つくば市長公式ブログ2020年3月

更新日:2023年03月01日

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3月19日 議会最終日

市長が議会の演壇で話す様子

令和2年度予算について全会一致で可決していただきました。また、市内のホテル・旅館・飲食店向けの経済対策についての補正予算も可決されました。

さらに、「持続可能都市宣言」を行いました。これまでつくば市では持続可能都市ヴィジョンの表明や議会でのSDGs推進議決などを全国に先駆けて行ってきており、県内唯一のSDGs未来都市にも選定されています。SDGsパートナーズや多くの事業が少しずつ市民に広がってきており、「自分たちがまちをつくる」という動きが生まれています。今回の議会ではさらに、持続可能都市に向けて議会としてもより積極的な活動をする旨の決議がされました。これらを踏まえ市としても宣言をしました。皆さんと一緒に持続可能都市に向けた活動をさらに進めていきたいと思います。

3月17日 保育園を視察しました

たくさんの園児に囲まれた市長が、園児と目線を合わせて話す様子

社会全体がコロナと立ち向かっているのですが、その基盤を支えてくれている保育の現場がどうなっているかを見せていただくために、トッポンチーノ保育園を視察しました。徹底した対策がされていました。保育士の皆さんは本気でこどもたちをどうやって守るか、ということを考えに考え抜いていることを心強く感じるとともに、ここまでがんばってくださっているのだから保護者としてもより協力が必要だと思いました。既に市から各保護者に依頼は送っていますが、検温を確実に実施し、お子さんや保護者に37.5度以上の熱がある際や呼吸器症状がある場合は登園をお断りすること等をお願いしています。

それ以外にも学びの多い視察でした。トッポンチーノ保育園はモンテッソーリ教育をベースにこども一人ひとりの興味関心を引き出し伸ばしていることが特徴です。こどもたちが興味のある道具などを自分で選びものすごい集中力で取り組んでいる様子は感心しましたし、異年齢の縦のグループで多くのことが行われていました。

大変な環境にありながら努力されている、すべての保育や教育に関わってくださっている皆さんに心からの敬意を払い感謝します。本当にありがとうございます。

3月10日 つくば駅前にサイクリスト向けの自転車組立スペースをオープン!

観光案内所の入口前で自転車と一緒に立つ市長の様子

つくば駅前の商業施設「BiViつくば」1階の観光案内所内に自転車組立スペースを新設しました。コインロッカーが隣接していて、荷物を預けて手ぶらでサイクリングに行くことができます。輪行可能なつくばエクスプレスを利用してつくばに来訪されるサイクリストの皆さん、ぜひご活用ください。

3月8日 市内の経済影響を視察しました

道路をまたぐように立つ筑波山の大きな鳥居の様子

公務が全てキャンセルになった日曜日、朝から一日掛けて筑波山から中心部、牛久沼近くまで、ホテル・旅館・宴会場等へ行き経営者や支配人から新型コロナウイルスの影響を聴いて周りました。もちろん担当課にも調査を指示していますが、緊急事態にはそこからは見えない温度感を把握することが大切です。

歩いて把握した経済への影響は深刻です。3月の団体客はすべてキャンセルの場所が多く、4月も既にキャンセルが続々出ています。影響額も規模によりますが既に数百万〜1億を超えるところまであります。そんな中でも、「雇用はなんとか守りたい」という経営者が多く、ワークシェアなどでアルバイトの給料も出せるように工夫しているところもあり、ありがたいです。ただ、東日本大震災の時は復旧や復興の動きがありましたが、今回は終わりも見えないし、あの時以上に深刻さを感じるという声も多くあり、このまま続けばとても厳しいというのは皆さん口を揃えていました。

コロナウイルスの影響と同じくらい、経済的苦境に陥り生活ができなくなる人が続出することが心配です。経済の影響は、最も弱い立場にいる人が最も先に受けることになります。国にはかつてないレベルでの徹底的な経済対策をお願いしたいのと同時に、市のレベルで何ができるか考えていきます。

学童保育を視察しました

公園で市長が子どもたちとサッカーをしている様子

こどもたちは元気いっぱいに走り回ったり工作や読書をしたりと思い思いに過ごしていました。館長や指導員に話を聞いてもそれほどストレスなく過ごせているようで安心しました。公園では一般来館のこどもたちがサッカーをしていたので参加してきました。

3月6日 学園の森児童クラブを訪問しました

休校で希望登校中の放課後には変わらずこどもたちの元気な声が響いてました。学校での生活について聞いてみると「自分で時間割作ってやれるので楽しい」「春休みの宿題もう終わっちゃった」など。ここでも衛生管理は徹底していましたし、掃除もみんなでテキパキやっていました。ちなみに登録児童数239名に対し、3月6日時点で利用数120名、利用率50%です。もし学校が開かずに朝から学童で受け入れだったら支援員の確保もできず運営は不可能だったとの声もありました。平時とまったく同じではないにせよ、市民生活が極端な影響を受けずに続けられているのは先生方はじめ多くの皆さんの尽力のおかげです。

第19回チャレンジアートフェスティバルinつくば

「チャレンジアートフェスティバル・イン・つくば」と描かれた縦長の看板が立てられた様子

今年は、新型コロナウィルス感染症対策のため、例年行っている舞台発表は中止し、作品展のみの実施でしたが、258点ものすばらしい作品が展示されていて見応えがありました。

アルス会館入口には、今年、有限会社ホリケン様から筑波銀行の寄贈サービス付きCSR私募債「地域の未来応募債」を通じて御寄附いただいた自然生クラブ制作の看板が飾られています。こちらも迫力ある作品です。

この展示は、「きて みて しって」をテーマに、筑波技術大学の伊藤三千代准教授が監修されています。順路を設定せず、自由に作品を鑑賞することができるオープンスペースもすてきでした。リサイクルをテーマにした作品も何点かあり、そういった意識が芸術を通して浸透されるというのも素晴らしかったです。

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