと納税として50万円のご寄附をいただきました。ありがたいことにこれで3年連続のご支援です。
第一生命のみなさんとは健康増進の分野でも連携を進めており、現在、がん検診受診率向上に向けた施策について意見交換を行っています。市民の健康と未来のために、取り組みを深めていきます。

2月14日【「私のデータはどうなるの?」への取組み】

懇話会で発言する市長

つくば市プライバシー影響評価制度(PIA) 検討懇話会で、約2年にわたる議論の集大成として「最終とりまとめ」を受け取りました。
ん、PIAって何? と思いますよね。これは、スマートシティの取り組みを進めるためにとても大切な仕組みなんです。
たとえば、「このサービスを使うと、私のデータはどうなるのかな?」と気になったことはありませんか。
PIAとは、新しいサービスやシステムが個人情報をどう扱うのかを事前にチェックし、リスクを評価する仕組みのこと。市民がそのサービスを利用するかどうかの判断材料にもなります。
今回、国の委員もやられている専門家と市民によりとても充実した内容のとりまとめをしてもらいました。つくば市は全国に先駆けて、この制度づくりを進めており、今後政府の会議でも紹介予定です。
これからも「安心してデータを活用できるまち」を目指していきます。
 

2月14日【篠塚新副市長が就任!】

篠塚副市長、松本副市長と市長

議会で、篠塚英司氏を副市長に専任することが同意されました。
長年市役所で活躍し、経済部長・総務部長を歴任。仕事の推進力はもちろんのこと、部下の面倒見も良く職員からも慕われていますし、議員のみなさんからも立場を超えて信頼されていて、会派室ではみなさん歓迎してくれていました。
今後の市の重要事業である道の駅や工業団地開発などにも手腕を発揮しつつ、各分野で松本副市長と役割分担をしながら、市の発展に向けて尽力してもらいます!

2月15日【つくばの安全・安心を守る防犯コンサート】

防犯コンサートの様子

つくば安全安心まちづくりコンサートへ。茨城県警察音楽隊やELF EDUCATION THE ARTSの子どもたちが素晴らしい演奏を披露するとともに、防犯の大切さを伝えるクイズ等で盛り上がりました。

・つくば市の課題:自動車盗全国トップ
残念な状況ですが、つくば警察署長のお話では、特にランドクルーザー・プリウス・アルファード が狙われていて、鍵をかけるだけでは持っていかれてしまうそうです。物理的なハンドルロック等を活用してほしいとのこと。

・市と警察、地域が連携して防犯強化
防犯サポーター活動の推進など、市としても警察と連携しながら地域のみなさんと協力し、防犯のための活動を進めていきます。

2月15日【つくばSDGsパートナーズ交流会を開催】

つくばSDGsパートナーズ会員交流会会場で参加者と交流する市長

つくばSDGsパートナーズ会員やSDGs推進に関心のあるみなさんが集まり、「つくばSDGsパートナーズ会員交流会」を開催しました!
私は冒頭のみの参加でしたが、半年間の社会課題解決ワークショップ「SDGs TRY」応用編の最終報告が行われ、つくばで実際に進められている取り組みが共有されました。参加者のみなさん自身が地域の課題にどう関わるかを考えるきっかけになったと思います。
SDGsの17番目のゴールはなんでしたっけ?と聞いたら、速攻で小さい子が手を挙げて答えてくれました。未来は明るい!

2月18日【「ディールつくば」オープン間近!つくば駅直結の新たな複合施設】

「ディール」外観

大和ハウスが進めるつくば市吾妻20街区の「ディール」がほぼ完成し、内覧にお声掛けいただきました。
この施設は、市の要望を受けてくださり、オフィスだけでなく、商業施設も併設し、飲食店やクリニックなどが入居予定で、駅周辺の利便性がさらに向上します。
また、これも要望を受けてくださり、吾妻小学校周辺の環境に配慮しながら、回遊性を高めるデッキの接続してくれています。つくば駅直結の立地を活かし、市民や企業が交わる拠点としても、中心市街地の新たなスポットとしても稼働が楽しみ!

2月18日【都市の未来を語る、建築・都市DX国際会議】

建築・都市DXセミナーの集合写真

国土交通省主催の「建築・都市DX国際会議」に登壇し、つくば市のスマートシティの取組を発信しました。都市のデジタル変革が、これからのまちづくりをどう変えるのか—国内外の専門家と活発に議論し、多くのヒントを得る機会となりました。
OECDのCFE局長のラミア・カマルシャウイ氏との会談では、私が参画しているOECDチャンピオンメイヤーの取組について意見交換し、4月にパリで開催されるOECD会議への招待を受けました。今回は議会日程が重なり出席できませんが、つくばとして貢献できる形を模索し、連携を続けていきます。
さらに、和泉洋人東京大学特任教授の特別講演では、人口減少社会におけるDXの必要性がデータで明確に示され、つくばの挑戦が「待ったなし」であることを再認識。村上敬亮デジタル庁統括官からは、「サービスは需要サイドで規定される」という視点が示され、つくばで進める「場所から人へ」という考え方と重なる部分が多いことを実感しました。
つくばは「世界のあしたが見えるまち」を掲げ、技術の実装を一歩ずつ前進させています。今回の議論も都市づくりに生かしていきます。

2月19日【つくば市×株式会社デベロップ 災害時協定を締結!】

「HO電話 R9 The Yard つくば」の前での記念撮影

つくば市と株式会社デベロップは、災害時に移動式宿泊施設を提供する協定を締結しました!
今回市内にオープンする 「HO電話 R9 The Yard つくば」 は、平時はビジネスホテル、災害時には 「レスキューホテル」 として被災者や支援者の宿泊施設に活用されます。部屋が独立しているため、例えば通常の避難所では避難が難しい障害のある人がいるご家族などに使っていただくことが想定できます。
市民の安心・安全を守るため、今後も多くのパートナーと連携し、防災対策を充実させていきます!

2月19日【水戸証券様から4年で1,020万円のご寄附!】

水戸証券の皆様

水戸証券の 魚津亨副社長から、企業版ふるさと納税として200万円のご寄附をいただきました。これで4年連続、総額1,020万円ものご支援をいただくことになりました。
ご寄附先として、つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業(スマトラ) をご指定いただいており、先端技術を市民の暮らしへ届けるための大きな力になります。本当にありがとうございます。

2月26日【パリ2024金メダリスト木村敬一選手が来庁!】

金メダリスト・木村敬一選手

パリ2024パラリンピックで2つの金メダルを獲得した、東京ガス所属のパラ競泳選手・木村敬一さんが、市役所に結果報告に来てくれました。
筑波大学附属視覚特別支援学校の出身で、5大会連続でパラリンピックに出場し、通算10個のメダルを獲得。その努力と挑戦に心から敬意を表します。つくば市でもパラスポーツの普及をしようと動いていますが、実は水の中は健常でも障害があっても同じ状況を作りやすいという木村さんの言葉には気づきがありました。
茨城パラスポーツ協会も設立され、今後つくば市でもパラスポーツの体験イベントを増やしていく予定です。木村選手の挑戦が、多くの子どもたちに勇気を与えることを期待しています。

2月28日【県内初!つくば労働者協同組合が設立】

つくば労働者協同組合の皆様

県内初の労働者協同組合として『つくば労働者協同組合』を設立した宇津野さん、中島さん、猪瀬さんが報告に来てくれました。
労働者協同組合というのは、組合員が出資し、経営に参加しながら自ら働く協同組織で、2022年に新たな法律が施行され、設立が可能になりました。
今回、御三方は上郷地区の農業の担い手不足を解決するために設立され、10haの圃場を管理し、休耕地の再生や人材育成にも取り組みます。
私も数年前に、労働者協同組合の先進地であるスペインのモンドラゴンやイタリアのエミリア=ロマーニャ州を視察し、その知見を活かして、つくば市でも昨年度からセミナーや補助制度を実施してきました。こうしてまず設立の成果が出たことをうれしく思います。
「つくば労働者協同組合」という第一号ならではの素晴らしい名前とともに、これからの農業を支える新しい挑戦。地域の力で育む農業の形に期待が高まります!

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室秘書課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7623

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