つくば市長公式ブログ2023年12月

更新日:2024年02月01日

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2023年12月

12月29日【つくばで第九】

ステージであいさつする市長

今年もつくばの年末の風物詩である「つくばで第九」が行われました。
シラーの「歓喜に寄せて」は“人々が愛し合い、手を取り合える喜び”をテーマとし、自由と平等、抑圧からの解放などを描いている作品です。その詞にベートーヴェンが音をつけた魂の叫びとも感じられる楽曲は、戦争・紛争・迫害・分断と、言葉にならない出来事が多い時だからこそ演奏を続ける価値がより増すのだと思います。
チケットは完売で当日券は無しの満員のホールで、すばらしい演奏に拍手が鳴り止みませんでした。

12月15日【ごみ出し問題の解決へ、国内初のロボットによる支援】

ロボットが持ち主の後をついていく様子

「高齢者だけで暮らしていて、重たいごみ袋を出すのがもう無理」という全国的な課題があります。
その解決に向けて、つくばのスーパーシティ構想で自動追従ロボットによる運搬支援の実証を始めました。国内初の取組です。
ごみ袋を載せたロボットが自動で人についてきて、自宅からごみ集積所まで運搬してくれます。ロボットは、筑波大発のスタートアップ企業であるDoogの製品です。
利用した方からは「だいぶ楽になった」との声が聞かれました。使いながら課題を洗い出して、日常的に使えるものにしていきます。

12月10日【国の脱炭素先行地域に選ばれました】

この度、つくば市は環境省の脱炭素先行地域に選定されました。インフラ投資のために今後5年間で最大50億円の交付金が国から支給されることになります。
今回選定を受けた計画では、つくば駅前エリアでグリーンなエネルギーを安価かつ安定供給をすることで、脱炭素を希求するスタートアップやオフィスなどの業務系施設の誘致を推進します。
グリーンなエネルギーの安価・安定供給がオフィス誘致にどうつながるの?と思われる方もいると思います。ここ数年、特に外資系ではグリーンなエネルギーが調達できるかどうかがオフィスを展開する際の大きなポイントとなってきているのです。国内企業も時間の問題で、このような転換が進んでいくでしょう。実際、共同提案者の常陽銀行の研究学園都市支店やBiViの大和ハウスグループのように、先行して再エネ100%を実現している企業もつくば駅前にはあります。
具体的に何をやるのかというと、中心市街地に既にある共同溝を活用した電気の送電網の構築、廃食用油や魚油等の地域資源の有効活用、環境負荷の低い水素の混焼可能な熱電併給(コージェネ)の導入などを行います。
選定されるまでには、環境政策課の職員たちが尽力してくれました。また、市内の多くの専門家のみなさんにもアドバイスをいただきました。今後もつくばの強みを活かしながら、市民や企業のみなさんとともに取組を進めていきます。

12月3日【つくば市流星台スケートボードパーク初の大会開催!】

草木ひなのさんと市長

流星台スケートボートパークで、第1回 World Skate Japan 茨城県連大会が開催され、50名のスケーターが「パークスタイル」で各々の滑りを披露しました。年齢制限なし、男女混合、茨城県内の方限定という参加資格でWorld Skateパークの採点基準にのっとった本格的な大会です。DJが会場を盛り上げつつ、真剣に少年少女が競技している隣のゾーンでは大人がゆるく練習してたりしててすごくいい雰囲気でした。
市内のマサケンさんでトレーニングを積み9月にアジアチャンピオン、10月には世界大会2位になったつくば市出身の草木ひなのさんも応援に駆けつけて下さいました。来年のパリ五輪でのご活躍を期待しています!

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