つくば市長公式ブログ2021年3月

更新日:2023年03月01日

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毛塚副市長退任

花束を抱えて笑顔を見せる毛塚副市長

4年間の取り組みを通して、新たな市政の立ち上げ期から2期目の軌道に乗せるまで支えてくれました。

その活躍は国内外に知られ、Forbesの世界を変える30歳以下30人、いわゆる30 under 30への選出や、世界経済フォーラムのグローバルシェイパーへの選出といった形でつくばの価値を高めることに大きく貢献してくれました。

もちろん、目立つ外向けの仕事ばかりではありません。地域にも積極的に入っていき、お酒を飲んだり神輿を担いだりしながら、課題を見つけ次の動きにつなげてくれました。ここ数日、多くの市民が毛塚副市長に挨拶をしたい・感謝のひと言を伝えたいと訪れていて、いかにつくばに根を張り、地域の人に愛されたかを改めて感じます。

最後までプロフェッショナリズムを貫き、感染リスクを考慮し本人の意向で退庁の見送りは無し、どうしてもやるなら最小の人数でということで限定しました(見送りは定時後にやっています)。

当初より1期4年の約束を果たしての退任となりますが、これだけ結果を出してまだ30歳。間違いなく今後の日本、そして世界を形作っていく一人です。一緒に仕事ができたことは私にとっても誇りであり、多くのことを学ばせてもらいました。

誰よりも仕事をしてきたので、まずは少しゆっくり羽を休めてもらいたいと思います。そして今後も、ぜひつくばにも思いを寄せてもらい、立場は変わっても力を貸してもらえればと考えています。

大瀬良アドバイザー退任

大瀬良アドバイザーと並ぶ五十嵐市長

大瀬良アドバイザー退任にあたり感謝状を送りました。3年間にわたり戦略的な広報やシティプロモーションについてアドバイスをしていただきました。

「世界のあしたが見えるまち」のロゴデザインや「つくばSDGs やさしさのものさし」による啓発にはじまり、車中泊の可能性を示し全国紙の1面にも取り上げられるなど注目をされた「つくばVAN泊」、つくばの先進的な取り組みを紹介する「Tsukuba Tomorrow Labo」の構築、さらに職員の広報力向上のための研修など、本当に多くの広報・プロモーションに貢献をしていただきました。

大瀬良アドバイザーが起業した、定額で世界を旅しながら働くHafH(ハフ)も急成長スタートアップとして注目され、今や世界36カ国に拠点を持っています。つくばと世界をつなぐために、今後も応援をしてもらえればと思います。

3月29日 防犯ブザーをいただきました

ブザーを持つ常陽銀行の支店長と五十嵐市長

常陽銀行つくば市役所支店から2,700個の防犯ブザーの寄贈をいただきました。毎年全新入生分をいただき本当にありがたいです。安全な登下校のために使ってもらうとともに、防犯教育にもつなげていきたいと思います。

3月28日 『田倉三匹獅子』、36年ぶりの復活!

地面の上で三匹の獅子たちが舞を踊っている様子

江戸時代から田倉集落に伝わってきた市指定無形民俗文化財「田倉の三匹獅子」が、36年ぶりの復活。ここに至るには多くの人の思いとタイミングが重なりました。

きっかけは3年ほど前。子どもの頃に舞を教わった最後の世代である現保存会長の三谷誠氏が復活を考え、不明となっていたお囃子の音源を探して豊里相談センターへ問合せをしてくださりました。

しかし、文化財課で庁内や県、ACCS等を広く探しましたがその時は音源は見つからず。 同じ頃に上郷地区活性化協議会の小久保会長などからも復活をさせたいというお話を伺い、手がかりを探していました。

そんな折、令和元年の夏、前会長のご子息の大塚誠氏から、「自宅倉庫で昭和58年前後のビデオテープを発見したので市に寄贈したい」とすごいタイミングで連絡を受けます。

ここから三谷さんに繋ぎ、保存会再興が動き出し、中央囃子会の倉持親方などとも連携していき、保存会の皆さんが工夫と練習を重ねいよいよお披露目となりました。元より疫病退散の願いが込められた三匹獅子を現代のコロナの状況にアレンジした舞にすっかり見入ってしまいました。

さらに嬉しかったのは、ここに吉沼地区の協議会の皆さんもご一緒できたことです。もともと田倉は吉沼村でした。開始前には、田倉八幡神社の本社となる吉沼八幡神社でご祈祷をし、お披露目には吉沼の協議会の皆さんも参加しました。

周辺市街地の取組が、確実に形になり始めています。地域の皆さんが主役になり地域を創っていく取組を、市としても引き続き全力で応援していきます。

3月28日 かやまるこども園竣工式

かやまるこども園竣工式で壇上で会場に向けて話す古谷野理事長

かやまるこども園の竣工式に出席しました。こちらでは実際に触れ合い、手間や時間をかけることを大切にしていて、畑での野菜作りや、親子広場の図書コーナーに絵本を充実させるなど、豊かな育ちにつなげる環境が用意されています。

そして感銘を受けたのが古谷野理事長の姿勢です。こどもに関係することはなるべく自分でもとの強い気持ちで、すでに保育士免許、調理師免許、大型自動車二種免許を取り、現在は通信制で早稲田大学に在学し幼児教育への学びを深めているとのこと。

自ら学び続ける教育者としての姿は、こどもたちにも必ずいい影響をもたらすと思いますし、大いに刺激を受けました。

3月26日 北条に「iriai Tempo」オープン!

またひとつ新しい拠点が生まれました。北条大会議でアイディアが出され、市のR8コンペティションで採択されたものです。代表の橋永さんや北条街づくり振興会の皆さんを中心に、ワークショップや実際の作業を繰り返して古民家を再生しました。店舗、コワーキング、地域のたまり場として使われます。

中に入ってみて、そのセンスと完成度の高さにしびれました。ゆったりした空間の中に、目利きが選んだ素敵な商品が並び、調度品や陶芸が静かな存在感を放っています。そして、たまり場の居心地が本当に良かったです。

3月22日 両JAからご寄付いただきました

寄付の米・野菜・目録を持って並ぶJAの方と五十嵐市長、副市長

つくばの子どもたちのためにと、JAつくば市から、つくばこどもの青い羽根基金への10万円、つくば市産玄米600kg、JAつくば市谷田部からは10万円の寄付とつくば市産野菜1年分のご寄付をいただきました。

こうして、つくばの子どもたちを地域の皆さんが支えてくださる輪が広がっていくことが本当にありがたいです。青い羽根学習会の事業や、みんなの食堂で大切に使わせていただきます。

3月19日 松本玲子副市長選任(3月議会)

議会で挨拶するマスクをした松本副市長

4月1日から毛塚副市長の後任として松本玲子公室長が副市長に就任することを、議会に同意していただきました。これまで都市計画やつくばエクスプレス沿線開発、つくば市東京事務所でのシティプロモーション、環境モデル都市の認定などに携わり、近年はつくば市で女性初の市長公室長として5年間務めてきてくれました。

「女性は伝票処理とお茶汲み」と言われた時代に入庁しながらも、男女分け隔てなく働ける環境を切り開き、結果を出してきた先駆者です。

組織に多様性を持たせながら事業を推進させていく力があることはもちろんのこと、危機管理にも長け、私にも常に先回りをして事業推進のためのリスク回避策等を助言をしてくれるなど、文字通り市役所の総司令塔として活躍をしてくれています。

つくば市はもちろんのこと、県内ではプロパーの女性職員が副市長となるのは初とのことですが、これまで同様に松本副市長としてのスタイルを貫いてもらえればと思います。経験豊富な飯野副市長とともに、今後も職員一丸となって、市民の幸せを市民と「ともに創る」市政運営に臨んでいきます。

3月17日 異業種交流会を行いました

オンラインで異業種交流会を行う五十嵐市長

つくば市発のスタートアップ企業3社と関心を持つ市民や学生とのオンライン異業種交流会。「SteraVision(ステラビジョン)」はLiDARで、「テクノハイウェイ」は画像認識、「 Optech Innovation(オプテックイノベーション)」は計測技術と、異なる分野でそれぞれ革新的な取組をしています。

異なるものが交わることでイノベーションが生まれるわけですが、つくばの強みはそれを起こし得る「密度」にあるので、今後もこういう機会はどんどん増やしていきます。

3月17日 災害時の電源供給の協定を締結しました

トヨペットとオンラインで協定を締結する様子

茨城トヨペット株式会社・損害保険ジャパン株式会社と協定を結び、災害時に両者が持つPHV(プラグインハイブリッド)車4台をつくば市が無償で借りられることになりました。車両から電源が取れるため、停電した際の避難所や医療的ケアが必要な家庭へ派遣することができます。

ちなみに車両1台でスマホは4000台分充電でき、LEDランプ、電気ストーブ、炊飯器を同時に利用できる容量とのことで、緊急対応には大きなプラスですし、移動可能な電源ということがありがたいです。

3月11日 「節目の10年」に思う

正月の交流会で市民と会話する五十嵐市長の写真

東日本大震災から今日で10年。市庁舎でも14時46分に館内放送を流し黙祷をしました。

ここ数日「節目の10年」という言葉をよく見かけます。被災当事者が気持ちを切り替えたり区切りをつけようとする意味で使うことはあっても、行政側が「10年経ったから」という理由で支援を止める理由にはならないと考えています。

つくば市には現在も、198世帯、477人の人が被災地から避難し暮らしていて、市としてもできるかぎりの支援を続けています。故郷に戻られる方もいれば、つくばや周辺の地に定住する選択をされた方もいらっしゃり、それぞれに難しい判断だったのだと思います(写真は毎年行っている正月の交流会です。令和元年以前に撮影)。

今後も確実に災害は起こり続けます。複合災害も起こるし、今回の感染症のように避難の前提に根本から影響を与えるような事象もあります。「災害に強いまち」という言葉はしばしば使われますが、具体的にできることは何かを考え、実践していきます。

お亡くなりになられたすべての方のご冥福を心からお祈りします。

3月9日 沼尻産業のつくばゲートウェイ落成式に出席しました

沼尻産業のつくばゲートウェイ落成式に参列した来賓全員でテープカットを行う様子

つくばゲートウェイが、キリン専用の物流拠点として稼働を開始します。沼尻産業は、茨城県の商工会長やつくばの商工会長を長年勤め、つくばの経済に大きく貢献してきた沼尻博会長から引き継いだ沼尻年正社長により、総合物流ソリューション企業として大きく成長を続けています。社員も周囲も大切にする社風そのままに、テープカットは来賓61人全員で行いました。

沼尻産業には、コロナワクチンの輸送、さらにはまちづくり会社への出資といった大変重要な役割も担っていただいています。今後も関東有数の企業として大きく地域経済を牽引していただきたいと思います。

3月8日 桂不動産から100万円のご寄付をいただきました

桂不動産の方から目録を受け取る五十嵐市長

新型コロナウイルスの対策支援として、桂不動産株式会社の渡邉宗明社長から100万円のご寄付をいただきました。医療従事者支援、物資確保、経済対策等の事業に有効に活用させていただきます。

つくば有数の不動産事業者である桂不動産の皆さんには、つくば市のSDGsパートナーズにもご登録いただき、フードロス対策の事業でのご支援や、SDGsラッピング自動販売機の設置など、とても積極的に取り組んでいただいています。

持続可能なまちづくりのためには、理解ある事業者の存在は不可欠です。引き続きまちづくりのパートナーとして活躍していただきたいと思います。

小田城も盛り上がっています

常陸小田城親衛隊の会の皆さんと並ぶ五十嵐市長の写真

「常陸小田城親衛隊の会」の河村兵庫代表はじめ皆さんが活動報告に来てくださりました。

会では小田城の歴史ひろばでの解説ボランティア、企画展示や勉強会の開催、広報紙「こぶしかわら版」の発行などの活動を通して、小田地区の魅力を伝えてくださっています。

来年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に小田氏の始祖八田知家も取り上げられるので、期待も高まっています。市でも地域の皆さんとともに取組を進めます。

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