つくば市長公式ブログ2020年12月

仕事納めでした。皆さまの様々なご協力に心から感謝しています。そしてあまり身内を褒めてはいけませんが、1年間前例のない状況で職員は本当にがんばってくれました。年末年始も感染症対策を中心に仕事は続き、気持ちもなかなか休まりませんが、節目は節目なので簡単に掃除し、ちょっとスッキリしました。

公認会計士の高橋博之氏と前市議会議長の神谷大蔵氏がつくば市監査委員に就任されました。昨年9月に選任された石川氏とともに、つくば市監査委員3人の新たな顔ぶれが揃いました。

前任の委員からは、つくば市の将来を真剣に考えているからこその様々なご指導、ご意見をいただきました。新監査委員からも私たちの行政運営をチェックしていただき、気を引き締めて取り組んでいきます。

新型コロナウイルス感染症で厳しい状況にあるつくばのお酒を応援しようと職員が企画し、庁内でつくばの地酒、地ワイン、地焼酎の購入希望を募りました。370本を超える注文で、売上も110万円を超えました。

つくばのお酒のレパートリーの広さと魅力を改めて感じた職員も多いようで、これを機に今後地元の酒屋さんなどでも買うようになったり、飲食店でも積極的につくばのお酒を注文することにつながっていけばと思います。

私は5本注文しました。自宅でもなかなかゆっくり飲むことができない日が続いていますが、年末年始に少しずつでもいただきたいです。

「世界のあしたが見えるまち」を実現するため、私が2期目の市長選挙で掲げた135項目のマニフェストについて、実現に向けた事業内容やスケジュール等を示したものです。

公約事業の進行については、1期目と同様に、市民・議会・企業等と行政がパートナーとして、ともに事業に取り組み、対話を通じて事業を着実に進めていきます。忌憚のないご意見・ご提案をお寄せください。

令和2年12月17日の深夜、ユネスコ政府間会議において、「伝統建築工匠の技」の無形文化遺産登録が決定しました。つくば市内に事務局を置く「日本茅葺き文化協会」が保存する「茅採取」も、木造建造物を受け継ぐための伝統技術の17件の内の一つとなっており、市からも、協会に祝辞をお贈りしました。

市内の団体が世界に認められたことは、大変うれしく、誇らしいことです。環境との共生や文化財の継承とも深く関係する協会の活動に敬意を表し、つくば市も文化財や伝統文化の保存と活用をより一層進めていきます。

（補足）掲載画像は日本茅葺き文化協会からご提供いただきました。

飯野副市長を議会で再任していただきました。飯野副市長は、議会で「4年前にイエスマンにならないと言ったが、今後もそれを続けていく」と挨拶してくれました。

実際にこの4年間、飯野副市長から様々な角度からブレーキを掛けるべき提言を受けたり、調整をしてもらいました。私も提言の通りにすることもあれば、話した結果通すこともありますし、時にお互い強いやり取りもしています。

4年前から変わらず思っているのは、私の周りがご機嫌伺いばかりになれば市はとても危うい方向性に行ってしまうということです。幸いにして飯野副市長はもちろん、毛塚副市長も松本公室長も遠慮なく異論を言ってきます。引き続き市政発展に努力していきます。

新議長には小久保議員、新副議長には皆川議員が、つくば市政初めて選挙が行われず満場一致で選ばれました。これまで議長選挙は一大イベントで、改選期には多くの時間が掛かっていましたが、今回はすんなり決まりました。お二方の議会内での信頼と、神谷前議長・山本前副議長が作ってきた、政争ではなく健全な政策論議への雰囲気の結果だと思います。新人の方も6人加わり、より積極的な議論が進みそうです。

改選後最初の議会があり、2期目の所信を申し上げました。誰もが幸せを感じながら、よろこびと誇りを持って暮らし続けられる「世界のあしたが見えるまち」を、市民や議会の皆さんと「ともに創る」ことに全身全霊を注いでいきます。

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