つくば市長公式ブログ2021年9月

更新日:2023年03月01日

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9月30日 筑波会議閉会

筑波会議2021のポスター

9月21日から開催されていた筑波会議が本日閉会しました。

筑波大学をはじめとする教育・研究機関・企業・団体などが参加し、「Inclusive Innovation for New Normal」をメインテーマに、ノーベル賞受賞者とのセッションなど30を超えるセッションが実施されました。市のセッションには私も登壇し、スマートシティの取り組みについて、市民も交えディスカッションを行いました。

新型コロナウイルスの影響で急遽すべてオンラインとなりましたが、会議には60を超える国・地域から3,700人を超える人が参加するなど、非常に多くの方に視聴していただきました。

閉会式では、「筑波宣言」が発出され、「壁を越えた協働の重要性」や「権力に対して真理を語り、より若い世代の声を届けること」、「地球規模課題の解決策は人間中心で包摂的でなければならないこと」、「科学に関する相互のコミュニケーションを約束し、それによって社会変革に参加すること」などが宣言されました。

新型コロナウイルス感染症の影響により、我々の生活様式や社会は大きく変化しました。だからこそ、多様な分野の人達と協力し合い、この局面を一緒に乗り越えていきたいと思います。

社会課題解決型ワークショップ「SDGsTRY」3年目スタート

オンラインワークショップ「SDGsTRY」の様子を映した写真

「SDGsTRY」は、リディラバのみなさんのコーディネートで市民が身の回りの社会課題を発見し、チームを作り解決策の実践を目指すプログラムです。今年は初めて10代の参加があったり、女性参加者が60%を超えるなどSDGsが着実に広まり注目度が高まっています。

つくばには当然様々な課題がありますが、それを皆で考え、その解決に向けて仲間と実践していくプロセスは、課題にただ不満を言っていた頃よりもずっと楽しいと聞いたことがあります。

「つくばSDGsパートナーズ」も日々会員が増え、現在は103団体・351名にまでなってきました。今回も多くの活動を楽しみながら進めてもらえればと思いますし、パートナーズへの新たな皆さんのご参加もお待ちしています。

9月11日 「やさしいにほんご」で防災講座

「やさしいにほんご」を使った防災講座の様子を映している写真

にほんごでおしゃべり!プロジェクトチーム主催の「やさしいにほんごで考えましょう 地震と防災」がオンライン開催。一番新しい数字で、つくば市には133か国、9,700人の外国人の市民がいて、20代・30代が半分以上で、子どもを育てている人も多くいます。

市役所でも13の言語で相談できる「つくば市外国人相談窓口」を作ったり、「英語」「中国語」「韓国語」に加えて「やさしい日本語」のホームページを作成して情報を伝えるよう取り組んでいますが、それでもまだ足りていません。おしゃべりのプロジェクトチームの皆さんのような活動は本当に心強いものです。

そして、この日は防災士の水谷 浩子さんによる防災のお話。普段からつくば市政の色々な場面で大活躍している地域のリーダーですが、ご自身がスイスで暮らしたときの不安だった経験などを踏まえ、つくばの外国人の皆さんへの支援もしてくださっています。

母国から離れた地で災害が来ても、できるだけ不安を感じずにいられるように備えてもらいつつ、日頃から地域の人とつながることで、つくばに来たことに安心感と喜びを感じてもらえるようなまちを目指しています。

9月1日 ヤングガンズグループから「青い羽根のいえ」の送迎用車両をいただきました!

寄付いただいた銀色の車を背にして並ぶ会長と五十嵐市長の写真

つくば市では、家庭環境の影響で困難を抱えるこどもに、安心できる居場所を提供し、孤立を防ぎ、生活習慣を身に付け、貧困の連鎖の防止を目指す取組「青い羽根のいえ」事業を行っています(場所は非公表です)。

これまでもヤングガンズグループのクラル会長からは青い羽根のいえのこどもたちに、手作りのお弁当を届けてもらったりと支援をいただいていましたが、今回は送迎に必要な車両のご寄付をいただきました。

こどもの将来が生まれ育った環境によって左右されることのないよう、そして貧困や格差が世代を超えて連鎖することのないよう、社会全体で支えていく必要がありますし、こうしてご支援いただけることが本当にうれしいです。ありがとうございました。

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