つくば市長公式ブログ2023年7月

更新日:2023年09月05日

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7月26日【人口増加率で全国1位になりました】

政令市をのぞく一般市の中で、転入超過数が2年連続で全国最多となったことに加えて、今回の調査で人口増加率も全国のすべての自治体の中で1位となりました。
これは、つくば市が「選ばれるまち」となっていることがイメージやスローガンではなく数字で示されており、一定の意義があることだと捉えています。
人口増の主な要因としては、子育て世帯がTX駅近辺に転入を続けていることがありますが、特に令和4年中は新型コロナウイルス感染症の影響で控えられていた国外からの外国人の転入が再び活性化したことによる一時的な影響も大きいと分析してします。
人口が増えるということは、可能性と同時に課題も増えることになります。今後もランキングに一喜一憂することなく、持続可能で包摂的な都市を市民とともに創る努力を続けていきます。

7月18日【宇宙飛行士候補者の諏訪理さんと米田あゆさんが来庁】

諏訪さん、米田さんと並ぶ市長

JAXA宇宙飛行士候補者の諏訪理さんと米田あゆさんが市役所に来てくれました。
市民の皆さんからの応援メッセージもお見せしましたが、寄せ書きは8月18日まで市役所1階で募集しているのでぜひエールを送ってください。
「どんと来い」というチームができるよう、つくば市も全力で応援していきます!

7月4日 【宇宙飛行士に「おかえりなさい」と言えるまち】

壇上で挨拶する市長

JAXA筑波宇宙センターが開設50周年を迎え、先月記念式典にご招待いただきました。式典では、SF作家の八島游舷さんや、研究者/宇宙飛行士の毛利衛さんが宇宙や未来のお話を魅力的に語ってくれました。
私が初めて宇宙の生の話を聞いたのは中学生の時で、1992年のエンデバー帰還時に毛利宇宙飛行士が学校に来てくださっての講演でした。講演の後、私は手を挙げて「チャレンジャー号の悲しい事故があった。同じスペースシャトル型へ搭乗することは怖くなかったですか?」という質問をしました。毛利さんは「怖いというのはどういうことだと思いますか?」と逆に問いかけ、続けて「怖いというのは、わからないということです。チャレンジャー号の事故については、Oリングという部品が寒さで硬くなり正常に機能していなかったことが原因であると分析され、その対策も講じられていた。だから私は怖くなかった。それが科学の力です」というお答えをされました。
記憶の中なので一言一句正確ではないですが、そんなに違っては無いと思います。科学のまちの市長として仕事をする上で、毛利さんのこのメッセージは私の中で今もとても大きな意味を持っています。
筑波宇宙センターという類まれな拠点が有り、宇宙飛行士が帰還まもなく学校で講演してくれるというつくばの環境は贅沢です。先日若田宇宙飛行士がつくば市の「若田宇宙飛行士、おかえりなさい」という横断幕をツイートしてくださっていて、私もそれを引用しながら「宇宙飛行士に心からおかえりなさいって言えるまちっていいよなあ」と思いました。そして、そんな科学のまちの恩恵を同じように受けた諏訪理さんは数十年後夢を叶え、米田あゆさんとともに宇宙飛行士候補となりました。
今回の式典に先だって、小学生が50周年を記念した絵はがきを応募してくれたり、式典には数多くの中高生約100名が参加してくれたりと、未来を担う世代が一緒にお祝いしてくれました。宇宙でも、別の分野でも、次の世代がつくばで受けた刺激からそれぞれの場所で活躍できるよう、市も今進めているSTEAM教育はじめできるだけ多くのきっかけを作っていきたいと思います。

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